楽しい計画停電の過ごし方

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あの計画停電の時、みなさんはどのように過ごされましたか?

私はちょうど那須の山小屋に滞在中でありました。

人によっては大変不便な思いを強いられたはずなので、不謹慎な発言だとは思うのですが、私にとっての計画停電はそれはそれは楽しゅうございました。


「今日は夕方5時から計画停電だって・・・」

インターネットで停電の正確な実施情報を仕入れておくのが、まず最初のステップです。

明るいうちに食事の下ごしらえを済ませ、今夜の分の薪を用意し、手ぬぐい持って温泉へ行くのです。

日没と共にローソクの明かりで入浴させてくれる温泉があるので、キャンドルナイトのお風呂を楽しみます。

湯けむりの向こう。

ぼんやりと神秘的に揺らめく明かりが体をトロトロにほぐし「いつも以上に効く〜」

帰宅してテーブルのキャンドルを灯し、古いラジオもつけてみる。

余談を許さない原発のニュースがエンドレスで続いている。

聞けば聞くほど不安になるので、ニュースは止めてお気に入りの音楽を流してみましょう。

そしてゆっくりワインを味わってみるのです。


   夜は長い

   PCもTVも使えぬ夜

   無くしたものを問うてはみたけど

   窓から月は笑うだけ・・・


キャンドルと月明かりのせいで、いつもの夕食がこんなにも五感を刺激するとは驚きです。

視覚の感覚刺激が制限されることによって、他の感覚器官が活性化されるのでしょうか?

食事も音楽もいつもとみんな違って感じる。


いろいろと試してみたが、停電にはエディット・ピアフの歌が一番似合うみたいでしたよ。

すきま風の入る小屋、質素な食事、薪で体を暖め、ピアフの力強い声を聞く。

あれ? 今は戦時下だったっけ?

ふとデジャヴュに襲われてしまいます。

さっきまでぬくぬくと温泉に入っていたことも忘れて、自分たちがレジスタンスの地下活動に命を捧げる若き革命家の気分になって来るから不思議です。

「この革命が無事に成就する日まで、お互いの気持ちは隠しておこうね」

「そうね、私たちの本当の未来は、そこからスタートするのね」

銃声の音はだんだん近くなって来る。

テーブル越しに手を握り、見つめ合う二人。

そしてピアフは歌うのです。

私は負けない!

愛こそすべて!と・・・

(もちろんこのシチュエーションで倒すべき敵とは、T電力のことを指しているんですね。)


どうですか?

楽しい計画停電の過ごし方は・・・

人はちょっとした想像力さえ持ち合わせれば、大抵のことは乗り越えられる。

あなたもこんな<停電ライフ>体験したくはありませんか?


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by viva1213yumiko | 2012-02-17 15:42 | 衣・食・住 | Comments(0)
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