本日は6/19~24開催中の、那須ショートフィルムフェスティバルに行って来ました。
一次選考を通過した26作品から[那須アワード]を選出する小さなローカル映画祭で、今年7年目という催しです。 会場は御用邸近くの南ヶ丘牧場。 牧場でやる映画祭というのも、なんだか珍しくて楽しいでしょ? ちなみにこの南ヶ丘牧場は馬やロバにも乗れ、小動物に触れ合うこともでき、レンタル豚までいて、家族みんなで楽しめる観光牧場なのであります。 那須ショートフィルムフェスティバルは、映画やドラマの撮影時に、ロケ地のコーディネートの仕事をする[那須フィルムコミッション]というNPO団体が主催しています。 ここ那須の地では、前回お伝えした映画<テルマエ・ロマエ>の他にも<アルゼンチンばばあ>や<那須少年物語>などを担当していて、撮影時のメイキング写真展示コーナーなども用意されていました。 審査員の選ぶグランプリの他に、観客賞もあってみんなが投票できるのですが、今回観た7作品の中で私のイチオシは<壁女>という16分ほどの作品でした。 壁に張り付くことが趣味の変な女(20代くらい?)が繰り広げる恋の物語です。 <壁女>はかなりだらしない。 カップ麺を啜りながら、万年床のアパートでひとりズルズルと暮らしている。 仕事もドジばかりで、寝ぐせのまま遅刻してはいつも上司に怒られている。 付き合いも悪いので当然モテない。 しかし<壁女>、唯一の趣味を自分撮りして日々ブログに更新しているのです。 ある日、そんな彼女に応援のコメントが送られて来ます。 「張り付き方が素敵です」と・・・ <壁女>はそこからほんの少しづつ成長し始めるのですが・・・ ギャグのテンポと間が妙に面白く、会場からもクスクス笑いが出ていました。 その後の<壁女>がどうなって行くのか、なんだか気になってしまいます。 話しをもう少し膨らませて、長編映画にしてもいいかも知れません。 それにしても片付けられない女とか、まぐろ女、干物女、腐女子は聞いたことあるけど、<壁女>ってどうなの? これから流行りそうかしら? 自称<壁女>が全国で増殖し、壁張り付き写真があふれかえっていたら面白いのになぁ~ 那須ショートフィルムフェスティバル
by viva1213yumiko
| 2012-06-19 23:19
| オペラ・バレエ・映画
|
Comments(0)
|
カテゴリ
検索
最新の記事
以前の記事
2021年 11月 2020年 12月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 more... 記事ランキング
タグ
|
ファン申請 |
||