女は匂いで男を選ぶ?

巷で囁かれる都市伝説の中に<男は女を見た目で選び、女は男を匂いで選ぶ>というものがあります。

これは実際、本当なのかどうか?

何だか気になって仕方なくなったことがあります。

TVで<男の着ていたTシャツの匂いだけで、好みのタイプの男を見分ける>というような実験を見たことがあるが、実際女たちは、結構な確率で好みの異性を匂いから判断していることが分かりました。

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これはどうやらヒトのDNAに関わるものらしいのです。

DNAが、我々の持つ最も高度な情報蓄積装置の100兆倍を超える情報量を内蔵する、複製可能な情報蓄積モジュールであることは良く知られています。

だから遺伝子コードDNAとは、<何か未知の無意識レベルで、すべての生きとし生けるものの生物学的記憶の架け橋を提供している可能性がある>らしいのだそうです。

しかもDNAとは、体のどの部分から採取しても、他の体の部分の遺伝子情報を含んでいる。

髪の毛・爪・血液・汗など、私たち一人一人を構成している遺伝子の配列パターンは、常に遺伝子内部に内蔵されて、常に同じパターンを持っているということなのです。


ということは・・・

「我々は異性の好みすら、遺伝子に支配されている」って事になる?

私たちの恋愛や結婚は、DNAの巧妙な戦略の下に置かれていて、抵抗すら出来ない未知の力の賜物なのでしょうか?

やれやれ、考えてみると空恐ろしいことでありますね。


「営業部の○○君なんかさぁ、どう?イケてない?」

女子会などで、からかい気味に若い娘に尋ねると、

「ダメダメ勘弁して下さい。 あの人は生理的に受けつけませんっ!」

なんて即座にキッパリ言われるのだが、それは膨大な遺伝子情報による正確な解析が瞬時に行われている証拠でもあるわけなのですよね。

確かに視覚や聴覚と違って、臭覚からの情報は補正効果が薄い。

久しぶりに逢った彼が「前よりイケメンになった」とか、「言うことがマトモになって来た」ということはあったとしても、「アイツもだいぶ成長して、いい匂いになったじゃん」なんてありえない話しです。

大概の女子は、一度イヤな匂いと心が認識したら、どんなに知的な会話をしよううと、ボディビルで肉体を鍛え上げようと、修正不可なのだそうです。

だたの<イヤな匂いの男>として脳にインプットされ、カテゴライズされてしまうのだそうで、そのカテゴリーとはたったひとつ、<生理的にダメ>といわれるジャンルなのです。

その手の会話をする時の、彼女たちの素っ気なさ、迷いのなさには、むしろ私の方が驚いてしまうほどです。


これって考えてみると、もの凄〜いことだと思いませんか?

もの凄〜い匠の技というべきか・・・

現存する、人間の野生の動物的本能を彷彿とさせてくれます。

本来は人間も、公園デビューの犬のようにクンクン嗅ぎ回っては、相手が敵か味方か、自分より立場が上か下か、趣味思考が合うか合わないか、色んなレベルでの情報を判断出来るのではないでしょうか。

それだったら、どんなにかシンプルで生きやすい人生になることか・・・

「家柄は?」「収入は?」「家族は?」「趣味は?」「金銭感覚は?」

婚活中の女子と話しをしてみると、いらない雑多な情報に振り回され、疲れて混乱してしまうケースが圧倒的に多いのです。

こうなったら人間の本来の野生の力を目覚めさせるためにも、各種合コンではA君・B君・C君に等しくハンカチで脇の汗を拭ってもらい、それを控え室の女子に検査させた方が、カップリングの効率が上がるというものではありませんかね?


このように匂いから来る情報には、圧倒的無意識レベルでのやり取りが盛んに行われているのです。

女性は物事を全体的・直感的に認識する傾向がより強いから、臭覚から来る、この理屈にならないスキ・キライの判断がより明確だったりする。

古今東西、女の直感が恐ろしいと言われるのも、そこら辺のことを指しているんだと思いますね。

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ところで私事ですが、久しぶりに田舎から都会へ戻ると、電車の中で人間の匂いが気になり、臭くてたまらなく感じることがあります。

これは酒臭い人・タバコ臭い人・香水臭い人っていう特定のものから来る匂いではなく、自分が本当に生の人間の匂いを感じ取っているのが分かってしまう、不思議な経験なのです。


人間の匂いとは、不自然な暴力性を秘めたような、傷み始めた生肉の匂い。

野生動物は人間の匂いを警戒して、近づかないように一定の距離をとるけど、たくさんの人がひしめき合っている場所から気配を外す訳にもいかず困ります。

そんな時私は、冬眠途中の山から迷い降りたクマのように、少し混乱して不機嫌になってしまうのです。

なぜだか自分が、獣チックな新生物に進化しているんじゃないかって、しみじみ思えるそんな瞬間でもあるのです。




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by viva1213yumiko | 2013-02-28 12:17 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)
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