各国寺院見学会

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英国植民地時代のシンガポールは民族分離政策だったため、各民族は地域ごとに分かれて暮らしていたのだそうです。

現代の人々は政府の政策もあり、狭い民族意識を超えて<シンガポーリアン>という国民意識が強くなっています。

しかし、チャイナタウンやアラブストリート・リトルインディアなど、エスニックタウンは今も慎重に保存開発され、大きな観光資源にもなっています。

狭い土地に多民族が生きている。

当然各民族の宗教もすぐ近くに混在しています。

仏教・イスラム教・キリスト教・ヒンドゥー教が多いのだが、道教やタイ仏教の寺院もあるみたいです。


こんな小さな街にそれぞれの信仰がひしめき合っているというのは、何ともユニークで面白いものですよね。

八百万の神を受け入れて来た日本人ですもの、色んな人種の色んな宗教をあれこれ見学させて貰えるのは、まるで<お寺さんのテーマパーク>で遊ぶよう。

非常にワクワクしてしまいます。

我ながら「節操ないなぁ」とは思いつつ、熱心な礼拝者に失礼ないようこっそりと、<各国寺院見学会>やっちゃいました。





まずはチャイナタウンの中心にある、仏陀の歯が安置されたストゥーパを持つ仏教寺院。

成功した中国商人がさぞかしたくさん寄進するのでしょうね。

仏画も彫刻も中国人好みの赤と金ばかりでギンギラギン。
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ものすごく絢爛豪華で立派なものでした。

いかにも現世利益のありそうなこのお寺さん。

迷わず中国の長いお線香、お供えさせて頂きました。
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そして次はヒンドゥー教寺院。

ヒンドゥーのお寺は入り口で靴を脱ぐ。

お花やお香のいい香りがすると思ったら、信者さん達が集まり何やら集会をしてました。

持ち寄りのおかずやお菓子など、歌を歌いながら皆んなで分け合ってるんです。

その辺り一帯は優しく暖かい波動に包まれ、なんかすごくいい雰囲気なの。

なんだかヒンドゥー教って楽しそうでいいな。
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お次はイスラムの<サルタン・モスク>へ移動。

シンガポール最大、最古のイスラム教寺院というだけあって、堂々とした美しさにため息が出ます。
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ムスリムは全身を清めてから礼拝堂に入るという決まりのようで、広い水場が印象的。
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1階ホールが男性、2階が女性の礼拝場所で、1日5回の礼拝時間が大きくデジタル表示されてました。

イスラム教は偶像崇拝しないので、寺院の中はいたってシンプルな造り。
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床のカーペットの絵柄ひとつ分が、信者ひとりに与えられた祈りの空間です。

そこには神道や禅のような清々しさがあって、案外イスラム教って日本人好みかも知れません。





そして英国国教会のセント・アンドリュース大聖堂。

ゴシック建築なだけに、ステンドグラスが美しい。

礼拝堂には色んな言語の聖書が用意されていてさすがです。
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地元の中学生が社会見学してました。

君たちもいつかそのうち<各国寺院見学会>して欲しいな。






おまけ:偶然前を通りがかったアルメニアン教会では、とても奇妙な天使の彫刻見つけました。
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by viva1213yumiko | 2013-03-10 21:53 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)
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