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エネルギー・ヒーリング

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小さな子供がうっかり転んで、膝を真っ赤に擦りむいて、泣きべそかいてしまったら・・・

必ずやお母さんはこう言うはずです。

「痛いの痛いの、飛んで行け~!」


この言葉、まるで呪文のようです。

なぜだか分からないまま、不思議と子供は泣き止んでしまい、その場にすっくと立ち上がり、また安心して走り始めます。

「子供騙しって奴は結構効くなぁ」 「子供は単純でいいなぁ」

なんて、そんな風に思ってはいけません。

理性を獲得したはずの大人のあなたが、その分だけ純粋性を失くしてるっていう、それは他ならぬ証拠になりはしませんか?

子供ってとっても純粋なんです。

この<痛いの痛いの、飛んでけ現象>とは、母と子の安定した愛情関係の上に成り立つ、驚異の<癒しの技>と言えます。

子供の母親に対する<絶対的な愛><絶対的な信頼>が、子供の持つ自然治癒力を引き出したと考えて良いでしょう。

瞬間的に子供の治癒の力が爆発する、身近な奇跡現象とは言えないですか?

イエス・キリストもこう言ってます。

「よく聞きなさい。心を入れ替えて、幼な子のようにならなければ、天国に入ることは出来ないであろう。」

幼な子の素直な心には母の愛は癒しの力そのものです。

子供にとって母親とは、紛れもない真実のヒーラーなんですね。
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<エネルギーヒーリング>

それは遥か昔から行われて来た療法です。

<痛いの痛いの、飛んでけ療法>以外にも、患者のエネルギーを変容させるため様々な治療法が存在しています。

伝統的な部族社会では長年シャーマンたちがその役割を担って来ました。

中世の頃は魔女などと呼ばれた人々がその職能の多くを担当しました。

日本では加持祈祷する呪術師やお坊さん・行者さんですかね?

その後の歴史では、教会や政治の支配層がこの手の能力者を迫害したので、彼らはだんだん地下へともぐって行くようになりました。

近代以降は<医学>が癒しを担当するようになったので、どこか具合が悪くなれば、人は迷う事なく病院へと行きます。

病院では傷病名や症例によって、何科で診療するべきかが決定されるので、場合によってはどこの科に行っても原因不明と診断されてしまう、そういうケースが現われ始めました。

どの医者からも匙を投げられた重病患者が、ある気功師との出会いをきっかけに完全に治癒してしまった。

そんな話しが存在するのも、太古の智慧を受け継いだ伝統的シャーマニズムが、今もなお息づいている証拠なのでしょう。

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実際のところ、最近になって急に色々な流派やヒーリングテクニックが増えただけで、その本質は昔から何も変わっていないのです。

誰かがまとうエネルギーを調整して、その肉体的・感情的・精神的・スピリチュアル的な状態を変える事。

それが<エネルギーヒーリング>だと定義されています。


ヒーリングを行えば必ず何らかしらの変化が起きるものですが、それはクライアントが予想していないレベルで生じる場合があります。

ヒーリングをすれば何かが変わるので、あるレベルにおいては必ず効くとも言えるのです。

事実ヒーリングを受けて奇跡的な回復を見せる人もいます。

この種の回復は劇的なものが多く、通常の治療の法則がまるで当てはまらない神秘的な趣きがありますね。

医師が困惑し診断ミスを疑ってみたり、投薬方法を改めざるを得ないケースもあるのです。

また症状は改善したものの、完全な治癒には至らないケースもあります。

ヒーリング後も「体調には変化はないが、生活の別の面で上向いて来た」または「長年の問題が不意に解決した」という例も数多く、正にちょうど神秘的なタイミングで、その人に起こるべき事が起こったりするのです。

通常の治療が効くかどうか判断できないのと同じように、ヒーリングの影響が患者にどう出るか確実な事は言えません。

分かっているのは、それには「どうやらカルマの問題が大きく左右しているらしい」という事だけです。

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ヒーリングっていうのは、目に見えない世界で起こる現象なので、理屈ではなかなか説明し切れないですし、言葉で語っても完全に理解できるというものでもないようです。

イエスが「聞く耳のある者は、聞くがよい」と言ったのも頷ける話しです。

けれど、そこを何とか無理やり説明するとしたら・・・


私はヒーリングっていうのは<クライアント><ヒーラー><ヒーラーがアクセスする高次ソース>、この三者間で行われるある種のプロセスなのだと思っています。

高次ソース(神・宇宙・根源)に正しくリンクしないままヒーリングを施すと、ヒーラーが消耗してしまうケースがあります。

そういう意味でもヒーリングにはリスクも付きまとうのです。


だから・・・

ヒーリングって結局は<愛の行為>なんじゃないかと思うのです。

母親の真実の愛情がなければ子供の痛みは決して癒されません。

それと同じように、真実の癒しとはきっと<愛の感覚>にかなり近いんじゃないかと思われるのです。

人は純粋な愛の力に触れた時に初めて本当に癒されます。

こればかりは理屈じゃないんですよね。

<愛を信じる心><愛を分かち合う心が>人々の癒しの源泉です。

結局は、「偉大な愛のエネルギーが全てを良い方向へと導いてくれている」としか、他に言いようがないのです。


近頃お疲れ気味で「愛って何だったっけ?」なんて感じる人は、これを機にもう一度<愛の本質>ってものを思い返して見て下さいね。




by viva1213yumiko | 2014-06-06 20:24 | 美容・健康 | Comments(0)
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