呪いの見本市

a0253145_19483343.jpg

1921年、考古学者ハワード・カーターがツタンカーメン王の墓を発見した時、墓の入口にはこのような文字が記されていたそうです。

[偉大なるファラオの墓にふれた者に、死はその素早き翼をもって飛びかかるであろう]

その時からツタンカーメンの呪いは始まりました。

発見から数ヶ月後、彼のスポンサーだったカーナヴォン卿が感染症で最初に死亡し、それ以降1929年までの間に不慮の死を遂げた発掘関係者は11人。

この一連の死は、ファラオの呪いによるものだとみられています。



持ち主を破滅に導くとして有名な「呪いのダイヤ」の話しを聞いたことは?

ホープダイアモンドは元はインドの寺院の女神シータ像から盗まれたもので、僧侶が持ち主に呪いをかけたことが始まりと伝えられています。

歴代の持ち主の中でも特に有名なのが、フランス王ルイ14世。

マリーアントワネットとランバル公妃マリー・ルイーズもこのダイヤを身につけていたとされ、この3人は奇しくもフランス革命で殺される運命となりました。
a0253145_19471673.jpg


そして「27歳の呪い」というのは?

ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン、ロバート・ジョンソン、ブライアン・ジョーンズ。

多くの偉大なるミュージシャンが27歳で永眠したことから、この年齢はミュージシャンにとって「生死を分ける呪いの年」だと言われています。



名門ケネディ家の人々を襲う一連の悲劇「ケネディ家の呪い」

愛車ポルシェ550スパイダーに呪いが乗り移った「ジェームス・デイーンの呪い」

制作関係者が次々悲劇に見舞われる「スーパーマンの呪い」

キャスト4人が死亡した映画「ポルターガイストの呪い」


どれもみな実際に起こり<世界の呪い10選>に選ばれた、有名な呪いばかりなんですね〜(怖)

見事なまでの<呪いの見本市>です。

a0253145_210288.jpg


誰かの強力な想念が、遠く離れた特定の場所や人物や物質に強い影響を与える。

「そんなこともあるのかも知れないなぁ〜」って漠然とは思っていても、21世紀のこの時代、それを100%信じる人なんていないですよね。

仮に信じる人がいたとしても、それを公式に表明することはまずありません。

「私は呪いをかけられた」と裁判に持ち込み、最高裁で勝訴したって話しも聞きませんしね。(笑)

なので<呪い>とは、いつでも闇に存在しててあなたの心に対抗する、ある種の勢力だと言えるのかも知れません。


誰かを呪う。
  ↓
それは良くないことである。
  ↓
だから人を恨んじゃいけない。

って、私たちはこう教わってます。

しかし本来自然界の中において、呪いのエネルギーそのものに善も悪もないんですよね。

台風のエネルギーや地震のエネルギーに善し悪しをつけられないように、呪いも単に宇宙に存在するひとつのエネルギーに過ぎないんじゃないでしょうか?

古今東西の誰かが、かつて発した邪悪な想念(憎しみや嫉妬等)は、エネルギー体となって見えない世界にゴチャマンと浮遊してるのです。

それらは不滅の存在なので消えることなく漂い続け、いざ物質化出来るチャンスをじっ〜と伺っている訳なのです。

何らかの理由でそれらのエネルギーに共振し、引っ掛かって捕らえられ、サイキックアタックを受けること。

それがいわゆる<呪われた>状態なのではないかと考えられます。


闇の勢力ってのは無視出来ませんよ〜

大体において、悪魔の方が天使より人間にくっつきやすいんだそうです。(笑)



おとぎ話しの世界では、呪いは必須アイテムとして登場します。

呪われた王・魔法をかけられた王子・略奪されるプリンセス。

ひび割れた鏡・失われた聖杯・眠りについた城。

どれも皆、目には見えない邪悪な力のせいで、本来の生命力を失ったモノたちばかりです。

それらがいかに失われた自分の本質を取り戻すか、というのが物語のテーマとなり、我々はそこに心を動かされるんですね。


そもそも<呪い>とは、人間が太刀打ち出来ないほどそんなに恐ろしい力なのでしょうか?

それとも我々の叡智と勇気とで、<呪い>は克服出来るものなのでしょうか?

a0253145_19431252.jpg

ここでちょっと実験してみましょう。

あなたがまとうエネルギーフィールド、それをちょっと想像してみて欲しいのです。

それは今イキイキと作動してますか? 

それとも少し元気がない?

その次に、少し勇気を出してあなたの中のネガティブな面・闇の部分を覗き込んでみましょう。

あなたが抱える<罪悪感・恐れ・嫉妬・妬み>を探し当てるのです。

見つかったらそこにフォーカスし、第3者の視点でじっくり観察してみる。

そこには脈々と受け継がれて来た秘密がありませんか?

相反する矛盾が存在しませんか?

被害者意識はなかったですか?

無力感が漂っていませんか?

注意深く、優しく繊細に、集中して取り組んでみましょう。

魂のかけがいのない部分が輝き出すまで、ただひたすらそれを繰り返すのです。

というか、そのくらい自分の内側を嘘偽りなく覗く勇気がないと、呪いは簡単には解けないでしょう。

痛みを引き受ける覚悟を決めてコミットしないと、今より前に進む事は出来ないのです。


a0253145_19442457.jpg

世界中の呪いを一堂に集め、邪悪な誰かが<呪いの見本市>を開いたとしても、あなたの方にそれを受け入れる素地がなければ、呪いは結局スルーして過ぎ去って行きます。

そのように呪いの力とは、自分が癒されて行く過程で、どんどん弱まって行くものです。


呪いに対抗するには<愛>が一番良いでしょう。

正直、<愛>が最も強いパワーを持っているのです。

自分自身を愛してあげれば、他人が何をしようと、何を言おうと気にならなくなります。

愛の前では、強力な呪いも歯が立たないからです。

完璧にはほど遠い自分ではあるけど、その不完全さをも含めた自分を愛することが大事です。

暴力的なこの時代の、あらゆる邪悪なものの影響化から抜け出すためには・・・

[自分を愛すること]

これが一番効果的なんです。

a0253145_2121464.jpg

こっそりと聞きましょう。

あなたは自分の事を秘かに呪ってはないでしょうね。

何よりも恐ろしいのは、知らずに自分自身を呪ってしまうことなのです。

おとぎ話しでも一番恐ろしい最後を迎えるのは、大抵自分自身を呪ってる人物でした。


エコエコ・アザラク

エコエコ・ザメラク


知らぬ間に自分を呪わないよう、十分に注意していて下さいね。

あらゆる悲劇は、いつもそこから始まってしまうんです。




[PR]
by viva1213yumiko | 2015-09-09 12:21 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)
<< グレタイ族リポート 蜘蛛の糸 >>