あなたは何歳ぐらいまで生きたいですか? 現在、日本の平均寿命は男性80.5歳、女性86.8歳.。 男女合わせると83.7歳で、日本は世界で一番の長寿国家なのだそうです。 確かに周りを見渡してみても元気なお年寄りばかりで、明らかに日本は高齢化社会に突入してるんだなぁ〜とつくづく感じます。 80代90代の老人なんて、まだまだチョロいチョロい。 <センテナリアン>と言って100歳以上を生きる人が、今や確実に増えているのです。 世界には推定50万人以上もの<センテナリアン>がいると言われますが、その数は年々急上昇しているらしい。 日本はアメリカに次いで2番目に<センテナリアン>が多く、調査が始まった1963年当時は153名だけだったのに、1998年には1万人、2003年には2万人、2012年には5万人以上と、<センテナリアン>は短期間で倍増しているのです。 この勢いだと21世紀中に、100歳以上のお年寄りが100万人とか200万人とか、膨大な数に達してしまう見込みです。 それって凄いことですよね〜 そのような超高齢化社会になると、人々の人生観や家族観も今とは全く違って来るのは確実です。 仕事にしても結婚にしても寿命100歳に合わせて、何というか意識の心構えみたいなものが必要となります。 離婚・結婚を繰り返すような婚姻関係が当たり前になると、夫婦や家族のあり方そのものが、新しい形態を取らざるを得ません。 一人の相手と生涯結婚を維持したカップルなんて、国民栄誉賞が与えられるぐらいの名誉となるんじゃないでしょうか? マスコミが押しかけ、国から報奨金が出るくらいの、スゴい偉業です。 またお年寄りのイメージそのものも、全く違ったものに変わってしまうことでしょう。 今どきはファストフード店にもシニア世代のクルーが増えてますよね。 マニュアルにはない温かみのある対応で「むしろ癒される」と若い人たちにも好評なのだそうです。 新しいお年寄りが台頭して来れば、どんどん新しいニーズも生まれるだろうし、今後20~30年で高齢者をめぐる世の中の常識も激変するに違いありません。 それにしても100歳になった<センテナリアン>の自分を想像してみても、なかなかイメージが浮かばないんですよね。(当たり前だが) う~ん、困ったなぁ~ あっ、そうそう、そうだった! 100歳になった時の自分のイメージは、スター・ウォーズのヨーダ。 それががイイ! フォースの使い方を若者に教えられるような、そんな<センテナリアン>を目指したいです。 ところで学問的に見ると、人間は100歳よりもっと長生き出来るはずだそうですよ。 生理学の説によると、すべての動物は成熟期の5倍の生存力を持っているそうで、人間の成熟期を25歳とすれば、理屈ではその5倍の125歳まで生きられるはずなのです。 ギネスの公式長寿記録には、110歳代の現役長寿者の名前がたくさん並んでいます。 世界最高の長寿記録はフランス人のジャンヌ・カルマンさん。 その寿命は122歳164日だったそうで、泉重千代さんもビックリです。 多くの研究者たちの意見では、どうやら「人間の限界寿命は120歳前後である」という説が有力みたいです。 早稲田大学を創立した大隈重信は、人生50年と言われた明治時代に<125歳天寿説>を唱えていました。 周囲には大ボラ吹きと思われてたようですが・・・ 「人間は本来125歳までの寿命を有している。適当な摂生を持ってすれば、この天寿を全うできる。」 とし、生理学の理論に加え「精神の力が体力に克つこと」という精神論を持論としました。 「何事も楽観的にみること。怒るな、貪るな、愚痴をこぼすな。そして世の中のために働け。」 と、口癖のように言っていたそうです。 昔の大人物って、みな最終的に精神論に行き着きますねぇ〜 スピリチュアリティーが寿命論にもあらわれて来るところが面白いですね。 大隈先生は毎朝5時起床、9時就寝という規則正しい生活を送り、自らの精神論を実践していたが、結局83歳でお亡くなりになった。 しかし「人間は死ぬまで活動しなければならない」っていう彼の主張には大いに賛同したいです。 「人間は老年になるに従って、いっそう急進的になり積極的になり、不動明王のごとき火を背負うようにならねばならないのであ~る。」 と、過激にもそう演説してたんだそうですよ。 タバコを吸い続けると寿命は6年縮むらしい。 肥満は寿命を6年縮め、睡眠不足の生活は4年縮めるという。 独身の場合、男性は8年、女性は4年縮めるそうです。 寿命って大切にしないと、手のひらからどんどんこぼれおちてしまうんですね~ 人生ってやっぱり夢のようなものかも知れません。 楽しく健康に生きられれば、なるべく長生きしたいというのが人間の本望です。 生きがいを持って楽に生きれるなら、確かにできる限り長生きしたいですよね。 しかし、この「楽に楽しく」っていうのがポイントとなりますね。 何かで読んだのですが、人が人生を楽に生きて行くためには3つの<さ>が必要なのだそうです。 「3つの差」ではなく、あくまでも3つの<さ>なのですが、さあ、一体何でしょう? それはこの3つのことなんです。 優し<さ>・謙虚<さ>・冷静<さ> 「思いやりの心を忘れずに、驕り高ぶることなく、常に淡々と生きる。」 そんな風な毎日を過ごせれば、きっと健康・長寿は間違いありません。 長生きしたい欲はあるけど、それに執着することもなく、このいのちすべてをお任せしちゃうような気持ちで生きれば、それで万事良いのかな?って気がします。 「淡々と生きる」って、きっとそういうことなんだろうと思うのです。 おまけ: ジュダイ・マスターは900歳まで生き、自らの意思で肉体を消滅させたという。 いつかはきっとそういう風に死んで行きたいと思いつつ、相変わらず今生をジタバタと生きてる私であります。
by viva1213yumiko
| 2016-09-16 12:42
| 美容・健康
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