仮想現実の人生

a0253145_23181625.jpg

バーチャル・リアリティーという言葉が一般的になったのは、一体いつ頃ぐらいからだろう?


仮想空間という機械の中の世界。


その世界の中で現実並みのリアルな体験が出来ちゃうというんだから、現代文明ってホントに面白いことになってますよね。



仮想現実とはコンピューター等の機械で、現実にはないものをあたかもそこにあるかのように知覚させる技術のことです。


もちろんゲーム業界がそのトップランナー。


仮想現実の空間で仮想のスポーツを楽しんだり、仮想の敵とバトルしたりして、現実では不可能な体験やスリルを味わえます。


a0253145_23192290.jpeg

仮想現実ではプログラムさえ組み立てれば何でも好きなことが出来ます。


仮想世界では理想通りの恋人も構築出来るので、その恋人と仮想デートも楽しめちゃうんです。


当然、デート費用も仮想マネーで支払えます。


仮想レストランでゴージャスなディナー、そのまま仮想ホテルにベッドイン。


仮想SEXで思いっきり快楽も味わえます。


しかし仮想の交際とはいえ、やがて痴話喧嘩やすれ違いは訪れることでしょう。


直面したくありませんが、この世界でもやはり向き合わざるを得ないのです。


たとえ仮想の恋愛であれ、男女の機微は学ばねばならぬ必須項目です。


いくつかの仮想恋愛を経験して大人になったら、次は仮想の結婚です。


かりそめの神の前で愛を誓ったら、ハネムーンに一足飛びに進みましょう。


そのまんまの勢いで仮想ベビーが生まれちゃえば、幸せ仮想ファミリーの一丁あがりです。


そうなってくるとペットと芝生のある、仮想マイホームが必要となる。


仮想ビジネスで大儲けして、仮想の富豪になり、船やジェットや大豪邸を手に入れても全く構わないのです。


何てったって、ここは仮想空間なのですから・・・


あなたが味わうことのない、別の人生を体験出来る場所なのです。


a0253145_23193136.jpeg


さて、このように仮想の現実世界で思うような体験が出来たなら、楽しくて楽しくてしようがなくなりますよね。


カビの生えたこの現実世界になんか、戻って来たくなくなってしまうんじゃないんでしょうか?


だってあっちの世界でも商売したり、ちゃんと報酬が得られて、理想の職業に就いた理想の自分が、理想の恋人や家族と仲良く暮らしているんですよ?


もうこっちの世界になんか、誰も戻って来たくありません。



デジタルの世界が行き着くところまで行ったら、こんな具合にこの世界と向こうの世界とが入れ替わちゃう可能性があります。


仮想現実で何でも出来るようになったなら、努力を重ねても実現に時間が掛かってしまうこの現実世界など、皆どうでもよくなるでしょう。


むしろ現実など「もう必要ないよ」って思うかも知れません。


バーチャル・リアリティーの方がよっぽど楽しくなり、こっちに戻って来れないほど耽溺する、いわゆる<V.R廃人>がたくさん出て来るんじゃないかしら?


こっそり向こうの世界に隠れ住む人も続出で、潜伏者を探し出すプロが必要になるかも知れません。


SFの世界が本当に待ち構えていそうですよね。


a0253145_23193871.jpeg


でもね・・・


実は仮想現実って現世の延長みたいなものなんです。


そう、延長です。


だって構造からしてソックリですもん。



仮想現実はプログラマーによって創造された電気信号の世界です。


同様にこの宇宙も、神か何かの良く分からない高次パワーに創造された世界。


両方共、どこかの誰かが何らかの原因で創り出したという点で同じです。


また、仮想現実の世界に入るには<ログイン>や<ログアウト>をしなければなりませんが、これなどはまるで時の<始まり>と<終わり>を表現してるようにそう思えて仕方ありません。


ゲームの開始のため、<入口>と<出口>を設定するところなど、間違いなく人の<誕生>と<死>を表してるはず。


仮想現実には一定のルールがあるし、訓練によってキャラクターを成長させて行きますが、これなどは実際の人生上のレッスンと全く同じ仕組みです。


ユーザーは仮想世界でしたい経験を決めることが出来ますが、実際の人生でも我々の想いや意図が、やはり我々の経験を反映して行く。


そしてユーザーはシュミレーション・システムの外側を理解していて、いつでもそちら側との繋がりを保っていられます。


だからそれと全く同じように、この宇宙のシステムを我々が理解すれば、いつでも我々は宇宙の創造主と繋がっていられるはずなんじゃないかと、そう思えてしようがないのです。


a0253145_23202410.jpeg



ねっ、仮想現実って我々が生きるこの世の、そのまんま縮図みたいでしょ?


実際そう。


それはほぼ確実みたいなんです。


大昔から賢者たちはそのことに気づいていていました。


だから・・・


「神は至るところに存在している」


「関心を払いさえすれば、神は現れてくれる」


と、このように言い伝えて来たんです。


a0253145_23201588.jpeg

「21世紀は意識の時代だ」と言われています。


それはなぜだと思いますか?


実は私たちの心の信念が人生のプログラムを決めていて、経験というギフトを与えられている。


そんな考え方が当たり前になる時代だからです。


外の世界を変えるには、自分の内側の世界を変えねばならない。


それがコモンセンスとなるんです。




宇宙そのものが、遥か昔に始まった巨大なシュミレーション・プログラムです。


我々は宇宙というスーパー・コンピューターの中の存在にすぎません。


望もうが望むまいがそんなことどっちでも構いません。


事実私たちはもう仮想現実で暮らしているんですから・・・



a0253145_23194442.jpeg




自分の中に全ての世界がある。


あなたがものの見方や学び方を理解すれば扉はそこにあり、鍵はあなたの手の中にある。  J・クリシュナムルティ

                 

a0253145_23203227.jpeg





[PR]
by viva1213yumiko | 2016-11-21 18:11 | 人生・霊性 | Comments(2)
Commented by The Subject at 2017-01-16 05:56 x
主体は対象化されない
対象化されたものは既に主体ではない
主体とは何か?
場(field)だ
Commented by viva1213yumiko at 2017-03-24 16:02
> The Subjectさん
主体とは何か?
それは「場」なのですね。
我々は「生きてる」のじゃなく、やっぱり「生かされてる」存在ってことになりますかねぇ?

コメンを頂いてたことに本日気づきました。
お返事遅れて誠に申し訳ありません。
<< 眠れる森の美女の夢 聖人と売春婦 >>