カテゴリ:おとぎ話・こぼれ話( 84 )

愛の賛歌


「OKベイビィ、ご機嫌だぜ〜! 」


2009年5月2日、忌野清志郎は癌性リンパ菅症で亡くなった。


「21世紀になったのに、今も世界では戦争や紛争が続いてる。ミサイルが飛んで、テロが起きて、飢えた子供達が死んで行ってる。どうしていつまでも世界は平和にならないんだろう?」


清志郎はステージの上からそう訴え続け、そして死んで行った。


「だから今日、こんなゴキゲンな夜に、ここに集まってくれたみんなに聞きたいことがあるんだ」


「オーライ! 今夜みんなに聞きたいことがあるんだ!」


「愛し合ってるかい?」


「愛し合ってるかい~?」


「愛し合ってるか~い? Oh,Yeah~」


忌野清志郎には多分<真実の愛>ってヤツが見えていたのかも知れない。


だから愛し合ってるヤツら。


そういうヤツらに彼の歌うLOVE SONGは、ビシビシ熱く響くのでしょう。



さて、改めてここで皆さんに質問です。


清志郎に「愛し合ってるかい?」って聞かれたら、「イエ〜ス、モチロン愛し合ってるぜぇ!」と答える自信、あなたには本当にありますか?




愛のある人はすぐに分かります。


<いのち>を愛せる人。


それはハートをオープンに出来る人だけだからです。



[自分を愛してくれる人を愛する]


それは誰にも出来る容易いことです。


家族や恋人、親しい友人を愛するのは誰にでも出来ることでしょう?


でも [自分のことを愛してくれない人を愛する] のは?


これはなかなか難しい。


自分を批判したり中傷したりする人間を理解し、許し、愛するのは、よっぽど器が大きくなければ出来るものじゃありません。


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でもそれよりさらに難しいのは [自分を憎む敵を愛すること]


これは相当難しく<最高レベルの愛>と言えるかも知れません。


それは例えるなら、家族を殺された人間が苦悩の末にその犯人を許すような愛。


そのような愛の形を意味するのですが・・・


あなたには果たしてそんなことが可能でしょうか?


普通の感覚だと犯人を許すことなど絶対に出来ませんよね。


その限界を超えて、許し、愛の器を広げる。


このように愛の可能性って無限に広げられるものなのです。


人間はそこまでの高みに登れる。


それほどの可能性を秘めている。


民族対立のような問題は「決して敵を許さない」という意識が世代を超えて続きます。


強い憎しみ情報の連鎖。


それはDNAを経由して子孫に受け継がれる。


だから問題はどんどん複雑になり、解決の糸口を失くして行くのです。

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人がこの世に生を受けるのは [この世で愛を学ぶため] です。


人は<いのち>が尽きるその日まで、愛し愛されることを学ばなければなりません。


我々は運命を受け入れるだけの、ちっぽけな存在に過ぎないのでしょうか?


いいえ、決してそんなことないはずです。


愛を学び、器を大きくし、自分を成長させる。


そうすれば我々の魂は、我々以上の存在になって行くでしょう。



愛を決して離さぬこと。


難しくても努力すること。


試練を乗り越え、最後まで愛を信じ続けること。


それをやり遂げた人間こそが「本物の愛とは何か?」その秘密を知る資格を与えられます。



愛は美しく純粋です。


そして必ず人を強くする。


誰でもそういう人間になりたいと望む。


でも誰でもがそう出来る訳じゃありません。


それには理由があるのです。


アンタもそれを知りたいかい?


OK、ベイビィ、Yeah〜!



<愛>に対する反対語は、<憎しみ>というより、むしろ<プライド>なんじゃないでしょうか?


<憎しみ>っていうのは感情への刺激反応みたいなもの。


とても分かりやすい現象です。


でも<プライド>は、自分の心に見えないバリアーを張る状態のこと。


バリアーを張ることで、自分の内側に愛のエネルギーが流れ込むことを必死で守っている。


なぜ、そんなことをするのか分かりますか?


それは怖いからです。


<愛>を恐れているのです。


プライドの高い人間は、必ず<愛>を恐れてる。


<愛>は人間を木っ端みじんに壊して、もう一度最初から自分を再構築することを求めて来る。


だからプライドの高い人間にとって<愛>はこの上なく恐ろしい。


自分を粉々にする可能性のある、恐ろしい怪物なのです。


人間には<愛>を阻む<プライド>の足枷が付いて回ります。


この足枷があなたを重く縛っている。


そう、<プライド>は愛を阻害する最も大きな要因です。


<プライド>があるうちは、あなたに<愛>は入って来ないでしょう。


ハートが開かぬ限り<愛>は流れて来ないのです。

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人は「愛する」「愛される」って、つい言ってしまいますよね。


でもちょっと考えてみて欲しいのです。


<愛>は「したり」「されたり」するものではありません。


<愛>っていうのは<愛そのものの状態>になることを指します。


<愛>とは本人が望む望まないに関わらず、<愛の状態>に陥ってしまうことを意味してます。


不可抗力のフォースが、あなたという媒体に流れ込んで来る状態。


それが<愛>なのです。


膨大なエネルギーがあなたに流れ込む。


その流れをせき止めず、起こるがままにさせている。


その状態のことを<愛>と呼ぶ。


その状況を他者と分かち合うことが出来るかどうか?


忌野清志郎は聴衆にそれを問いかけました。


『愛し合ってるか~い!」とね・・・


Oh,Yeah~

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<愛>とは恐れず信じること、喜びと共に生きることです。


注意して周りを良く観察してみてご覧なさい。


<愛>のある人間はすぐに分かるはずですよ。



愛は寛容であり、情深いのです。


人を妬まず、自慢せず、高ぶらない。


礼儀正しく、自分の利益を求めず、苛立たず、恨みを抱かない。


不正を喜ばず、真理を喜び、忍耐し、信じ、望み、すべてに耐える。


愛は決して滅びません。

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我々の人生に<愛>がなければ、ただ空虚に時間を消費するだけの人生になってしまうでしょう。


それでは生きていないのと同じこと。


きっと死ぬ時後悔が残るはずです。


でもだからと言って「自分に愛があるかどうか?」また「あの人には愛があるかないか?」と査定してみても始まらない。


今の自分の地点から、一体何が出来るか考えてみることが大切です。



<愛>には様々な形があります。


きれいごとだけじゃ済まされないものも多いでしょう。


痛み、傷つき、心くじけ、<愛>を信じられなくなる日もあるでしょう。


でも信じて欲しいのです。


<愛>はあなたを必ず大きくする。


強くする。大人にする。


だから<愛>を恐れずにいて欲しい。



人生で起こる全ての出来事は、あなたを光の方向に導いている。


人生では<愛>を試され、矯正させられ、成長させられる。


人生とはきっと<愛のトレーニングセンター>のような場所に違いないのです。




コリント人への手紙 第13章 愛の賛歌

映画<愛のむきだし>より





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by viva1213yumiko | 2017-10-24 12:46 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

デモデモループ

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ポニーテールにリボンをつけて、フリルブラウス、膝丈スカート。


いかにも育ちの良さそうな、お嬢様風情の20代後半の女性と知り合いになったことがあります。


彼女は今どきの女性にしては珍しいほど、メチャメチャ結婚願望の強い女性だった。


そしてこのように言うのです。


「どうしても結婚したいんです。結婚しなきゃならないのに全然良い人と巡り会えない。それは何か原因があるのでしょうか?」


「結婚しなきゃならない」って、それはまた何でだろう?


そこら辺の彼女の微妙な感情ニュアンスが若干気にはなりました。


でも良家の子女とあれば、それなりの家柄事情があるかも知れない。


「なるほどね。で、どういった婚活をしてるのかしら?」


それだけ結婚を望むなら何かしらの行動を取っているはずと思い、私はそう尋ねました。


ところが彼女は婚活パーティーとか、その手の類いには一度も行ったことがないと言う。


理由は「そう言う場所に行くと、結婚したくて焦ってるのがミエミエになる。だからロクな男性と知り合えないはず」とのこと。


「でもあなたは結婚を望んでる訳なのよねぇ?」


念を押し、彼女の気持ちを確認してみる。


するとこのような返事が返って来るのだ。


「はい、結婚したいんですぅ。でもぅ、男の人の方から好きになってくれなきゃ〜私。絶対ダメなんですぅ~」



人間の心というものはホントに巧妙に出来てるものですね。


「結婚したいんですぅ~」


「でもぅ、男性の方から好きになってくれないとダメなんですぅ~」


「でもぅ、30までには何とかしたいんですぅ。親にもそう言われるしぃ~」


「でもぅ、そんなにムシのいい話ってあるんでしょうかぁ?」


「でもぅ、このままじゃ私ダメなんですよねぇ~」


「でもぅ、世間はそんなに甘くはないしぃ~」



心の中で静かに「嗚呼・・・」と呟く私。


彼女は<デモデモ星>からやって来た、<デモデモ星人>なのだろうか・・・?



この<デモデモループ>に引っかかり、どうにも動けなくなってしまう人って案外多いんです。


<デモデモループ>は悪魔が仕掛ける巧妙な罠。


じめじめ暗~い<永久迷路>に、あなたの心を放り込むトラップです。


もしも今、あなたに<デモデモ症状>が現れているなら、それは迷路に踏み込んじゃった何よりの証拠。


迷路の中にはアリ地獄がいっぱいあって、焦れば焦るほど深みにハマります。


こういう時は自分勝手な判断で動くと、どんどん運に見放されちゃうんですよ~


その理由、何故だか分かりますか?


運がそっぽ向くのは、頭と心がバラバラで、全く別の方向に向かおうとしてるからです。


思考と感情が反発し合って、まるで反抗期の子供みたいな状態。


頭は右向き。


なのに心は左向き。


180度違う方向に行きたがってる。


一見考えは前向きみたいでも、感情は完全に後ろを向いていたりする。


それだと必死に努力しても、サイドブレーキ引きながらアクセルブンブン吹かすようなもの。


結果がまるで伴わないんですね。



<デモデモループ>の彼女は頭で考えることに、まるっきり行動がフィットしてません。


現状を変えたいと言いながら、現状を変えないですむ行動を取ってる。


そして本来は問題など何もないとこに、わざわざ問題を作ってる感じです。


結婚だけが幸福ではないと、彼女の方も頭では分かってます。


けれど家柄や家風に洗脳された長年の信念が、<結婚>を果たさねばならない<責務>のように考えている。


思考は未来の幸福をイメージするけど、感情の方はプライドや世間体にドップリ縛られたまま。


そこから一歩も動けない状態です。


行動出来ない原因の多くは、彼女のような隠れた<感情的要因>です。


逆に言えば、やりたいことがあるのになぜか行動が伴なわいとすれば、それは純粋に求めていない証拠なんです。


人間は行動し変化し成長する生き物です。


変化をしないということ・・・


それは滅びる時間をただ待つのみです。


彼女も勇気を出して令嬢の仮面を脱ぎ、次の仮面を手にするそんな時期にいるように感じました。


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彼女の潜在意識には一体どのような想念が埋もれているのでしょうか?


それを覗く時が来たようです。


人は潜在意識に眠るたくさんの信念に支配され生きています。


チャクラから入り込んだ様々な欲望や、習慣的な考え方がストックされるからですね。


人は感覚に支配される生き物です。


<美醜>や<善悪><好き嫌い>で判断した、雑多でとりとめのない想念で溢れています。


過去に感じた感情や満たさせない想いが、手つかずで放置されたまま。


言わば片付けられない部屋に住み続けるようなものです。


大多数の人々は、善良さの中に少し悪のスパイスが香る、そんな<甘辛ミックス>の部屋に住んでいます。


しかし彼女の場合、ほぼ全てのチャクラが同じ想念で固められ、ミックス・テイストの入る余地ゼロ。


鎖で縛られたようにある信念にこり固まっていました。


その信念とはこんな感じ・・・


 この世界は自分を貶める怖いものに満ちている。


 だから私はシェルターに入って自分を守らなければならない。


 完璧なシェルターで自分を守ってもらうこと、イコールそれが結婚である。



深窓の令嬢で世間知らずだったとしても、これはかなり重症の<怖がり屋さん>ですよね。


彼女はこの強烈な想念に、思考も感情も、肉体をも占拠されてしまってました。



 安全パイの外側は、まだ見ぬ未知の世界。


 恐ろしい魔物の住む世界と聞く。


 だから居心地悪く窮屈でも、ここにいれば安心。


 親も喜び、皆んながハッピー!



親の望んだカゴの中の人生を、安全で正しい生き方だと刷り込まれる。


そしてそれを自分のやりたいことと勘違いしてしまう。


そうして本当の自分を自立させられないまま人生を無駄に過ごす。


良い子にありがちな典型的パターンですね。



「結婚したい」けど「したくない」


「本当はしたくない」のに「したいと思い込んでいる」


だから「結婚したい」と口では言っても男性との間に見えないバリアーを張る。


何だかすご~く矛盾した、<矛盾娘>が出来あがります。


上から下まで身体中に染み渡るほど、<デモデモループ>で覆い尽くされてた彼女。


それでもやっぱり結婚したい? 


う〜む、今のままだとムリがあるかも。


だって・・・


シェルターに閉じこもってる自閉女なんて、男性はご免こうむりたいですもんね。



人は頭や理屈で分かっていても、感情面で納得いかなきゃ動けない生き物です。


<デモデモループ>はそんな時に現れるので、すぐに分かります。


何らかしら満たされない感情があるなら、まずその感情を満たして癒してやる必要があるんですね。


そうして初めて本当にやりたいことに導かれる。



人は理論じゃ動きません。


感情が動いてこそ、初めて本当に動き始める。


大切なのは思考じゃない。


イキイキと感情が動き出すことが肝心なんです。


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チャクラについて知りたい方にちょっと耳寄りなお知らせです。


11/2(木) KOWA旗の台でランチ会を開催します!


タイトルは、チャクラを語るランチ会 <ラ・ラ・チャクラ>


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by viva1213yumiko | 2017-09-29 14:24 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

リリーの魔法陣


英国出身のアーティスト、ケイト・ブッシュには<リリー>というタイトルの楽曲があります。


妖精のような、魔物のような、この世のものと思えない不思議な声。


絵画から飛び出して来たような年齢不詳の可憐な容姿。


私は彼女が作る物語性に富んだ音楽の大ファンでした。


今でもどの曲も大好きなのだが、この<リリー>という曲は特に個人的な思い入れがあります。



「霊的能力を持つリリーという老女からアドヴァイスを受け、呪いを解くために魔法陣の作り方を学ぶ」といった内容の曲なのですが・・・


ま、いわゆる<魔除けの唄>とも言えるでしょうか?


ミュージックビデオに出演してるのは、当時ケイトの相談に乗っていたスピリチャルアドバイザーで、実名もその名の通りのリリーさん本人が、特別に友情出演していると言われました。


ケイト・ブッシュは神秘主義に傾倒したアーティストです。


なので、その噂はかなり信憑性あるかも知れません。


創作の中の架空の話しではなく、魔法陣の作り方くらい本当にリリーさんからホントに習っていた可能性があります。


シャーマニックな資質を持つ彼女なら、そのぐらい容易に出来たと思いますね。



純正な魔女の血統を感じさせる、私の青春時代のアイドル、ケイト・ブッシュ。


彼女のあの独特の声は、今も古さを全く感じさせない独創性があります。


<超越しちゃったアイドル>ってカテゴリーで番付したら、私的には間違いなく<西の横綱>です。


魔法や魔術を行使する際に描く円状の文様のこと。


それを<魔法陣>と呼びます。


唄の中では炎のサークルに大天使(アークエンジェル)を召喚し、自分を守護する方法をリリーからレクチャーされます。


   ガブリエルよ、我が前に

   ラファエルよ、我が後ろに

   ミカエルよ、我が右に

   ウリエルよ、我が左に

   炎の魔法陣に現れ出でよ


<ガブリエル><ラファエル><ミカエル><ウリエル>の四大天使を、前後左右に配した魔法陣。


それは霊的パワーを駆使した<方陣>です。


兵法では兵士を四角形に配置する陣立てのことを<方陣>というのだそうです。


その四角形の陣立てをサークルの中に配置して、360度全方位から四大天使(四天王でも可)の加護を受ける布陣。


自分をプロテクトするのに最強の布陣を、先輩魔女から教えてもらってる訳ですね。



でも、あれ?


魔法陣って悪魔を呼び出す場所のことじゃなかった?


子供の頃読んだ水木しげるの<悪魔くん>では、確か魔法陣の中から悪魔が出て来てたような記憶がするけど・・・


しかし本来の魔法陣はそうではありません。


悪しき力から身を守る装置のことを指すのです。


魔術師たちは魔法陣の内側に入り、自分の身を守りながら悪霊と対峙します。


だから魔法陣そのものに悪魔を呼ぶパワーがある訳じゃないので、そこら辺はお間違いのないようにどうぞ。



魔法陣っていうのは<聖>と<魔>とを分かつ領域のことです。


つまりこの世界と異なる世界をつなぐ<ゲート>のことですね。


魔法陣の図形や文字にはひとつひとつ意味があり、それらの組み合わせは、ある種<世界の縮図>となっています。


魔法陣は異界と現世をつなぐ装置なのです。


魔法陣を描くのは、世界の真理の理解を示すことで、世界そのものを変容させる行為でもあるんですね。


術者が魔法陣の内部に身を置けば、悪霊から害を受けないよう身を守ることが出来ます。


悪霊を魔法陣の中に閉じ込めて、檻にすることも出来るようです。


そういう意味でも魔法陣とは、魔術師が自ら召喚する悪魔や死霊から、身を守るための<結界>と言って良いでしょう。



古今東西、魔除けの時方法は不思議なくらい良く似ています。


<結界>は聖なる領域と俗なる領域を分け、秩序を維持するため区域を限定する意味があります。


それは特殊なエネルギーを保った<神秘空間>のこと。


真の能力者が張る強力な<結界>は、悪霊や厄災などあらゆるネガティブエネルギーから対象物を守り、空間を清浄に保つ効果があります。


<結界>でエネルギー的な仕切りを作ることで、霊や邪気のネガティヴエネルギーの干渉を受けない状態を目指します。


<悪>って純粋で穢れないものがきっと苦手なんでしょうね。


皇居や伊勢神宮がいかに強力に<結界>が張られているかは一目瞭然ですよね。



魔の<方陣>は風水にも用いられます。


自分を守護する存在を、家の東西南北それぞれの角に見張りを立てるように備えます。


護符・盛り塩・お香・鏡・パワーストーン。


沖縄のシーサーでも構いません。


装置はお好みのもので構わないのです。


日常生活で少しずつ受けてしまう邪気を蓄積させないように、自分が住む場所に<結界>を張ること。


自分が関わる場所のエネルギーを浄化をして、運を管理することが大切です。



また<結界>は場所だけでなく、人と人との間にも存在しています。


残念ながら<悪>は魔物の世界ばかりにいるとは限らない。


あなたに敵意を持ってる人が、負の感情をあなたに向けることだっ有り得ます。


多くの人は気付いていないけど、人間は皆それぞれエネルギーのフィールドを持っているのです。


それはその人のエネルギーの状態によって常に変動してるのですが、数値にするとおよそ20㎝から1メートルだとか?


誰もがその程度の<結界>を装備してるのです。


そのフィールドの内側に誰かが侵入すると、肉体の細胞は敏感に反応する。


相手が持つ波長と同調するかしないかで、警戒態勢を取ったり、攻撃モードになったり、心地良く安らいだりします。


結界の内側に他者の異質なエネルギーが入ると、敏感な人はそれを感じて疲れてしまう。


たくさんの人が集まる場所に足を踏み込まなけれればならない時には、体全体を真っ白な光の皮膜で覆われている自分をイメージすると良いでしょう。


これで他者の負のエネルギーを受けることも、自分のエネルギーを奪われる心配もなくなります。


イメージすることで<結界>を張ることは出来るんですね。


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人間の結界とは、これ以上近寄るとこちらのエネルギーフィールドに乱れが生じてしまうから、他者を踏み込ませたくないというスペースのこと。


時々エネルギーフィールドにものすごく鈍感で、人の領域にずけずけ侵入して来る人がいますが、そういう人はもっとエネルギーに敏感になる必要があります。


恐れや心配といった負のエネルギーを持つ人は、元気な人のエネルギーを意識しないまま吸い上げてしまいます。


悪しきものは音も立てずにあなたに忍び寄るんですね〜


不幸にして負のエネルギーに飲み込まれてしまった時は、ひとりで立ち向かおうとすると逆効果。


自分を守護する存在を呼び出し「助けてほしい」と念じてみましょう。


守護者は世界を浄化し、悪しきものを駆逐する役目を担っています。


信じる者は救われます。


きっとあなたを守ってくれるでしょう。



人間とはエネルギーが肉体をまとった存在です。


人間と人間の間には目に見えないエネルギーの引力があって、それが人と人とを結びつけています。


だからエネルギーについてもっと敏感にならないとダメなんです。


エネルギーは言葉よりもっと雄弁に、全てを語ってしまうんですね。



世界中の全ての愛はたったひとつの大きなサークルの中で循環してます。


我々はその中で自分の殻を頑なに守り続ける、ほんの小さな存在なのです。


あなたをプロテクトしてくれる良きスピリッツたちに<魔法陣>をお任せしてみましょう。


大いなる存在に子供のようにこの身を委ね、安心しきって生きて行けます。


人生とは実はそういうもの。


そうであってちっとも構わないんですね。


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by viva1213yumiko | 2017-09-14 13:00 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

女は灰になっても女

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友人のひとり旅の話しで、個人的にとても気に入ってるものがあります。


ローマのホテルで具合が悪くなった彼女。


あれよあれよという間に心臓が苦しくなり、もうどうにも我慢出来ないレベルになってしまった。


フロントに助けを求めたところ、救急車を呼ばれてしまい、期せずして異国で救急搬送されることとなってしまいました。


ハンサムなイタリア人救命士数名が颯爽と登場し、彼女を担ぎ上げストレッチャーに乗せ、テキパキと救急車に運び込んだ。


そして酸素吸入をしたり、脈を取ったり、胸元をはだいて心臓マッサージをすべきか検討してみたり・・・


よりによって異国の地で救急患者になってしまうなんて、一体どれほど心細いことだっただろう。


たったひとりで試練をよく乗り越えたと、私は感心しながら話しを聞いていた。


ところが彼女は搬送されてる間、意識も遠のきそうな状態で、あるひとつのことだけを気にかけてたらしい。


「それはね・・・」


と、彼女は言う。


「なんで今日に限ってブラとパンティーお揃いにしとかなかったんだろうって後悔なの。そればっかりを悔やんでた」


私はそれを聞き思わず笑ってしまったのだが、それと同時に何か目が醒めるような爽やかな感動を味わったのです。



こう言う格言を知っていますか?


[女は灰になっても女] 


女と生まれたからには死ぬまで女であり続けたい。


でも死んで灰になってまで、それでも女でいたいものなの?


果たして本当のところどうなのでしょうか?


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江戸時代。


名奉行大岡越前が不貞を働いた男女を取り調べていた時のこと。


「年長の女の誘いに乗ってしまった」という男の釈明に納得がいかなかった大岡越前は、自分の母親に「女性はいくつまで性行為が可能なのか?」を質問した。


母親はそれに対し何も答えず、ただ黙って火鉢の灰をかき回すばかり。


そして無言で「灰になるまで」と伝えたのでした。


実はこれ有名な逸話です。


でも果たして実話かどうかはかなり怪しいですね。


当時の武家の奥方が息子から、性生活のタイムリミットを直接尋ねられたんですからねぇ〜


母上もさぞびっくりなさったことでしょうね。


女性の賞味期限を母親にストレートに質問しちゃた大岡越前の守。


ふふ、名奉行と讃えられた割には案外女が分かってないのかも・・・


そんなこと聞くまでありませんよね~


女は死ぬまで女そのもの。


女性というのは女心を枯らさなければ、いくつになっても輝きと潤いを放っていられる。


そういうものですよね。


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いくつになっても魅力の褪せない女性でいたければ、自分の内面を良~く磨いて下さいね。


好奇心旺盛で、気配りがあって、話を聞くのが上手で、精神的に自立した女性。


そんな女性です。


フェミニンで、ちょっとセクシーで、自然体で、知性とユーモアを持ち合わせていて、そしていくつになっても恥じらいを忘れない。


そんな女性が光を放つのです。


そんな女性たちこそ、世界をカラフルに彩ることが出来るんですね。


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女ごごろとは不思議なものです。


100歳近い老女がお化粧を始めたら血圧が安定して来る不思議。


スターを追っかける心理が平凡な毎日をイキイキさせる不思議。


救急搬送された時まで下着がお揃いでないことを悔やんでしまう不思議。


そこの男性のあなた。


それを愚かと笑ってやしませんか?


ダメダメ、それでは決して女性にモテません。


コスメ・ファッション・ジュエリー・グルメ・・・


なぜ女がこのようなものに夢中になれるのか、確かに謎が多いですよね。


でも女性たちが豊かさを心の内側から溢れさせるようになったなら、明らかに世界は今よりずっと平和でシンプルになる。


女が満足していたら、家庭も職場も安らぎに包まれるのではありませんか。


実際、世の中の女性が女を捨て始めたらこの世の経済は回らなくなってしまうのです。


女性が満足して微笑んでいる限り、地球は回り続けることでしょう。


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女は灰になっても女でいられるのか?


実は肉体が死に、火葬され、本当の灰になったなら、その時女は女じゃなくなるんです。


と言いますか、借り物のこの身体が分解され魂だけになったなら、もう既に男でも女でもなくなっちゃってるんですよね。


知ってましたか?


魂に性別は存在しないのです。


向こうの世界じゃ男も女も一切なくって、誰もが魂だけの裸ん坊の存在。


スッキリしたものなんです。



では未練を残した女が幽霊になって男をタタるのはなぜ?


断っておきますが、あれはあくまで低級な地縛霊のみ。


一般的な善良な市民にとっては、死んでも今までの生活が連続されてくケースがほとんどです。


それまでのメモリーのせいで、関心事や生活傾向が繰り返されます。


あっちの世界に移行しても生前慣れ親しんだ同じ環境に住み続けて、自分が死んだことに気づかないものも多いと言います。


我々は魂のレベルにおいては、男でも女でもない光のような存在なのです。


なのに肉体をまとっていた時の記憶のせいで「灰になっても女」って勝手に思い込んでるだけなのかも知れませんね。



じっとり重〜い地縛霊にならないためにも、「女たちよ!女を完全燃焼せよ!」と言いたいです。


女と生まれたからには女をやりきる覚悟で、精一杯女を生きるがよい。


その方が潔いし、あっち世界に行った時、自由になれそうに思いません?



<生きてる>ことにもっともっと意識的になってみましょう。


女と生まれたからには<がっぷり四つ>で女に向き合ってみよう。


もしかしたら<女と生まれたこと>そのものに、何かクリアにすべきテーマがあるのかも知れないですしね。



やはり女は<生きてる時>こそ最高にイイ女なのです。


この世に未練を残さぬように、是非とも<燃焼系のイイ女>を目指して生きて行きましょうね。


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by viva1213yumiko | 2017-08-30 17:30 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

感情のあばれ馬

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「年齢を重ねれば重ねるほど自分の性格が分からなくなる」と、そんなふうに思ったことありませんか?


人は時を経て、様々な体験を積むほどに人生の経験値が上がります。


そして物事に対する許容度が増え、だんだんと器が大きくなって来るんですね。



例えば、私は射手座生まれです。


星座別の性格診断によると、射手座はサバサバした楽天的な気質、博愛主義者で束縛を嫌う自由人だとあります。


明るく快活で好奇心旺盛、熱しやすいが冷めるのも早い。


思ったことを率直にそのまま言葉にするので、周囲からは<勝手気ままな人>と思われやすい。


射手座の人はそういう性格だと、少女雑誌の星占いページには必ず書いてありました。


だから思春期までずっとそれを信じていたし、自ら進んでそのキャラクターを演じてた感じもある。


「私は半身半馬の射手座の化身なの。誰にも自由の邪魔をさせないわ!」


って、そんなキャラクターを作り上げてた気もするのです。

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でも本当の自分はビクビクした小心者で、打たれ弱く、長い物に巻かれておけば無難と考えるタイプであった。


だから「12星座の性格分析なんて全く当てにならないんだ」と思いましたね〜


実際私は自分の考えもはっきり伝えられない、ウジウジした女の子だったのです。


射手座は事実を誇張して大げさに喋るって?


「うそうそ、聞かれたことにも答えられない人間が、現にここにいるじゃない」と、そう思っていたのです。


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そのような自分だったので、当時は逆にハッキリものを言う気性の激しいキャラクターに憧れました。


<極道の妻たち>の岩下志麻さんのように、一度でいいから華麗なタンカなど切ってから死にたいものだと思っていた。


ドラマチックなヒロイン像に憧れていた訳ですね。



大人になってから一度だけ、はらわたが煮え繰り返るほど強い怒りの体験をしたことがあります。


その時すったもんだの末に、思いもよらず<極道の妻>風のタンカを切ることになってしまった。


自分の中にこんな激しさがあるとは驚きましたが、この自分でもドラマチックなキャラクターが演れるのだと思うと、タンカ切った自分が誇らしくもあったのです。


私だって怒るべき時はちゃんと怒れるのだと、妙に感動したことを憶えています。




しかしどのような理由があろうと怒りというものはやっぱり良くないですね、(今さら言ってもどうしようもないけど)


人には<怒って良い時>もあるにはあるでしょう。


しかし無駄に怒らない方が心穏やかに幸せに暮らせるのは確かです。


怒りというものは一瞬のエネルギーの放出に過ぎません。


内面に溜まったイライラの感情が、マグマのように噴出すること。


それが怒りの原因です。


私もタンカを切った後はエネルギーが奪われ、ひどく激しく消耗してました。


改めて考えてみると、それだけのエネルギー量を怒りのために発散するというのはとても勿体無いことですよね。


怒りは体内のアドレナリンを大量分泌させ血圧を上昇させます。


心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まる。


それに何よりもまず周囲の環境との関係が悪化します。


怒りの感情を上手にコントロール出来ないと、自然界の均衡バランスに大きな影響を与えることになってしまうんですね。


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感情という名のあばれ馬は「ハイドードー」と調教しなければなりません。


そのためには<アンガーマネジメント>が必要です。


聞くところによると怒りの感情は6秒でアドレナリン最大になり、あとは急速に静まるらしい。


つまり10秒怒りをガマンしたら、怒らないで済む可能性がかなり高まるってことです。


深呼吸をして、怒りを何とか10秒ガマンしてみましょう。


その間、怒りの原因探しするのはいかがです?


そして自分が今怒りを感じていることにいち早く気づき、潔くそれを認めてしまいましょう。



怒りとは、出どころの分からない正体不明の感情です。


けれどそんな怪しいものに逢っちゃったとしても、もしもその感情に取扱説明書があったら怖くはありませんよね。


次回また同じような気持ちになったとしても、説明書で確認すれば安心して対処出来ます。


「ふむふむ、この怒りの大元は自分への自信の無さから来てる訳だな・・・」


な〜んて感じで冷静に向き合えます。


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怒りは一時の感情の爆発です。


怒りのエネルギーは人の心を空虚にさせる。


怒りを発射して気分が良くなる人がいたらそれは相当病んでる人で、普通の場合は怒りの後には罪悪感が訪れ、きっとあなたをモヤモヤ疲れさせるでしょう。


だからと言って怒るべき時に怒れず心を抑圧してしまう人になれ、と言うのではありませんよ。


怒りの感情を見つめる<観照者>を目指せば、怒りを通じて自分を成長させられる、とそう言いたいのです。



怒りという感情は厄介なあばれ馬です。


あばれ馬は時々機嫌を損ねて、御者の指示する場所とは違う方へと走り出す。


でも感情を上手にコントロールするベテランの御者なら、どんなあばれ馬でも巧みに操れます。


日頃から馬を観察し、馬のクセを調べ、その馬に分かる言葉で指示を与えているからですね。


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それでも馬の鼻息がどうしても荒く激しい時には、馬を安全な場所に連れて行き、思いっきり走らせてあげましょう。


怒りをしっかり意識して、馬を抑圧するのではなく、自分の立ち位置をはっきりさせてあげるのです。


そうすれば感情のあばれ馬は暴れる必要がなくなってしまう。


そしてあなたの最も忠実な友となってくれるでしょう。



半人半馬の射手座の化身が言うんだから、嘘偽りない真実ですよ〜(笑)


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by viva1213yumiko | 2017-07-30 20:18 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

骨盤王国の物語


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スポーツクラブでピラティスのクラスに参加した時のこと。


クラスの参加者は40~50代の女性が多く、意識高い系の大人の女性ばかりが集まっていた。


あろうことかインストラクターの先生も同じ世代。


だからレッスンは同世代同士の気のおけない雰囲気になり、加齢に伴うあの手の話題で大いに盛り上がりました。


<二の腕のプルプルを解消するエクササイズ><下腹部をスッキリさせるエクササイズ><くびれを保つエクササイズ><バストアップのためのエクササイズ><二重アゴ防止のエクササイズ>


つまり「もう若いとは言えなくなってしまった肉体をこれ以上劣化させないため、どのように対策を講じて行くべきか?」というテーマに流れて行った訳です。


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インストラクターの先生はこう言います。


「骨盤底筋群が弱体化すると内臓が落ちてポッコリお腹になっちゃうんです。若々しい姿勢も保てなくなる。尿漏れの原因にもなっちゃうのよ。だからインナーマッスルが決め手なの。女と生まれたからには骨盤底筋群を鍛えなきゃ!」


女性特有の婦人科系の不調には<骨盤の歪み>や<骨盤の冷え>の解消が何より大切です。


赤ちゃんを迎え入れる、聖なるスペース<骨盤>


<骨盤>って女性のアイデンティティーにとって重要なパーツなんです。


<骨盤>には女の<要石>が存在するんですね。


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先生は重ねてこう言う。


「骨盤底筋群を弱体化させないこと。それが女の花道よ!」


<女の花道>・・・


ふふん、ナイスだわ。


なかなか良いこと言うじゃないの、この先生。


でも何? 一体何を「弱体化させるな」ですって?


<骨盤底キング>・・・?


はは~ん、なるほど。


どうやら骨盤に住んでる王様が、弱体化しちゃってるって訳なのね?


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骨盤の底に筋肉があっただなんて・・・


ましてや<骨盤底筋群>なんて込み入った名称があっただなんて・・・


私はその日その時まで、全く知りもしなかったのだ。


生まれて初めて聞いた言葉に大脳の言語処理機能は上手く働かずに、どうやら誤作動を起こしてしまったようだった。


ふ~む、<骨盤底キング>ねぇ。


それってつまり、骨盤王国に住む王様のことなのよね。



それは、脳の誤作動から得られた<深遠なインスピレーション>とも言えるでしょう。


私の空想はゆっくり目覚め、大きく羽ばたきを始めたのであります。


骨盤王とその王国の物語。


骨盤底筋群から覗く世界。


皆さんにもちょっとお聞かせしてみましょうか。



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骨盤の王国は、度重なる戦争ですっかり荒廃しておりました。


国中のあちこちに敵兵たちの残した銃痕が残り、殺戮と暴力の爪痕がそのままの状態でした。


多くの住民は戦下を逃れ祖国を捨てたので、骨盤王国に残っているのは逃げたくても逃げられない貧しい者や、年老いた者・病んだ者ばかりです。


側近たちは国を捨て亡命するよう王に促しました。


しかし王は、


「自らの力で荒廃した国土を蘇らす。それが余に残された使命じゃ。」


と、国の再建を誓いひとり城に残ったのです。


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王は破壊された王国のために、ひとりコツコツと種を撒き始めました。


傷だらけの大地の再生を願い、蘇りの種を蒔いたのです。


嵐や雷がやって来て、撒いたばかりの種をしばしば吹き飛ばしました。


それでも王は諦めず、いつかの日か王国が花園になることを夢み、また最初から種を撒き続けました。


土をおこし、雑草を取り除き、種を蒔きました。


水を引き、橋をかけ、道を整えました。


気づけば20年の歳月が経っていました。


泥にまみれ、血まみれ汗まみれで鋤を手にした王の姿は、まるで浮浪者同然です。


しかしその瞳の奥には、どんな者よりも美しく光輝いておりました。

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ある日のこと。


骨盤の底の沼地を訪れた王は、この暗くジメジメした毒気をどうすれば取り除けるものかと真剣に考えておりました。


考えに夢中になるあまりついうっかりと手を緩め、持っていた鋤を沼に落としてしまったのです。


鋤がなければ大地は耕せない。


骨盤王国再建の道が閉ざされてしまいます。


王は途方に暮れておりました。


するとこの世のものとは思えないほど美しい女神が沼から現れ、王にこう言いました。


「あなたが落としたものはなあに? この金の斧? それとも銀の斧?」


正直者の王は「違います。落としたのは鋤ですよ。ホームセンターで売ってるような普通の鋤」と、答えました。


骨盤王はとても庶民派だったのです。


王の誠実さを知った女神は大層感激し、骨盤王とその王国の祝福を約束しました。


そして<脊柱>と呼ばれる王国の聖地の<アライメント>を整えるとおっしゃいます。


女神は王国の聖地に息を吹きかけ、かすかな振動を送り込みました。


すると骨盤の底に溜まった淀んだ毒素が霧のように晴れ、眩しい光が差し込んで来たのです。


不思議なことにその光を浴びると、この20年間王が植え続けた種が一斉に芽吹き始め、みるみるうちに骨盤王国を緑でおおって行ったのです。

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次の春、骨盤王国に色とりどりの花が咲き揃った頃。


復興した骨盤王国に次々と帰還した国民の前で、盛大な戴冠式が執り行われました。


女神が現れたあの沼は、こんこんと清水が湧く癒しの泉として人々に知られています。


心と体を癒す伝説の場所と、たくさんの人が身を清めに集います。


その光景を見て王は満足そうに目を細めています。


王様は今日もまた、王国の修理に余念がありません。





追伸:

コンゴの鉱物資源紛争地では住民支配のため、兵士らによるレイプが日常的行われている。


彼らにとってレイプとは、安価で確実な武器である。


無差別レイプテロの標的となった女たちの身体。


それがどれほどの破壊を意味するか、あなたには想像出来るだろうか?


女を破壊すること。


それはつまり大地の破壊を意味している。


女性たちの三分の2までが性暴力の被害者という、ありえない事実がこの地球上に存在している。


その現実に我々はどう向き合うべきなのだろう?


骨盤王国再生のお話しは、そのような事実を知って生まれたもの。


人間の善意と愛とは、いつだって王国再建の原動力になり得るのだ。



女を修理する男








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by viva1213yumiko | 2017-05-29 15:03 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

簡単!自分で悪魔祓い

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映画<エクソシスト>を観た時のことは、今でも印象に強く残っている。


リンダ・ブレアが悪魔に取り憑かれ、別人格となって暴言を吐きまくる様子に、少女だった私は真剣に恐れおののいた。


<エクソシストごっこ>と称してベッドで跳ねて、周囲を笑わせてはみたものの、180度首をひねり白目を向く恐ろしい悪魔の形相に、夜が来るたび悩まされたものです。

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映画の中の悪魔祓い師・・・


あれは架空の話ではありません。


キリスト教会には悪魔祓いを専門とするスペシャリストがいるらしいです。


「神父さんになるにはエクソシストの基礎知識を神学校で学ばねばならない」と、そんな噂も聞いたことがあります。


悪魔と戦う神父には一体どのような適性が必要なんでしょう?


やはり強靭な精神力がいるんでしょうねぇ。


悪魔と戦うにはマッチョな武闘派タイプっていうより、持って生まれたある種の才能や、揺るぎない信仰心が不可欠です。


悪魔祓い師たちはどのような修行をしてるのだろう?


祈祷や瞑想だけでなく、断食とか、滝行とかもするんだろうか?


そこら辺結構気になるとこですよね。

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聖書の記述によると、イエス・キリストは悪魔祓いの名人だったみたいです。


聖書には悪霊に取り憑かれた男の話が出て来ます。(マタイ8章28~34 マルコ5章1~20 ルカ8章26~39)


汚れた霊が男に取り憑いて憑依してしまうのですが、その様子は完全にホラー映画そのもので迫力満点です。



悪霊に憑かれた男は墓場を住みかにしていて、昼夜絶え間なく叫び続け、石で自分の体を傷つけている。


足枷や鎖で何度も繋がれるのだが、鎖を引きちぎり足枷も砕くので、もう誰も押さえつけることが出来なくなっている。


汚れた霊は<レギオン>と呼ばれる暴走した悪霊の集団でした。


そこまで行っちゃうと、もう憑依霊とかそう言うレベルじゃ全くないんですね。


男の体は悪魔そのものに完璧に乗っ取られてしまっていたのです。


そこでイエスは悪魔<レギオン>と対決した。


そして邪悪なエネルギー体を、男の体から山の中腹にいる豚の群れへ乗り換えるよう、正面切って悪魔に命じたのです。


するとその二千頭ほどの豚の群れは、崖から海へなだれを打って駆け下りて行き、皆海中に沈んで溺れ死んでしまったんですねぇ〜


ほほう・・・


ここは映画の山場になりますかね?


特撮CGのスペクタル・シーンが目に浮かぶようです。


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邪悪な想念に取り憑かれ、身体を乗っ取られ、支配されることを<悪魔憑き>と呼びます。


悪魔・デビル・サタン・魔王・ルシファー・悪神


邪悪な存在は様々な呼び名で呼ばれていますが、いずれにせよ<闇の勢力の監督官>であることには違いありません。



[暴食] [強欲] [怠惰] [肉欲] [高慢] [嫉妬] [憤怒]


キリスト教では人間に<七つの大罪>があると教えます。


悪魔は欲望の罠を巧みにチラつかせ、この<七つの罪>へと招き入れ、そして人間を堕落させるのです。


人の精神の堕落そのものが目的と言うんだから、悪魔とは本当に恐ろしい存在です。



悪魔って昔から山羊のような毛むくじゃらの獣で描かれることが多いですよね。


だから悪魔はああゆう姿をしているものと皆んな思ってる。


ところがどっこい、悪魔は変幻自在です。


悪魔って人間の最も弱い部分に漬け込むのが得意です。


清らかそうな天使を装い、あなたの前に姿を現すこともある。


だから常に細心の注意が必要なんですね。


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どんな善人でも、心のどこかに必ず<悪>の部分を持ち合わせているものです。


完全無欠の善人なんて存在しない。


完全無欠の悪人が存在しないようにね。


だけど善人には<悪>の部分を眠らせて、<悪>を活性化させまいとすることが出来る。


<悪>を自分の力で抑えて、現実世界に現象化させないようにするのです。


つまり自分の内面の<悪魔祓い>が出来る訳なんですね。



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この世界には天使のスピリッツから悪魔のスピリッツまで、目には見えないあらゆるものがうごめいています。


我々はピンからキリまで、あらゆるスピリッツがごちゃ混ぜになった海の中で、日常生活を送っているようなものなのです。


邪悪な想念は他人から送られたり、自分の潜在意識からこぼれ出したり、ある時突然不意に姿を現わす。


だからそんな時、自分を守る盾のようなものが必要です。


守護霊にプロテクトを祈るのも良いでしょう。


でも自分自身で悪魔を祓い、精神力を強化出来れば、それが一番手っ取り早いはずなんですね。



自分で悪魔祓いするには瞑想したり内観したり、自分の想念を正直に分析しなければなりません。


潜在意識にどのような考えがストックされてるか見つめ直し、自分自身を浄化する必要があります。


そしてマイナスの欲望・マイナスの感情・マイナスの考えを、抱いたり表現したりしないようにする。


シャワーを毎日浴びるように、日々心の汚れを洗い流して、よこしまな想いを受けつけないようにするのです。



ポジティブシンキングがなぜ大切か?


それは隙あらば忍び込んで来ようとしている、邪悪な想念の侵入経路をふさぐため。


マイナスエネルギーの振動をシャットアウトするためです。



それって結局<自己コントロール>の力に掛かっているんですね。


<自己コントロール>出来る人間こそが、本当に望むものを引き寄せられる。


最終的に見えない精神の力が、全てを決めているのです。


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新年度の春からひとり暮らしをスタートした人も多いと思います。


初めて自炊する人向きに、あり合わせの材料で美味しく出来る [ 簡単!自分で晩ご飯 ] のレシピがたくさん紹介されてます。


[ 簡単!自分で悪魔祓い ]


こっちのレシピの方もすご〜く重要です。


是非忘れないでおいて下さいね。







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by viva1213yumiko | 2017-04-27 22:25 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

眠れる森の美女の夢

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正直冬って眠くなりません


私はメチャクチャ眠くなる。


気温の低下に合わせて、オツムもボディも冬眠省エネモードに切り替わる。


冬は夢見を育むシーズン。


いっそ<眠れる森の美女>のように、夢をじっくり熟成させましょう。


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<眠れる森の美女>のストーリーは欧州の古い民話の伝承で、様々なバージョンがあることが知られています。


ディズニー映画<眠れる森の美女>は、グリム童話をベースに創作されました。


糸車の紡(つむ)でユビを指し、深い眠りの中に落ちて行くオーロラ姫。


王子のキスで100年の眠りから目覚めると、二人はめでたく結ばれて、末長く幸せに暮らしたことになってます。



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でもフランスの詩人ペロー版には、その後の二人の運命が綴られているんです。


ペロー版では、姫の目覚めも王子の甘いキスではないのです。


100年の呪いが解除された時、彼女自らムックリ起きて来るんですよ。


なんだか拍子抜けしちゃいますよね〜


二人は結ばれて子供も二人授かるのだが、王子の母親の<王太后>は、なんと!<人食い種族>でありました。


そして嫁と子供たちを食べようとするんですね。


危機一髪になったところを<新王>に即位した王子が助ける。


そして悪行が息子にバレた<王太后>は気が狂い、ムカデやヘビがグツグツしてる大釜に飛び込んで自殺してしまうのです。



昔のヨーロッパって実際に人食いが横行してたのでしょうか?


<人肉>をテーマにしたシュールなお話しに仕上がっています。


子羊の肉を幼子の丸焼きと信じ、ムシャムシャ食べる人食いの母親に、どのようなメルヒェンを感じ取れというのでしょうか?


どうにも腑に落ちません。


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イタリアのバジーレ版はさらに強烈。


眠りに落ちた眠り姫は、悲しんだ父王にそのまま城に去り置き去りにされます。


その後、偶然鷹狩りでたどり着いた王が(父親か別の王かイマイチはっきりしない)姫を見つけるのですが、あまりの美しさに我慢出来ずレイプしてしまう。


眠り姫は眠っているうちに王に犯され身籠ってしまうのです。


それでも姫は眠り続け、眠ったまま不義の双子を出産し、子供たちによって初めて魔法が解けるのです。


王は別邸への通い婚を続けていたが、嫉妬に狂った王妃に事実がバレ、子供達は命を狙われ煮込みスープにされそうになる。


眠り姫も火あぶりで殺されそうになるのだが、そこに王の助けが介入する。


子供をスープにして飲ませたという話しを聞き、王は怒り狂い、王妃を火に投げ込んで殺す。


そして王と眠り姫は正式に結婚し、幸せに暮らしましたとさ。



悪魔教団の生贄儀式か何かからインスパイアされたのでしょうか?


ウォルト・ディズニーも度肝を抜かす<カルト・サスペンス>です。


物語はもう完全に善悪の彼岸を超えちゃって、すでにその教訓すら分からない状態です。


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    ♬ いつか夢で ♬     

        


     あなたをいつも夢に見て


     その瞳さえ、とても懐かしい


     夢は幻と言うけれど


     でも分かる


     あなたこそ、愛してくれる


     あの夢と同じに

  

                ディズニー映画<眠りの森の美女>より

  


           


<眠りの森の美女>は「理想の結婚」がテーマです。


でもそれは「自己主張しない従順な女が幸せな結婚を手に入れる」とかいう、昔風の教訓じゃありません。


「理想の結婚には100年費やしてもお目にかかるのは不可能に近い」


だから「妥協しなさい」っていうんでもない。


何かもっと深~い意味が隠されてるんじゃないの?


ウォルト・ディズニーも気付かなかった、もっと深遠で哲学的な何かがです。


無い知恵を振り絞り、私は考えました。


その結果、この物語のキモは<100年の眠り>そのものじゃないかという結論に至ったのです。


そうするとこのお話しも俄然ワクワク楽しくなって来ちゃうんですよね〜




オーロラ姫は死ぬ訳じゃなく<100年の眠り>の状態に移行します。


彼女はその間、どこかのアナザーワールドを訪問中です。


でも不思議なことに、彼女は眠りの中で真実の伴侶の姿を知るんですね。


真実の伴侶・真実の未来・真実の生き方・・・


不思議なことにそれらをみんな夢が教えてくれる。


まるで<100年の眠り>の状態には、未来の情報すべてが織り込まれているみたいですね。



<夢のお告げ>って馬鹿にならないんです。


キリストもブッダもその誕生のしるしを、母親は夢で知りました。


先住民の文化の中には、子供が生まれる夢を見ると、それを合図に精霊が宿り、そうして赤ん坊が生まれると考えるものがあります。


子供は勝手に本能的に授かるのではなく、両親のどちらかが「種子の状態から出現の状態」に整ったことを夢で知らされ、そしてそれを了解した者の元にやって来ると信じるのです。


そこには「命を生み出すのは両親ではない」という、自然界への謙虚さが感じられますね。


両親は命の誕生にただ身体を提供するだけ。


子供の誕生を夢に見るのは、特定の時期に特定の家族に生まれることを了承する人間を見つけるための、自然界からの通信なのです。


先住民はこのような文化を維持することで、現代を生きる我々よりずっと調和的な家族生活を送っていたと思われます。


きっとオーロラ姫も<100年の眠り>の中で、そんな風に結婚・出産の準備を整えていたに違いありません。

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<大いなる眠りの世界>では全てがお見通しなのです。


<大いなる眠りの世界>とは、現在・過去・未来、すべての時間を超越しています。


将来的に出現する予定のものは、それがまだ種子の段階でも情報を得ることが可能なんです。


実は眠り姫も100年の間に色々な情報をしっかりキャッチしてたのでしょう。


自分の伴侶、自分の未来、自分の運命を・・・


夢の中できっと直感的に感じ取っていたと思うのです。


邪悪な妖精の呪いで100年肉体を動かすことは出来なかったけど、きっと精神は自由に飛び回っていたはず。


真実の愛が熟成する時を、静かに待つことが出来たはずです。



100年の時を待ち続け、永遠に思えるほどの時間が過ぎ去ったとしても、どこかに必ず運命の人はいるはず。


出会うことで自分が完全になれるような、そんな運命の人がいる。


欠落したものを埋め合わせることの出来る、たったひとりの特別な誰か。


その人と出逢える時が来る。


誰もがその奇跡に憧れ、その時を待ち望んでいる。


本当の自分に戻れる瞬間を誰もが待ち望んでいるのです。

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実は人間なんて、皆んな深い眠りに入ってるようなものなのです。


イバラに囲まれた古城の中で、眠りこけてるあなたの意識。


それを優しく揺り起こし、呪いを解除する方法がどこかにあるはずです。


それは一体何なのでしょう?


オーロラ姫のお話しは、我々にそのことを思い出させるためにあるのです。




真実の愛を否定した人生。


それがどんなに味気ないか、ちょっと想像してみて下さい。


どんなに時代になろうとも人の心にはメルヒェンが必要です。


たったひとつのメルヒェンで心救われることもあるのです。



冬は夢見を育むシーズン。


<眠れる森の美女>のように、夢をじっくり熟成させましょう。


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by viva1213yumiko | 2016-11-28 15:07 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

すぐそばにいる般若

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源氏物語に登場する姫君たちをアイドルタレントみたいに人気投票してみると、男性陣の一番人気は<夕顔>なのだそうです。


<夕顔>は家柄が良い訳じゃないので、プライドをひけらかすようなことありません。


たおやかで儚げで、逆らうことなく受け入れてくれて、「どうぞ私のこと好きにしていいのよ」って言ってるような、まっこと殿方にとって都合の良い女性です。


ところが女性陣の人気ナンバーワンは、物語の中でも最もキャラクターの立ってる<六条御息所>だそう。


物の怪になってまで<光源氏>に執着し続ける、いわゆる<重い女>ですよね。


なのに意外にも、女性たちにはそこが人気。


それはどんな女の心にも絶対に潜んでいる、あの厄介な魔物のせいでしょう。


すぐそばにいる般若。


プライドと嫉妬という般若が、女性たちの共感を誘うからなのです。

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平安時代。


それは怨霊信仰の時代です。


美しく高貴な教養人<六条の御息所>は、プライドと嫉妬とにがんじがらめにされ、すっかり行き詰まっておりました。


元皇太子妃の立場だというのに、7つも年下の愛人<光源氏>との関係が思うように行きません。


この行き詰まった愛憎劇、気持ちをどう納めたらいいのだろう?


もちろん世間体もある。


今さら引くに引けない状態で、焦りばかりが募ります。


挙げ句の果てに葵祭りの時、公衆の面前で正妻から大いに恥をかかされる。


この牛車事件をピークに<六条御息所>の追い詰められた魂は、肉体を離れ彷徨い出してしまいます。


プライドと嫉妬心・・・


強烈な彼女のその想い。


どうやらそれが生き霊を発動させてしまったようなのです。


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生き霊とは、強く念じることで<意志のある独立した魂>を作ってしまう現象のこと。


私たちの感情や欲望や想いが、実は向こう側の世界で実体化してることを意味しています。



スピリッツとは本当に不思議です。


人が何かを念じる。


するとその時点から、想念は自分の手元を離れ、見えない世界で形を作り始めるんですね。


初めはぼんやりしてハッキリとしませんが、想い続けることで想念形態はくっきりシャープになって来る。


そしてその想念は命を吹き込まれ、れっきとした生き物のように活動を始めます。


願望を成就しようと、関係者の元へ一直線に飛んで行くんですね。



思考は現実化します。


想念形態は条件さえ整えば、必ずや現象界に出現するものなのです。


だから心で考える想いには、いつも気をつけてなければならないんですね。


その想いに愛や思いやりがあって、人が良くなることを願う善良なものなら、それは高貴な良い生き霊と言えるでしょう。


でも誰かの不幸を願うような邪悪なものだったら、それはつまり悪霊ということになります。


その誰かさんにきっと良くない影響を及ぼすはずです。

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誰かを恨んだり憎んだりする。


すると、それに相応しい形の想念形態が作られてしまうのです。


透視能力者にはそのおぞましい姿がきっと見えてるはず。


そして、たとえ見えないとしても、感じ取ることなら誰もが普段してるはずです。


誰かに近づいた時、その人があなたにネガティブな感情や思いを持ってるかどうか瞬時に感じ取れませんか?


ほらね、これって誰もがすぐピンと来る類いのものなんですね。



このように見えない世界では、私たちの発した想念エネルギーがうごめいているんです。


それはまるで世界珍獣図鑑を、部屋中に広げて眺めるようなもの。


蛇や野獣や魔物やUMA。


鬼や天狗や狐や般若。


色んな生きものがそこらじゅうに息づいてるんですねぇ~(笑)

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悪意のエネルギーは意図的なものだけではありません。


人が無意識で発してる恨み・嫉み・憎しみが、その人から勝手に離れて悪さをし始めることもあるんです。



正妻に恥をかかされ、プライドと嫉妬がごちゃ混ぜになってしまった<六条の御息所>は、朦朧とした意識状態となって、ついに脱魂してしまいます。


肉体から離れた魂は、出産を待つ正妻の寝床へ赴き、意図せずに取り憑いてしまうんですねぇ。


しかし本人は、その間どんなことが起こっているのか分からない。


夢を見ているような状況なのです。



生き霊って、それを作った本人の意志とは、全然関係なく行動しちゃうみたいなんですよね。


<六条御息所>の魂は、自分の嫉妬の醜さを疎ましく思っています。


激しい嫉妬心を何とか押さえ込もうと、平常心を装って和歌を詠んだりする。


しかし、逆に理性で抑えようとすればすれほど、抑圧され閉じ込められた執念が反抗し、肉体を離れ勝手に悪さしてしまうんですね。


心の奥の情念は、ちっぽけな意志の力なんかより遥かにパワーが強いのです。


それまで幽体離脱の自覚など一度もなかった彼女ですが、自分の服や髪に、加持祈祷用の芥子の匂いが染み付いてることから、生き霊の正体が他ならぬ自分だったと初めて理解するのです。

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自らの嫉妬心が、知らぬ間に重大な結果を招いている。


そういうことって本当にあるみたいです。


心を抑圧した女。


思い込みの強い女。


彼女たちの心の葛藤が、いつ何時般若に変身してしまうのか検討もつきません。


実生活で貞淑で清潔な生活を送れば送るほど、内なる魂は理性の抑制を離れ、狂気を演じてしまう。


恐ろしいことですが、どんな女にもその可能性が秘められているのは確かです。

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女の心にはうねりがあります。


嫉妬や恨みの感情が、あなたに般若の面をまとわせる。


般若の原因を探ってみれば、それは辛く悲しい<恋の妄執>だったりするのです。



花は散り、ススキが揺れそよぎ、マツムシが寂しげに鳴くこの季節。


恨み妬みの般若の面が、月明かりを浴びて、ぼんやり浮かび上がる。



秋の気配は生き霊を呼びやすいですよ。


あなたもどうぞご用心、ご用心。


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by viva1213yumiko | 2016-10-24 14:29 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

誰もが多重人格者

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「もしかして自分は多重人格かも知れない・・・」


誰もが一度ぐらいそんな風に思ったことあるんじゃないかしら?


外に見せてる自分と、内側で感じる別の自分。


ギャップを感じれば感じるほど、自分という人間が分からなくなる。


人間の内面世界とは底知れぬ洞窟みたいなものです。


いつの間にか見知らぬ人が住みついてしまうことも十分に考えられます。


だから・・・


心に明かりを灯しましょう。


見知らぬ人たちに「ハロー」と言ってみよう。


どうやら彼らと手を繋ぎ、仲良くする必要がありそうです。


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この<多重人格>という言葉。


なぜか私は惹きつけられちゃうんですよね~


多重人格って自分の記憶や受け入れられない現実を、意識的な思考から分離しようとすることで発生するそうですよ。


非力な幼児期に、虐待などの強いストレスを受けた人に多いと言われます。


彼らは葛藤やストレスを内界で処理するために、空想から生まれる別人格を必要とするのです。


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良く知られた例に<24人のビリー・ミリガン>があります。


ビリー・ミリガンには犯罪者の人格が現れ、婦女暴行や強盗を犯し逮捕されます。


しかしポカンとした表情で「そんな恐ろしいこと、自分に出来るはずがない」と言っている。


解離性の多重人格なので、悪人の時の記憶は全く残っていないのです。


初めは関係者全員が言い逃れのお芝居と思ってましたが、全く違う人格に変身する様子を何度も目の当たりにするうち、医者も弁護士もビリーの多重人格を認めざるを得なくなりました。


ビリーの中には本人以外の23の人格が宿っており、取っ替え引っ替え色々なキャラクターが表面に現れます。


上流階級のイギリス英語で喋ってみたり、ならず者の態度を取ったり、怯えた子供になってみたり、女の仕草でシナを作ってみせたりするのです。


中でも長時間に渡ってビリーの身体を支配する主人格は、知的なイギリス紳士<アーサー>・憎悪の塊<レイゲン>・人懐っこく絵の上手い<アレン>の3人。


その他にもたくさんの交代人格がそれぞれの記憶力を持っていて、ビリーを精神的に追い詰めます。


それって言い方を変えてみると、常時ビリー・ミリガンに23の霊魂が憑依していて、フルトランスしてるってことですよねぇ。


ひとつの身体に24個の分裂した魂・・・


ハァ~、これはメチャクチャ疲れそうですねぇ。


こんなことが10代の頃から続いていて、追い詰められたビリーは何度も自殺を試みる。


しかし他の人格たちが自殺を許してくれず、ビリーは死にたくても死ねない状態なのです。


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強い痛みや恐怖が限界を超えると、人間はそれを引き受けてくれる人格を、勝手に生み出してしまうらしい。


耐えきれない感情をその人格が引き受け、事実をなかったことにする為です。


ぼんやりしたベールに包み込み、自己崩壊からの防護壁にするというのだから、人間の潜在能力って本当に神秘的ですよね。


この現象、本で読む分には興味深くワクワク楽しいですが、これ、本人にとっては想像を絶する苦しみと思われます。


おそらく多重人格の治療には、長時間の根気強いセラピーが必要でしょう。


混乱と絶望と自己否定とが順ぐりに襲って来て、内臓をひきちぎられるような、崩壊のギリギリ直前まで追い込まれるはずです。


しかし不思議なことに、どん底からバラバラの人格が再統合される時には、必ずや自己救済者の人格が現れるらしいですよ。


おとぎ話しの中で老賢者が偶然登場する、まさにそのようにです。


ビリー・ミリガンにも他の全ての人格の記憶を知る<教師>という存在が現れ、そこから治癒が始まりました。


それ以降、他の人格をコントロール出来るようになったのです。



自分を統合しているひと回り大きな自分が、きっとどこかにいるのでしょう。


様々なキャラクターを演じている自分。


それらを高みからじっと見てる、舞台監督が確かに存在するんです。


演技している自分は、本当の自分のほんのごく一部。


背後にいる別の誰かが、人生という芝居の進行状況を見守っているのです。



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多重人格をテーマにした映画や小説は多くて、人間の内面の世界そのものが、実は最もスリリングでミステリアスな場所だったということが良く分かります。


映画<アイデンティティー>とか<ファイト・クラブ>とか、傑作も多いですよね。


そういえは<君の名は>も魂の入れ替わりを扱ってるし・・・


でも多重人格の内界をのぞき込んで、目眩せぬよう十分注意して下さいね。


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実はかく言うこの私も、幾つかの人格を合わせ持つ多重人格者です。


表向きの主人格は、凡庸な性格でおよそ個性的とは言えませんが、人当たりも良く安定した常識人。


笑顔で行えば何事も上手く運ぶと信じており、決められた規則を守るべきと考える、保守的な成人女性です。


彼女は大概、鏡に向かって化粧をしてると降りて来ます。


全般において信頼のおける人物で、仕事でも人間関係でも、彼女に頼めば万事ソツなくこなしてくれます。


私は感謝と尊敬を込めて、彼女のことを<コンパニオンさん>と呼んでます。


ニュートラルで便利な人格なので、日常の生活の大体のことは、この<コンパニオンさん>にお任せしてあります。



でもそれと同時に、彼女と正反対の陰気な女もいるんです。


自閉的で月のように受け身な、ハタチ前後のまだ若い女性です。


自分勝手な世界を作り出し、自己完結してる夢想家。


お地蔵さんのようにガンと動かず、インスピレーションをただキャッチするだけの少女、<ひかげ>です。


<ひかげ>は<コンパニオンさん>のように要領よく立ち回ることなど一切考えない。


そればかりか白痴のように空を見つめ、ボーッとしてることもある。


理由を聞くと「アンテナをベストにチューニングしている」と答えます。


時空の彼方を見つめてフリーズしてしまうこともあり、そんな時はちょっと心配です。



この対照的な2名が私を主導する主人格のようですが、その他に3名ほどの交代人格もいます。


甘いものをせがんでばかりいる、3~4歳の無邪気な子供 <キャンディ>


頑固で批判的で、皮肉な怒りを溜め込んでる70代の男性 <おっさん>


せっかちで下品で早口の、40前後のヒステリックな女 <アドレナリン>



これらの人々が私の身体に住みついていて、それぞれ出番を待っています。


ほらね・・・この通り・・・


やっぱり誰もが多重人格でしょ?



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そしてそれらを操る人形使いの存在を確かに感じます。


出番に合わせて彼らを操る人形使いですね。


分裂したそれぞれの自分を見つめる、内側の知らない誰かさん。


多分それが<ハイアーセルフ>って奴なんじゃないかと、私は内心密かにそう思っているんですが・・・



果たしてこの肉体の所有者は一体誰なのだろう?


誰か本当のところを教えてくれませんかねぇ。





おまけ:

誰もが多重人格者。


たまに混線することがあっても、それはそれでご愛嬌。


人気のアイスクリーム店で行列に並んで、散々待たされて酷い目にあった時は、<おっさん>と<キャンディ>が同時に現れた。


「全くもってケシカラン」『責任者は何を考えとるんじゃ」「世も末じゃ」などとブツブツこぼしつつ、結局トリプルフレーバー完食してしまうのです。



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by viva1213yumiko | 2016-10-13 16:20 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)