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おいしい<りんたま>

田舎暮らしの美点は色々ありますが、一番の魅力は何と言ってもおいしいものが多い点であります。

生産者との距離が近いので、安心・新鮮な食材が安価に手に入れられて嬉しい限り。

町内の山田さん夫妻が作った有機米とか、角の鈴木のお婆ちゃんが作ったほうれん草とか、加藤おじさんのしいたけとか、隣のおばちゃんがつけた漬け物だとか・・・

本当に顔を知っている人々の生産物を手に入れることが出来るのです。

「あのお婆ちゃん、いつも丹精込めて野菜作ってるもんね〜」

「さすがにおいしいわよね」

なんて、食卓の話題まで提供してもらえてありがたい。


生産者直売所がいたるところにあるので、まめによく覗いてみるのだが、時々思いもかけない素敵なものを発見したりします。

本日もりんごの産地、栃木県矢板市の直売所で素敵な玉子を発見しました。

放し飼いのニワトリに自家製ブレンド飼料と無農薬野菜、そして矢板市長井産のりんごを食べさせて、産んでもらった特製玉子。

その名も<りんたま>だ。

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生産者のエンジェルファームさんは「おいしくて明日のチカラをもらえるような卵」をめざしていて、黄身の強さに自信があり、楊枝3本刺しても大丈夫という触れ込みです。

早速、<りんたま>お買い上げ。

今夜は楊枝を突き立てた、玉子かけご飯と決定いたしました。


こんもりと弾力ある濃厚な黄身には、なんと本当に3本の楊枝が立ってしまいました。

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白身だってそう、ゼラチンみたいにぷるんとしていて、なんだかセクシー。

そしてほのかに香る、フルーティーなりんごの香り。

そう、<りんたま>ご飯は甘かった。


元気なオレンジのビタミンカラーご飯に、ほんのちょっとお醤油かけて・・・

さぁいただきましょう。

<りんたま>ご飯。

おいしくって、ほんと、何杯でもおかわりできちゃいます。

あなたにも教えたいですね。

この<りんたま>パラダイスを・・・

   
   
 炊きたてのご飯のうえに 

 オレンジ色に神々しく輝く、りんたまの黄身

 ああ!それは日出ずる国ならではの夕げの佇まい

 遠い記憶の井戸の底

 きっと誰かが合掌している

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by viva1213yumiko | 2012-03-28 21:19 | 衣・食・住 | Comments(0)

光舞隊よさこい演舞会

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那須町にある障がい者支援施設<マ・メゾン光星>

そこで結成されたよさこいチームの、とてもとても熱い演舞会を見ました。


よさこい踊りを通して、障がい者の地域参加や社会貢献につなげ、また地域の人々に障がい者理解を広げる目的で活動しているのだそうです。

知的ハンデを抱えている皆さんのクラブ活動から生まれ、今では施設の枠を超え、地域の誰でもが参加できる活動として練習会やイベントに参加。

今回2回目の主催公演ということで、近隣のよさこいチームも多数参加して、それは大変な盛り上がりの演舞会となりました。



私、よさこい踊りというのを見るの初めてなんです。

漠然と盆踊りのようなのんびりとしたものをイメージしていたのですが・・・

これが大違いだった。

エアロビクスか、パラパラか、和風な有酸素運動とでも言いましょうか・・・

とにかく、とてもスピーディーで体育会系。

各チームとも、そろいの衣装ハチマキでばっちり決めているし、大きな団旗の揺れる中で挨拶の仕方から揃っていて、花の応援団風。

よさこい踊りと言うより、YOSAKOIエクスサイズですね、これは。


女子高生のチームから平均年齢70歳のおばあちゃまチームまであり、よさこい人口はとても幅広い。

そして障がい者も施設職員さんも、その子供達までも一緒になって振りを合わせて踊るのです。

「心をこめて練習したんだなぁ」

と、その一生懸命さについつい感動してしまいます。

終止笑顔をたやさず、舞台と観客をがんがん盛り上げるので、会場にたくさん詰めかけていたハンディをお持ちの方々は、喜びの感情を押さえきれなくなってしまい、ついつい舞台に登壇。

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彼らはとても純粋だから、本当に感じていることが表情や仕草行動に直結してしまう。

だからあの笑顔を見れば、あの目を見れば、彼らが本当に圧倒的な喜びの渦の中に、自分を委ね明け渡してしまっているのだということがよく分かるのです。


自分を超えた大きなものに、お任せしている人たちの幸福論。

瞳の中に光を宿す穢れなき人々を見て、私は今日長らく忘れていたものを思い出したような気がしました。


<人生の喜び>それはきっと、難しいことではないんですよね。

   
   それが何であろうと構わない

   今のこの一瞬に没頭し、全身全霊で取り組むこと

   そしてほんの少しでいい

   自分を成長させ続けること

   そして、回りの成長を支えること

   それが喜び

   人生の喜びなんです




   

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by viva1213yumiko | 2012-03-26 18:24 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

なぜタロットは当たるのか?

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タロット占いをしていると、時々相談者の方から質問されます。

「なぜタロットは当たるんですか?」

「カードに意思でもあるんですか?」

もちろん、カードはただの紙きれで意思なんかあるはずありません。

けれどなぜか、その時に必要な答えがポーンと飛び出して来るから不思議です。

なぜなのでしょう?

なぜタロットは当たるのか?

正直、私にもあまりよく分からないのですよ・・・



タロットはルネッサンスの頃には現在の形にほぼ完成されていて、1440年代ミラノのヴィスコンティ・スフォルツア家のカード・デッキが、現存する最古のカードとして残っています。

当時は貴婦人たちの遊戯としての性格が強かったのですが、その後時代が下がるにつれて様々な研究者があらわれ、カードに秘められた叡智の伝説が囁かれるようになったのです。

古代エジプトの秘儀なのである。

いいや、ユダヤ教のカバラ思想に違いない。

テンプル騎士団が欧州に持ち込んだものだ。

オカルト悪魔学の一分野である。

エトセトラ、エトセトラ。

ヨーロッパ精神史の流れの中を、付かず離れずタロットも漂って来たことは間違いありません。

世界の思想史をタロットの切り口で研究したら、きっとどっぷりとハマってしまいそうです。



ところで、タロット占いで最も重要なことって分かりますか?

何を隠そう、最も大事なのは<質問の方法>なのです。

不思議なことにあいまいな気持ちであいまいな質問をしても、カードは答えてくれません。

むしろ馬鹿にされてしまいます。


例えば「素敵な彼といつ巡り会えますか?」なんて問うと、「あなたに心の準備が出来た時」なんてサラリと返して来たりするのです。

なんだか禅問答みたいでしょ?

質問が漠然としていて、主体性がなかったからなんですね。

この場合、質問者はあくまでもこう聞くべきです。

「素敵な彼と巡り会うために、私に必要なものはなんですか?」

これだと運命を自分で切り開くための知恵として、その時の質問者に必要な情報を引き寄せやすいんですね。


出て来た回答に納得がいかず、本当にそうですか?本当にそうですか?と、同じことを何度も聞いたりすると、「も〜、そんなこと自分で考えなよ!」って感じで意味不明のカードを出してくることも結構あるのです。

カードのスピリッツは、そんなに甘くはないのです。


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なぜタロットは当たるのか?

私はこんな風に考えます。


人は迷った時、悩んだ時に、その問題を乗り越えて成長するようプログラムされています。

そもそも始めから乗り越えられないような問題と出会うことはないし、自分に必要性のない問題には近づいたりしないものなのです。

だから悩み事とは人生がくれたテーマであり、新しい学びのチャンスともいえるでしょう。

そして本来の自分には問題を解決する能力があり、解決方法もちゃんと知っている。

その時最も必要な答えを、カードで引き寄せる力をも持っているという訳です。

何を隠そうカードは自分の心の声なんです。

あなたの魂の鏡なんですね。


自分の中の本当の声は、とても小さくて聞き取りにくい。

だから十分注意深くいてあげて下さい。

問題解決の答えを、必ず自分は持っているのだから・・・




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by viva1213yumiko | 2012-03-20 02:10 | 人生・霊性 | Comments(0)

3D映画革命<Pina>

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アート系初の3D映画の誕生として話題の<ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち>を観た。

ヴィム・ベンダース監督が、2009年急逝した天才振付家のピナ・バウシュへのオマージュとして完成させた、とてつもなく感動的な映像作品です。

このふたりのずば抜けた才能が合体して、舞踊芸術と映像芸術の境界線辺りで、新しい化学変化が起こってしまいました。

コンテンポラリーダンスは難しくてどうも苦手。という方もきっと、これは凄いと思うに違いありません。


まず、ピナ・バウシュという人について。

ドイツのヴッパータール舞踊団を率いる舞踊家・振付家で、ダンツ・シアターと呼ばれる演劇的手法のコンテンポラリー作品で世界的な評価を得た女性です。

演劇とダンスの融合というだけあって、日常的な身振りや会話が自然に織り込まれている作品世界で、人間の内奥を描く自由な身体表現だと言えます。

<愛と孤独・傷み・喜び>が主なテーマで、心の深部に眠る渾然一体となった深い感情を呼び覚ますような作風です。

人間が持つ業の深さや、絶望までをも見通した視点で創作が行われているので、封印したはずの不愉快な感情、いらつき、不調和さえもあばき出されてしまいそう。
           
美しさへのアンチテーゼとでも言うのでしょうか、人間の持つ生々しい感触に触れて、体調が悪ければめまいさえするかも知れません。

しかし、そこには深いレベルでの癒しと浄化があり、魂の解放が隠されているのです。


そして、ヴィム・ベンダースという人。

<パリ・テキサス><ベルリン天使の詩><ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ>などの作品で知られるドイツの映画作家。

乾いた空気感の風景描写のロードムービーが、傑出して評価されています。

小津映画の大ファンであり日本贔屓も有名で、震災後福島を訪問して被災者をアートの力で励ましたりもしました。

ニュージャーマンシネマの開拓者と言われています。
  
 
映画冒頭の<春の祭典>の舞台シーンから何だか息苦しい。
 
数トンの土を敷き詰めた舞台上に裸足のダンサーが集まり、激しい群舞にエスカレートして行く。

春の生命エネルギー甦りのため生け贄を捧げる古代の儀式をモチーフにしたダンス作品だ。

荒々しい生命力。残酷なまでの暴力的身体表現。

怯える表情。

乱れた髪。

滲んだ汗。

ダンサーの息づかいや、衣ずれの音まで聞こえる。

これは、凄い!

スクリーンがステージになっちゃった。
  
3D映像って、こんなにも場の空気感を再現できるものなのね・・・驚いた。


その他の舞台作品として、人間のディスコニュニケーションを表現した<カフェ・ミュラー>、ダンスホールを舞台にした<コンタクト・ホーフ>、巨大な岩と降り続ける雨の<フルムーン>、と心臓をわしづかみにされそうな踊り?が紹介されて行く。

どれも緊張感あふれるものばかりです。

 
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そして圧巻に面白いのが、劇場空間から屋外に飛び出したダンサーを3Dカメラが追いかけるところ。

林で、公園で、温室で、プールサイドで、

モノレールで、エスカレーターで、

歩道橋で、中央分離帯で、

製鉄所で、採掘場で、廃坑のトロッコで・・・

明るい陽光のもと、ベンダースのカメラがピナのダンス作品を、さらにさらに自由に解き放ってみせた。

その非日常的なイメージの魔法。

「ダンスなんて興味ないよ」

と、いう人でも必ずや心を揺さぶられる事間違いなしだと思います。



ピナ・バウシュは生前いつもダンサーにこう言って指導したそうです。

「自分を見失わないように、踊り続けなさい。」

この言葉、どんな人の人生にも当てはまる深いメッセージだと思います。

3.11以降の私達日本人に、今最も必要なメッセージとも言えるのではないでしょうか。




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by viva1213yumiko | 2012-03-14 00:32 | オペラ・バレエ・映画 | Comments(0)

映画<スライブ>

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映画<スライブ>をもう観ましたか?

といってもこの映画、映画館で一般公開している訳ではありません。

今現在様々な事情により、インターネット経由でないとおそらく観れない映画なのですが、知る人に取ってはかなり評判の高い、良質で誠実な作品です。

現代社会の格差、貧困、不正、対立などの様々な問題を取り上げ、なぜそういう問題が一向に改善されないのか、なぜそんな世の中がまかり通っているのかを取材・研究した米のドキュメンタリー映画なのです。


宇宙にロケットを飛ばし、原子力でエネルギーを作るまで知性を進化させた人類世界に、日々の食料にも困る程の貧困や、争いや病気が一向になくならないのはなぜか。

なぜ人類はこのようなレベルの低い問題を、未だに乗り越える事が出来ないのか。

その根本原因を、誰にでも分かるように説得力を持って取材しています。


映画が伝えたい一番のテーマはこうです。

「実は我々の問題は解決可能なのだ。世界を牛じる巧妙な権力システムが、不必要な問題を意図的に操作しているだけなのだから・・・」


私も全く知らなかったので、まさに目からウロコのお話だ。

世界の金融経済を握る一部支配者層が、軍産複合巨大企業と政府をコントロールし、巧みに世界を操るシステムを作りあげていたなんて!

今までトンデモ本の中のお話と思っていた。

だけどどうやら、それがそうではないらしい。

綿密な調査と研究に基づいて実証したドキュメンタリーなのです。


大体この映画の制作者。

米巨大企業P&Gの創設者一族の御曹司なんですよね。

自分の一族にとってかなりの不利益ともなる暴露的映画を、ポケットマネーで制作したのだというから潔い。

制作者ご夫婦が自らナビゲーターとなって出演しています。

暗殺の危険性はないのだろうか?   

そんな事さえ気になって来る。

世界のエネルギー問題に対する代替案として、フリーエネルギーの研究をしていた学者さん達は、ことごとく潰されて来たらしいが、彼らにも妨害の手は及んだのではなかろうか?


この映画の素晴らしいところは、これら世界の問題を解決するために私たちに何が出来るのか提案している点であります。

それも、みんな日常生活で出来る事だ。


   情報を得る。意見を言う。他者とつながる。

   地元の銀行を利用する。

   中央の大銀行からお金を引き出し、地元の銀行や信用金庫に預け、資金提   供の流れを阻止する。

   責任を持った購入や投資をする。

   公正なネットを維持する連合に参加する。

   独立メディアを支援し、ニュースの資金提供者を考える。

   有機・非遺伝子組み換え農業を支援する。

   公正な選挙を求める運動に参加する。   

   再生可能なニューエネルギー技術を支援する。

   クリティカルマス運動に参加登録する。


などが紹介されていて、未来への明るい希望がわいて来る。


人類は今、さなぎから蝶へと変容する過渡期にあります。

惑星の進化システムのある段階を通過しようとしている訳ですね。

だから次なるステップへ無事にたどり着くための知恵も、本来ちゃんと持ち合わせているのです。

だから悪戯に、混乱に惑わされないで欲しい。

新しい世界を創造する力は、いつでもあなたの中に眠っているのだから・・・


これ以上いくら説明していも、この映画の素晴らしさは伝わらないでしょう。

百聞は一見に如かず。 

とにかく観て欲しいです。



スライブムーブメント



      

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by viva1213yumiko | 2012-03-09 16:07 | オペラ・バレエ・映画 | Comments(0)

ひな祭り

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ひな祭りといえば、ひな人形を飾って女の子の成長を祝う祭り。

ひな壇に飾るようにになったのは江戸時代以降で、それまでは紙の人形と蛤の殻に供え物をのせるくらいの質素なものだったようです。

人形の下に並ぶ嫁入り道具一式の模型は、成長後の幸福な縁組みを願う目的から追加されました。

「3月3日を過ぎたら早く片付けないと結婚が遅れる」

と、いわれるのはこのためなのです。

三人官女や五人囃子、箪笥・長持ち・書棚・鏡台と、時代とともに豪華がエスカレートしてしまい、過去には<蒔絵・金銀箔禁止令>が発布されたこともあるらしい。

まるで女の子は豪華な婚礼道具を携えて結婚して行くのが一番幸せと、小さな頃から刷り込むかのようです。

(それは回りの大人達の願いであり、幸せのかたちは人それぞれなのだと、嫌でも後に気づかされる事になるのだけれど・・・)


「3月3日を過ぎたらおひな様を早く片付けないと婚期が遅れる」

まさに自分自身にも当てはまるパターンであった。

赤いひな壇飾りが大好きで、妹とふたり、人形を片付けようとする母によく駄々をこねたものだ。

その後の姉妹にはやはり案の定の人生が待っていたのだから言霊とは恐ろしい。


ところで3日にお別れするおひな様を送るため、野山や海辺へ出かけて、ままごと遊びをする風習を知っていますか?

3日の日の午後に近くの山や海へ出かけ、おひな様にご馳走をあげる。

重箱のあられやお菓子を食べながら夕方まで歌を歌い遊ぶのだそうです。

   
   おひな様よ来年ござれ

   山越えて里越えて来年ござれ、花見にござれ

   赤いべべ来て、白いべべ来て、

   ぽてんこぽてんこ、餅ついて酒買ってあげろ

   おひいな様よ来年もござれ

   桃の花あげよ

   餅作ってしんぜよ

   来年の節句には雲のって風にのって

   はーよはーよおーいで


これは千葉県の外房地域での話しなのですが、こういう風習があったなんて私全然知らなかった。

こうやっておひな様に別れを惜しんであげないといけなかったんですね。

そうすれば我々姉妹の人生も、全く違うものになっていたかも・・・

幼少期の体験がその人の人生を左右するって、本当にそうなのかも知れません。




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by viva1213yumiko | 2012-03-03 21:37 | 季節・行事 | Comments(0)