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アースデイ那須2012

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アースデイ(地球の日)は世界184の国と地域、約5000ヶ所で行われる、世界最大の環境イベントです。

地球に感謝し、美しい地球を守る意識を共有する日、アクションを起こす日、それがアースデイです。


今年、発足3年目を迎えた<アースデイ那須2012> 

さて、そのキーワードは・・・

   
[自然・平和・みんなの思い]
   
   
[社会・つながり・おいしい・愉しい]
   
   
[学び・気づき・きっかけ・放射能]
   
   
[ローカル・エネルギー自給]


那須近隣地域に在住、あるいは縁のある個人や団体が多数参加し、思い思いの地域密着型アースデイを表現していて、心暖まるイベントでした。

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手作り品ばかりが並ぶアースデイマーケット・在住音楽家らによるアースデイコンサート・素材の良さで毎回完売のハモニカ食堂・竹の間伐材のバンブーワーク・そしてエネルギー自給のためのプロジェクト紹介ブースと、「ちょっとしたことなんだけど新しい発想があって、人にも地球にもいいじゃない!」というアイデアに満ちていて勉強になりました。


那須の町は人口2万人程度の小さな市町村です。

それって誰もが町長さんの顔を知っているし、どこに住む誰がどんな仕事をしていて、どんな特技を持ち、どんな生き方・考え方をし、どんな趣味思考を持っているか、長く住んでれば何となく分かってしまうレベルの大きさなんですよね。


寅さんみたいなテキ屋稼業の才能に恵まれたミュージシャンとか、市民運動に情熱を傾ける染織家。

天ぷらの廃油からバイオディーゼルを作る設備屋さん、合コンならぬ農婚を主催する自然農夫妻。

修験道の修行最中の青年

発明家を育成する大学教授

山奥で仙人のように暮らして来た画家

と、わかっているだけでもかなりユニーク。

且つおおらかで真面目な人材が揃っている。

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皆さんお祭り好きの人間ばかりなので、いざイベントとなるとめちゃくちゃ張り切ってくれる。

自分の特技をダイレクトに表現し、それがまた地域貢献につながったりもするのです。

誰がが面白いアイデアを考える。

それが個人でも団体でも構わない。

それが地域に益をもたらし、社会のためにもなるならすぐにでも実行しようじゃないかという開拓者気質があり、自由な意見交換が交わされやすいのです。


東京は世界に名だたる大都市で、なんでも一流のものが揃っていて便利この上ないが、地域とのつながりという点では地方に勝てません。

純粋に故郷を愛する気持ちがなければ、環境イベントを開催してもどこか偽善の香りが漂ってしまいます。

考えているだけはダメ! 

発言するだけでもダメ!

大切なことは行動すること! 

アクションを起こすことなんです。

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ボランティア有志が自らシャベルやスコップを持ち、放射能の除染をするところから始まった<アースデイ那須2012>

「自分たちの住む町を自分たちの手で必ず良くして行くんだ!」という住民たちの決意を感じました。

お洒落で美味しくヘルシーで、ローカル発信ならではの、とても魅力に満ちたイベントでした。



アースデイ那須2012




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by viva1213yumiko | 2012-04-26 19:25 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

パイロマニアの手 

「どんな人でも、手の歳だけはごまかせないものなのよ」

と、母は良く言っていました。

なるほど、確かに手にはその人の生活すべてが表現されてしまいます。

魔女といえども、女は女。

なるべくならば白くてほっそり柔らかい、美しい手を保ちたいものです。

しかし、何といっても田舎暮らしの手作り生活。

お手入れするより、手荒れのスピードの方が勝っていて、なかなか理想に近づけません。

以前、北海道のマタギが手作りした熊の油の軟膏が、火傷・あかぎれ・ひび・傷に良く効くという話しをTVで見たが、本当ならば試してみたい気がします。


先日も手首から先だけが赤く日に焼けてしまったので、何でかな?と思い、考えていました。

屋外作業をした覚えはないし、紫外線のシーズンにもまだ早いし・・・

しかしその時、はたと気付いてしまいました。

これは日焼けではなく、焚き火焼けだったんです!

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かまどやストーブに薪をくべる時は、グローブや軍手で手を保護するのが基本ですが、毎日使っているとつい鬱陶しくて面倒になります。

だんだん炎に慣れっこになってしまい、急ぎの時などついつい素手で薪を投入してしまうんですね。

慣れというのは恐ろしいものです。

当初は火を付けることさえままならなかった私が、気付けばこんなこと平気で出来るようになっている。

お料理の先生で油の温度を指で計ったりする人がいるが、どうやらそれに近いのかも知れない。


真っ赤になった熾き火の上に、素手を差し出してしまうのだから、一瞬といえども私のお手々はあぶり焼きになっているはず。

焼き鳥屋さんの炭火で焼いた手羽先をイメージしてもらえればいいかしら・・・

強火の遠火であぶられた皮は、こんがり美味しそうなきつね色になるでしょう?


う~ん、

やっぱり私には熊の軟膏必要かも知れませんね。


ところでネイティヴアメリカンの先住民族は、小さな子供達に炎の恐ろしさを教える為に、わざとちょっとだけ火傷させるらしいんです。

すると子供は学習して、二度と火に近づかないとのこと。

人間は本来、こうして何万年も前からエネルギーとお付き合いして来たんですよね。


今、持続可能な地球環境を取り戻すため、森の木質バイオマスエネルギーが再び見直されて来ました。

火や熱に関する知恵や創造力を、もっとたくさんの人に伝え、共有する作業も必要です。

今までマイノリティーだった、私たちみたいな火・熱マニア(パイロマニアという)が今後更に増えることを祈っています。




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by viva1213yumiko | 2012-04-21 21:07 | 美容・健康 | Comments(0)

トイレに宿る信仰心

トイレほど、ひとりになって自分を振り返るのにふさわしい場所はありません。

だからでしょうか、大概どこの家でもちょっとしたことわざや格言のカレンダーなんかが貼ってあったりするものです。

他ならぬ我が家にも、あるキリスト教神父が布教のために描いた、信仰カルタのカレンダーが飾られていていて、毎日心を暖めてもらっています。

このカルタ形式のカレンダー、旧約聖書・新約聖書の逸話を語る子供向けのものなのですが、とにかく可愛いいのです。


   [あ] 悪魔にだまされたアダムとエバ

   [い] いつでもどこにでもいらっしゃる神さま

   [う] 馬小屋の中で生まれたイエズス

   [え] エデンの園でエバは幸せ

   [お] 乙女がみごもって男の子を生む


こんな風に[ん]の字まで続くのだが、ジュイニエ神父ご自身による絵がまたとてもチャーミングで、ささやかながらトイレに宿る信仰心を育ませてもらっている。

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さてこのカルタ、今日ふと目にとまったのが[か]の字の欄でした。


   [か] 体がないから神さまは見えない


神さまは人間と同じように考えたり、決めたり、愛したりするおん方ですが、体がなくて、形のない霊だけですから、目には見えません。
   
神さまは今から3500年ぐらい前に、ご自分のいらっしゃることをユダヤ人に示すため、シナイ半島で、40年もの間、雲の形でお現れになりました。   

そういうわけで、ここでは、その形をえがきました。



とあり、ちょっと笑ってしまいました。


だってユダヤの神さまといえば厳しいので有名で、私だけを信じろ、偶像崇拝するな、あれしちゃダメ、これしちゃダメってうるさかったはずじゃないですか・・・

嵐や雷になって人々を震え上がらせた、っていう感じだと思っていたのに、雲になって現われるなんて・・・

この絵のせいも多分にあるけど、なんか凄い牧歌的でいいなぁ~

しかも40年間もですよ~

当時のユダヤ人は気付いてくれたのでしょうか? 

どうかなぁ?

かなり疑問が残ります。

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都会の空って狭いから、まじまじと雲を見つめるなんてこと滅多にないけど、田舎の風景は空の占める割合がとっても大きい。

色や形が刻一刻と変化する雲を、じっと眺めているだけでも結構楽しかったりするのです。

今にして思うと、あれは神さまの化身した姿なんじゃないかと思われる、美しいものもありましたね。

ぼうーっと雲ばかり眺めていたら、人様にはちょっと不安に映るかも知れないけど、是非とも今一度、私共の所にもいらして頂きたいものです。

2012年の今、神さまが那須高原に降りて来て下さったなら、私絶対に見逃しはしませんよ。




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by viva1213yumiko | 2012-04-17 20:03 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

正しいブラボーの叫び方

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クラッシック・コンサートやオペラ・バレエでは終演時のカーテンコールに、よく「ブラボーーー!」と掛け声がかかります。

日本語に表現するならば「素晴らしい!」「お見事!」「うまいぞ!」「あっぱれ!」「でかした!」って感じの感嘆符でしょうか・・・

作品に対する感動や、出演者への敬意を「ブラボー」という言葉に込めて表現するのです。


ところがこの「ブラボー」

いくら舞台に感動したからといっても、ただ闇雲に叫べば良いという訳ではなく、実は暗黙のルールがありなかなか厄介な代物なのです。

本日は、いずれきっとあなたの役に立つミニ講座<正しいブラボーの叫び方>で、事前講習しておきましょう。


日本語の<ブラボー>は仏語経由の外来語として定着したようですね。

本来はイタリア語の形容詞<Bravo>から派生した感嘆詞で、特に劇場などで聴衆が演者にかける喝采として用いられます。

仏語・独語・英語・日本語など<Bravo>を外来語として扱っている文化では、一般的に「ブラボー!」とそのままの形で声を掛けても基本的に間違いではありません。

しかし、実はここからがややこしいのです。

まず第一に、イタリア語の発音は「ブラーヴォ」と2音節目にアクセントが来なくてはなりません。

「ブラボーーー!」

と、日本的な平べったいイントネーションでは、イタリア語圏の出演者には通じないかも知れません。


そしてクラシック音楽などの場合、声を掛ける対象によってイタリア語の性数による語形変化を使い分けなければならないのです。

男性ソリスト歌手のアリア終わりなら「ブラーヴォ」です。

でも女性ソリスト歌手のアリア終わりだったら「ブラーヴァ」じゃなきゃダメなんですね。

そして複数人数の男性合唱だったら「ブラーヴィ」になり、女性のみの複数人数の合唱なら「ブラーヴェ」になる。

じゃあ男女混合の混声合唱ならどうなるか?

「ブラーヴィ」が正解です。

オーケストラなど多人数の演奏などの場合も「ブラーヴィ」になりますよ。

女性ソロのピアニストには「ブラーヴァ」

それが女性のみのピアニストのグループ演奏なら「ブラーヴェ」です。

そして日本ではあまり見かけないのですが、聴衆の反応が手厳しくブーイングさえ起こるイタリアではこんなことも・・・

男ひとりと女ひとりの歌手がカーテンコールに登場したのに「ブラーヴォ!」と声が掛かったら、それは男性は良かったが女性はイマイチという皮肉なのです。

もう~ 頭グラグラして来る~


ところで、フライング・ブラボー(フラボラ)というものをご存知でしょうか?

クラシック音楽はポピュラーに比べマナーの決まりごとが多く、演奏が終わったあとの余韻と静寂も音楽の一部である、という暗黙の了解が存在します。

だから指揮者が指揮棒を降ろす前の拍手や、拍手が起こる前のブラボーは、フライング・ブラボーと呼ばれかなりヒンシュクを買う行為なのです。

特にワーグナーのオペラなどは作曲家の意図を表現するために、一幕すべてを途切れることなく演奏する決まりがある。

だから、イタリアオペラみたいなアリア終わりの拍手喝采も一切なく、音楽はシリアスに黙々と進行して行く。

フライング・ブラボーなどしようものなら、大クレーム問題になってしまうことでしょう。


また、大物スターが来日してガラコンサートなどが開催される場合、招待したスターの手前、舞台を盛り上げるための効果音的ブラボーが必要になって来ます。

熱狂的なファンや主催者側のスタッフさんが、舞台の出来不出来に関わらず拍手喝采してくれないと、間が持たなくてスターに申し訳ない。

そんな時は、仕込みの<ブラボー屋>が活躍するんですね。


このようにいろいろ聞いてしまうと、クラシック音楽は堅苦しくてコンサートに出向くのがおっくうな気がしてしまいますよね。

でも実際はそんなことありませんよ。

多少オタク系の聴衆が多いかな?っていうくらいのものなので、安心して楽しんで下さい。


そうそう、コンサートの前後はJR駅ナカのイタリアンレストラン<ブラボー>に寄るのも良いかも知れません。

Suicaも使えることだしね。

  


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by viva1213yumiko | 2012-04-14 21:01 | オペラ・バレエ・映画 | Comments(0)

お花見茶会

なぜか不思議な名前の駅名に惹かれてしまうんですよね。

ついつい好奇心に駆られて、ふらり途中下車して散策したくなります。

東京周辺でざっと挙げてみても、<馬喰横山><清澄白河><都立家政><YRP野比><越谷レイクタウン><原当麻><安食><尻手>などなど・・・

想像力を刺激されるような駅名がたくさんあります。

そんな、訪ねてみたい不思議地名のひとつ、<聖蹟桜ヶ丘>でお花見茶会を致しました。

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京王線で多摩川を超えるとすぐ、見晴らしのいい多摩丘陵の風景にかわり、風がそよぎ始めます。

どこまでも続くニュータウンの南側斜面に、春の穏やかな光が反射してキラキラ輝いています。

その昔、明治天皇の御狩場だった小高い丘に、満開に咲いた桜を愛でつつ、野点の茶会を行おうという風流な催しが開催されました。

それぞれの立場で各々の女子力UPを目指している、女盛り5名によるお花見茶会であります。


「春うらら~」 

「すご〜い、気持ちいい~!」 

「日本の春は本当にのどかですねぇ」 

「ああ、幸せ~」

「来て良かったぁ~」


お上品にお手前を頂戴して心をきりっとさせる宴のはずだったのに、満開の桜にきゃっきゃとはしゃいで、熟女達まるで小学生の遠足状態。


しかしお花見弁当と一緒に頂いた御酒に酔ったのか、ソメイヨシノに酔ったのか、時間と共にみんなだんだん叙情的になってきます。


「冬が寒かった分、今年の桜はしみるわね」

「生きてるあいだにあと何回この桜が見られるのかしらねぇ」 

「桜が散るみたいに潔く死にたいものだわね」

「人生はあっけないものだもの」

「それまでせいぜい好きなことして生きないとよねぇ・・・」

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なんだか西行法師の和歌をふと思い出してしまいます。


 願わくは 花の下にて 春死なん その如月の望月のころ



桜は日本人のDNAにインプットされた特別な象徴。

我々日本人の誰の心にも眠ってる、ある種の情緒を揺り起こすボタンのスイッチを押してしまうのでしょう。

ほとんどの日本人が桜の花に人の一生のはかなさや、宗教的死生観を感じ取ってしまうなんて、考えてみるとかなりレベルの高い精神的贅沢を味わっている、優雅な資質の国民なんだと思うのです。

震災以降、日本人民度がさらに上がっているので、ことさら桜への感慨も深いんじゃないでしょうか。


 花や虫に人生を投影し、共感することのできる感性

 この極めて繊細で美しい日本人の情緒、日本の風景

 礼節と思いやりを大切にする、おもてなしの心

 日本の美しい文化・伝統を、今こそ改めて大切に守りたい


我ら茶ガールズは、本日心を新たにしてそう思うのでした。

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追伸:
聖蹟桜ヶ丘はスタジオジブリ<耳をすませば>のロケ地として有名ですが、今回訪れた桜ヶ丘公園では<仮面ライダー>のショッカー秘密基地を発見してしまいました。




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by viva1213yumiko | 2012-04-11 11:53 | 季節・行事 | Comments(0)