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優しさは人をダメにする?

飲み会なんかで興がのって来ると、よく好きな人の話しになります。

若い人たちに「どんな人がタイプ?」と聞いてみると、皆んな大概「優しい人がいい」と言うのです。

ストレス厳しい現代社会、誰もが優しさや癒しを求めたくなる気持ちは、凄く良く分かります。

しかしこの<優しさ>という奴、結構落とし穴があるのも事実なんですね。
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愛の世界において、優しさほど難しいものはありません。

なぜなら「自分は人のために正しいことをしている」という錯覚が、落とし穴のようにすぐ横に、常に構えているからです。

愛の世界において、この<あなたのために>という言葉ほど当てにならないものはないんですよね。

愛する<あなたのため>にしてあげる行為も、鋭く深く探ってみると、実はピント外れだったと言うのは良くある話しなんです。


一番分かりやすい例は、母親です。

「あなたのために心配しているんじゃない!」

「だからああしなさい。こうしなさい!」

「お勉強しなさい。お母さんの言うこと聞きなさい・・・」


世の母親というものは、知らず知らずのうちに子供にプレッシャーかけてしまっています。

いわゆる<愛という名のコントロール>ですね。

自分の理想を自分勝手に子供に押し付けてしまうのです。

子供たちはグレートマザーのエネルギーに絡めとられて、自分の個性を発達させることが出来なくなる。

そして色々な矛盾を抱え込み、だんだん息苦しくなって来る。

時には必要以上の反発をするかも知れない。

そして限界が訪れると、はっきりした家族問題となって浮上して来ます。


日本人は自分と家族、自分と他者を同一化しやすい国民性と言われます。

「他者も自分と同じ価値観を共有しているはず」という、暗黙の共同幻想で成り立つ社会なのです。

何も言わなくても「阿吽の呼吸で分かり合える」なんて、自分の都合良いように勝手に解釈しちゃったり・・・

欧米型の個人主義とは自我の構造が根本的に違うんですよね。

欧米人が羨む思いやりの精神はとても大切だし、大事に守って行きたい伝統の和の心です。

しかしそこには、<依存・甘え・弱さ>が見え隠れしてませんか?

我々日本人が今意識化すべきは、もっと成熟した、一皮剥けた思いやりや愛なんじゃないでしょうか?


それは、[ひとりひとりの個性がみんな違うって事を知っている愛]

[違いを知った上で、相手の世界観に寄り添えるような愛]

[皆んながそれぞれの旅の途中にいて、その出会いと別れで相互作用を起こして行けるような愛] なのです。


そのために、人はお互いに相手の完全性と個別性を尊重しなければなりません。

たとえ自分の伴侶・家族といえど、魂の成長発達にお節介な介入は不必要なのです。

仏教の教えでも「人が本当の優しさに至るには慈悲の念が必要で、そのためには同情やら心配やらはほどほどにセーブしなければならない」って言われてるのだそうですよ。

さあ、心を鎮めてよ〜く考えてみましょう。

そして自分に正直に問うてみて下さい。

相手のためを思っているように見えても、実は不安から生まれる、自分の心の問題だったって事が結構あるんじゃありませんか?

[愛は人を育てるが、優しさは人をダメにする] のです。

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<銀河鉄道の夜>の中で、カンパネルラのこんなセリフがあるのですが、この言葉は真実の愛を考える上で、とてつもなく意味深い言葉だと思います。


「ぼくはおっかさんが、ほんとうに幸いになるなら、どんなことでもする。けれども、いったいどんなことが、おっかさんのいちばんの幸いなんだろう。」

「ぼくわからない。けれども、誰だってほんとうにいいことをしたら、いちばん幸せなんだねえ。だから、おっかさんは、ぼくをゆるして下さると思う。」



   [人の為と書いて、偽りと読む]

誰が言ったか知らないけれど、昔の知恵は紛れもない真実ですよね。




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by viva1213yumiko | 2013-07-30 15:22 | 人生・霊性 | Comments(0)

進化の波

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最近はタロットでも私生活でも、色々な人の話しを聞くたび、つくづく時代の進化の波を感じます。

今まで上手くいってたはずの仕事・遊び・健康・人間関係が急に壊れてリセット状態になってしまった。

あるいは、上手くいかなかったはずの仕事・遊び・健康・人間関係が、思いもかけず急激に展開し始めた。

などなど・・・

皆さん目まぐるしくダイナミックな変化にさらされているようです。

それはまさにカオス状態。 

混乱の真っ只中です。


「神も仏もありゃしない!」

なんて嘆いてる人も多いかも知れませんね。 

本当にご愁傷様です。

しかしその嘆き、ある意味正しいと言わざるを得ません。

実は、我々の神頼みに応えて動いてくれていた神は、もう去って行ってしまったんじゃないかという気がしているのです。


何千年に渡り人類をかまってくれていた神仏と我々との関係性は、今や新しい局面に突入したんじゃないでしょうか。

神や仏が色々と面倒を見てくれていたこの世界は、宇宙と自分との関係性の世界に変わってしまいました。

神は今、人間の自立を後押しし始めています。

これまでとは完全に立ち位置を変えてしまったので、今までのような神頼みには容易に応えてくれないでしょう。


これからはすべて、神(=宇宙)と人間との共創造の世界になって行く。

つまり神が与えたもう世界から、神と一緒に共に創り出す世界へと変わったんですね。

神=宗教ではなく、宇宙=秩序の世界へ、全面的にシフトです。

聖なるものの再構成とでも言いましょうか、今までの3大宗教や人格神を完全に超えた、宇宙そのものと一体になるべき時代になってしまったのです。

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今世紀を占う、ある未来予測によると、21世紀はまさしく<意識の時代>なのだそうです。

人間の内面が大きく変わって行く・・・

だからそれに対応出来る自分に進化しなければダメです。

今までの甘えや言い訳、責任転嫁は通用しなくなるからです。


これからは宇宙との接点が重要になって来るでしょう。

宇宙の意志に沿って生きる事がなによりも大切です。

それはつまり、自分の使命を全うする生き方の事ですね。

宇宙を意識して行動すると、自分たちの進化に役立つ情報も次々と得られるようになると言います。


人間を超えた壮大な秩序、宇宙的な自然界の秩序。

これに従って生きてみましょう。

宇宙の進化に貢献する生き方、それが本物の<真・善・美>だと言えるのです。




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by viva1213yumiko | 2013-07-26 22:47 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

霊性の参院選

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人が霊性に目覚めて来ると、極めて当たり前の真実に直面し、それら全てを受け入れざるを得なくなって、愕然と立ちすくむことになります。

それは「自分が今生きる世界とは、自分たちが作り上げた創造の産物である」ってことなのです。


憲法改正・TPP・原発再稼働・・・

不正・腐敗・格差・不平等・・・

エトセトラ・エトセトラ・・・

私たちの世界をこのように壊滅的な状態にしてしまった根本原因は、社会をこうなるまで放っておいた、我々の政治的無関心のせいです。

現在のこの末期的世界は、もう居酒屋で愚痴をこぼし、ネットで憂さ晴らしして収まる段階ではなくなってしまいました。

実際にアクションを起こさなければなりません。

「自分の一票なんかで何も変わりはしない」って若者はついつい思いがちです。

「街頭演説ドン臭いなぁ~」なんてね。

それは自分は政治とは関係ない存在だって、長い間そう思い込み、また思い込まされて来たからでもある訳ですね。

しかし「自分はこの世界と関わらずに生きては行けない存在なんだ」ということを、改めて思い出して欲しいのです。


あなたは世界であり、世界を生みだす創造主でもあります。

だからあなたのちっぽけな一票は実はとても大きな力を持っています。

「口先だけの公約はもうたくさんだ!」

「影で勝手にコソコソ勝手に決めるな!」

「国民は健康で文化的な生活を営む権利がある!」

そのちっぽけな一票が日本の国と繋がり、世界と繋がり、地球を形作ることになるのだと改めて思い出して下さい。

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霊性修行とは、お山に籠って瞑想し、悟りを開くことだけを言うのではありません。

むしろ都会では、自分の変化が速やかに環境に反映されるので、ダイナミックな霊性進化を体感するチャンスに溢れています。

今回の参議院選挙で、あなたが関わっている外側の世界に積極的にコミットしてみましょう。

どんな世界に暮らしたいか、どんなビジョンを持っているのか・・・

自分の心と良心に従って、候補者の言葉の何が真実で何がそうでないかを見極めるのです。

どの候補者に一票を投じるべきなのか、自分自身の内なる声に従って判断してみましょう。


スピリチュアルに生きるとは、自分を取り巻くすべての事象に自分で責任を持つということです。


 自分を取り巻くすべての事象は、自分の心から生じている。
   
 不都合があったら自分自身を変革する。すると世界は変わり出す。

 理想の未来のためにも、自分の言動を100%意識化する。


誰でも知っている当たり前のこと。

それをを思い出す作業。

それが霊性修行ってものなんですよね。




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by viva1213yumiko | 2013-07-17 10:06 | 人生・霊性 | Comments(0)

なぜ女はいつまでも嫌な記憶を忘れないのか?

あなたは恋人や夫と喧嘩するたびに、昔のことをほじくり返してネチネチ言ったりしていませんか?

「なぜ女は過ぎた過去のことを根に持つのか?」

働き盛りの中高年向けの男性雑誌に、ある臨床内科医が書いていたコラムを読んで、なるほど〜!とやけに感心してしまいました。
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「なぜ女はいつまでも嫌な記憶を忘れないのか?」

それは、嫌な思いをした記憶を忘れては困るからなのだそうです。

子を産み、育てる性である女性は、基本的に自分と子供の身の安全を第一に考えます。

自分に与えられた危害を忘れてしまうと、また同じ人に嫌な思いをさせられるかも知れません。

だから女は二度と同じ目にあわないために、嫌な記憶を脳に留めておくのだそうです。

女性の脳は不快な思いを、大脳皮質で処理するように出来ているらしい。

大脳皮質は知性、理性、言語といった、高度な脳の活動を司っているところですね。

女性は大脳皮質でネガティブな感情を捉えると、その感情を言語化し、長期記憶として蓄えてしまうのだそうです。

一方男性は感情を脳の中心の扁桃体という器官で処理する。

そこが司るのは短期記憶。 

だから男は昔のことをすぐ忘れてしまうようなのです。

つまり、女性の脳は感情をどんどん溜め込むバケツで、男性の脳は感情を網目から素通りさせるザルのようなもの。

そして女性のバケツはいつか水があふれ出し、突然ひっくり返ってしまう。

その時になって初めて男性は慌てふためくのですが、もう手遅れということも少なくありません。

「結婚後、知らない土地で寂しい思いをした」「育児を手伝ってくれなかった」など、妻が昔のことを毎日のように引きずり出しては自分を責めて困る。

そんな相談者に対して、この先生はこうアドバイスしたそうです。

「妻にしゃべりたいだけしゃべらせなさい。そして辛かったね、僕も悪かった、と共感してあげなさい。」

その相談者はそれから毎日、黙って妻の話しを聞き続けました。

すると一ヶ月後、「私も変わらないといけない」と妻が反省し始め、そしてある日「あなたがいないと私は生きて行けない」と、愛らしいセリフを語るほど変わったのだそうです。

相手の言葉を受け入れ共感してあげる、これが女性との対話の第一歩です。

日頃から夫婦間コミュニケーションに悩まされている中高年男性に向け、先生は優しく教え諭しておりました。


これは男性向きのアドバイスですが、女性の私も妙に納得してしまいました。

女性を理解する上で何より大切なのは、<受容>と<共感>なのだと改めて思い至ったのです。

妻たちの方だって、今更過去をどうしろと言ってる訳ではないんですよね。

そんなこと重々承知してるのだが、いまの怒りの気持ちを分かって貰えなければどうにも気が収まらない。

はっきり言うと「言いたいだけ・・・」 

ただそれだけの話しです。

こういう時、バケツがあふれて怒ってる女性の気持ちを、男性はまずはしっかり受け止め共感する必要があります。

そして「確かに君のいう通りで、怒るのは当然だ」と<支持>します。

その上で「もうこういうことが起きないようにこうするよ」と、<保証><説得>の段階に進んで行くのです。

相手が難色を示したら「じゃ、こうしよう」「こういう案はどうかな?」と解決案をいくつか出して選択させれば、それは更に良い結果を導くと言うのです。

なぜなら「女は選択するのが大好きだから」だそう・・・(笑)

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<受容>→<共感>→<支持>→<保証>→<説得>

こうして女性の愚痴・不満・不安と改めて向き合ってみると、ビジネスのクレーム対応と全く同じなんだということに気付かされます。

クレームを言って来るお客様にヘタに説明や反論をしたら、それは火に油を注ぐようなもの。

まずはお客様の言い分を100%聞き入れて、文句を言いたい気持ちを察して差し上げる。

全てはそこから始まり、そこへ帰ります。

考えてみればクレーム対応の出来いかんに寄って、却って好感度が増すってこともありますよね。

こういう時こそ、自分の評価を上げるチャンスです。


女性とのコミュニケーションがすれ違ったら、顧客のクレーム対応だと思って、ただただひたすら話しを聞きましょう。

そして解決出来るよう、誠意を見せ続けるのが基本となります。


世の男性諸君!

女性とのコミュニケーション術は、まずは基本の<接客マニュアル>からスタートですぞ。




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by viva1213yumiko | 2013-07-09 09:27 | 人生・霊性 | Comments(0)

バレリーナは甲美人

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パンプスってありきたりの定番だけど、女性の足を一番奇麗に見せてくれる靴ですよね。

パンプス・シューズはここ一番、キチンとした装いを要求される時、頼りになる存在です。

けれど、足の甲の部分がむき出しで引っ掛かりがなく、とても疲れやすいのが問題です。

もともと貴族が宮廷内で履いた靴なので、屋外を歩くために作られていません。

晩餐会や舞踏会の時、足先からエレガントに振る舞う、言わば見せるための靴なので、実用には向かないのです。

だから現代の働く女性がパンプス・シューズで通勤するのは、考えてみるとかなり不自然な行為で、足裏マッサージやリフレクソロジーがこれだけ盛況なのも、パンプス通勤の功罪と言えるのかも知れません。


同じパンプスの中でも極め付きまで甲を見せたデザインを、バレエ・シューズと呼んでいます。

バレエ・シューズとは、バレリーナが踊る時、足先の動きをみせるための靴。

踵や足裏の繊細な動きを、靴を履いたまま表現出来るので、エレガントを足先で表現するバレエ芸術には必携のものです。

そして舞台では極限まで天に近づくため、つま先立ちのトウ・シューズ(ポワント・シューズ)を履くのです。

1㌢でも高く伸び上がり、重力からの解放を目指したバレリーナたちは、この世とあの世を行き来する、美しい妖精や天使と同じような存在だと定義されました。

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このトウ・シューズを履いた時、最も美しいとされるのは足の甲の部分がフラミンゴのくちばしのようにアーチを描き湾曲する事。

俗に「甲が出る」といわれるラインです。

一般女性は、<足の指>や<足の裏>を意識する事はあっても、<足の甲>の美しさなんて普段考えもしませんよね。

だけどバレエの世界ではこの<足の甲>がものをいいます。

バレリーナを目指す子供たちは、ストレッチャーで甲を引っ張り痛い思いをしながら、美しいアーチ型の甲を目指します。

それだけバレリーナにとって足の甲は大事なパーツとなっているのです。


和服の似合う人って大体<うなじ美人>ですよね。

水着を着るなら<くびれ美人>かな? 

セクシーさでは<ブロンド美人>

ミステリアスな<白痴美人>

色んな美人がいるけれど、バレエの世界は<甲美人>が求められるのです。

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日本人の人気ダンサー上野水香さんは、この<甲美人>の代名詞みたいなバレリーナです。

世界甲美人コンテストなんてものがあったら、グランプリ取れるんじゃないかと思えるほど、惚れ惚れする甲なのです。

もともと手足が長く、日本人離れしたプロポーションの持ち主なのですが、その彼女がポワントでポーズすると、甲は柔らかい湾曲を描き彼女の重力をバランス良く吸収し、美しくしなるフラミンゴ・ラインを描くのです。

寺院のドーム屋根のように、数学的強さと美学的バランスを兼ね備え、観るものに崇高な哲学さえ感じさせる甲だと言えるでしょう。

まるで足の先に情緒が宿っているようです。

舞台人なら手先・指先、もしくは表情で感情表現して、情緒を感じさせる人は多いでしょうね。

だけど、足先に情緒がある人って滅多にいませんよ。

上野さんの甲には奇跡が宿るのです。

美しく繊細かつ強靭な、神の恩寵を垣間見せる、奇跡の甲なのであります。



 [神は細部のデティールに宿りたもう]

<甲美人>のバレリーナたちを見るたび、言葉にならない何かが万華鏡のようにきらめき出して、結果、私は沈黙せざるを得なくなります。

[世界中のあらゆるものに、あまねく神は偏在する]

そんな大いなるインスピレーションに、心奪われてしまうからなのです。




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by viva1213yumiko | 2013-07-05 21:05 | オペラ・バレエ・映画 | Comments(0)