ふゆの力

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冬、真っ盛りであります。

囁き声さえ凍りつきそうな、そんな山の大寒です。

古代の日本語の「冬=ふゆ」という言葉には、霊力が「ふえる=ふゆ」という意味が込められていたらしい。

自然界の霊力は、冬至を境にしてまた太陽の光とともに甦り、大地を活気づけ人々を幸福にします。


冬はそんな再生準備のための特別な季節です。

そこでは魂の浄化と再生が行われているのです。

太古の昔から繰り返される、根源的な営み。

あらゆる命が静かに熟成を待つ、聖なる時間。

冬は人の心を内面へと向かわせます。

精神の成長にはぴったりの時間だと言えるでしょう。


<春・夏・秋>と、人間にはあらゆる恩恵が、自然界からギフトとして贈られています。

だから冬の季節こそ、そんな太っ腹な自然界に感謝の気持を捧げ、彼らの声に聞き耳を立ててみなければなりません。

我々を養い育ててくれている偉大な自然を、リスペクトしなければならないのです。

それなのに・・・

畏敬の念を忘れて、驕り高ぶる現代人。


ふゆの力を忘れるものに、ふゆは猛々しく警告しているのです。

ふゆの力を知ってるものには、それは悲鳴に聞こえます。



 ふゆは静かに叫ぶんです。

 聞く耳を持つ人にだけ聞こえる小さな声で、

 ふゆは静かに叫ぶんです。

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# by viva1213yumiko | 2012-01-20 23:05 | 季節・行事 | Comments(0)