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仮想現実の人生

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バーチャル・リアリティーという言葉が一般的になったのは、一体いつ頃ぐらいからだろう?


仮想空間という機械の中の世界。


その世界の中で現実並みのリアルな体験が出来ちゃうというんだから、現代文明ってホントに面白いことになってますよね。



仮想現実とはコンピューター等の機械で、現実にはないものをあたかもそこにあるかのように知覚させる技術のことです。


もちろんゲーム業界がそのトップランナー。


仮想現実の空間で仮想のスポーツを楽しんだり、仮想の敵とバトルしたりして、現実では不可能な体験やスリルを味わえます。


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仮想現実ではプログラムさえ組み立てれば何でも好きなことが出来ます。


仮想世界では理想通りの恋人も構築出来るので、その恋人と仮想デートも楽しめちゃうんです。


当然、デート費用も仮想マネーで支払えます。


仮想レストランでゴージャスなディナー、そのまま仮想ホテルにベッドイン。


仮想SEXで思いっきり快楽も味わえます。


しかし仮想の交際とはいえ、やがて痴話喧嘩やすれ違いは訪れることでしょう。


直面したくありませんが、この世界でもやはり向き合わざるを得ないのです。


たとえ仮想の恋愛であれ、男女の機微は学ばねばならぬ必須項目です。


いくつかの仮想恋愛を経験して大人になったら、次は仮想の結婚です。


かりそめの神の前で愛を誓ったら、ハネムーンに一足飛びに進みましょう。


そのまんまの勢いで仮想ベビーが生まれちゃえば、幸せ仮想ファミリーの一丁あがりです。


そうなってくるとペットと芝生のある、仮想マイホームが必要となる。


仮想ビジネスで大儲けして、仮想の富豪になり、船やジェットや大豪邸を手に入れても全く構わないのです。


何てったって、ここは仮想空間なのですから・・・


あなたが味わうことのない、別の人生を体験出来る場所なのです。


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さて、このように仮想の現実世界で思うような体験が出来たなら、楽しくて楽しくてしようがなくなりますよね。


カビの生えたこの現実世界になんか、戻って来たくなくなってしまうんじゃないんでしょうか?


だってあっちの世界でも商売したり、ちゃんと報酬が得られて、理想の職業に就いた理想の自分が、理想の恋人や家族と仲良く暮らしているんですよ?


もうこっちの世界になんか、誰も戻って来たくありません。



デジタルの世界が行き着くところまで行ったら、こんな具合にこの世界と向こうの世界とが入れ替わちゃう可能性があります。


仮想現実で何でも出来るようになったなら、努力を重ねても実現に時間が掛かってしまうこの現実世界など、皆どうでもよくなるでしょう。


むしろ現実など「もう必要ないよ」って思うかも知れません。


バーチャル・リアリティーの方がよっぽど楽しくなり、こっちに戻って来れないほど耽溺する、いわゆる<V.R廃人>がたくさん出て来るんじゃないかしら?


こっそり向こうの世界に隠れ住む人も続出で、潜伏者を探し出すプロが必要になるかも知れません。


SFの世界が本当に待ち構えていそうですよね。


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でもね・・・


実は仮想現実って現世の延長みたいなものなんです。


そう、延長です。


だって構造からしてソックリですもん。



仮想現実はプログラマーによって創造された電気信号の世界です。


同様にこの宇宙も、神か何かの良く分からない高次パワーに創造された世界。


両方共、どこかの誰かが何らかの原因で創り出したという点で同じです。


また、仮想現実の世界に入るには<ログイン>や<ログアウト>をしなければなりませんが、これなどはまるで時の<始まり>と<終わり>を表現してるようにそう思えて仕方ありません。


ゲームの開始のため、<入口>と<出口>を設定するところなど、間違いなく人の<誕生>と<死>を表してるはず。


仮想現実には一定のルールがあるし、訓練によってキャラクターを成長させて行きますが、これなどは実際の人生上のレッスンと全く同じ仕組みです。


ユーザーは仮想世界でしたい経験を決めることが出来ますが、実際の人生でも我々の想いや意図が、やはり我々の経験を反映して行く。


そしてユーザーはシュミレーション・システムの外側を理解していて、いつでもそちら側との繋がりを保っていられます。


だからそれと全く同じように、この宇宙のシステムを我々が理解すれば、いつでも我々は宇宙の創造主と繋がっていられるはずなんじゃないかと、そう思えてしようがないのです。


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ねっ、仮想現実って我々が生きるこの世の、そのまんま縮図みたいでしょ?


実際そう。


それはほぼ確実みたいなんです。


大昔から賢者たちはそのことに気づいていていました。


だから・・・


「神は至るところに存在している」


「関心を払いさえすれば、神は現れてくれる」


と、このように言い伝えて来たんです。


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「21世紀は意識の時代だ」と言われています。


それはなぜだと思いますか?


実は私たちの心の信念が人生のプログラムを決めていて、経験というギフトを与えられている。


そんな考え方が当たり前になる時代だからです。


外の世界を変えるには、自分の内側の世界を変えねばならない。


それがコモンセンスとなるんです。




宇宙そのものが、遥か昔に始まった巨大なシュミレーション・プログラムです。


我々は宇宙というスーパー・コンピューターの中の存在にすぎません。


望もうが望むまいがそんなことどっちでも構いません。


事実私たちはもう仮想現実で暮らしているんですから・・・



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自分の中に全ての世界がある。


あなたがものの見方や学び方を理解すれば扉はそこにあり、鍵はあなたの手の中にある。  J・クリシュナムルティ

                 

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by viva1213yumiko | 2016-11-21 18:11 | 人生・霊性 | Comments(2)

松果体物語

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オーストラリアの先住民、アボリジニの人々はテレパシーを使うと言われます。

例えば、部族の男ばかりで狩りの旅に出ていても、

「○○の女房が今朝から産気づいたようだ。 ひとまずここは帰るとしよう!」

なんて、大事な情報は直感で知るんだそうです。

スマホも無線も携帯も持たない彼ら・・・

どうやって正確な情報を知り得るのでしょうか?

それは、鍛えられ高度に活性化した、彼らの<松果体>のおかげなのです。


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松果体とは脳の中にある小さな内分泌器で、ホルモンやメラトニンを分泌することで知られています。

でも長いこと、<形而上学的理論>と<迷信・俗信>との間を行ったり来たりしてたんです。

脳内の奥深くにあることから、哲学者たちは松果体を神秘的なものとして解釈しました。

彼らは「物質と精神の両者は、この松果体を通じて相互作用する」なんて考えたのだそうです。

「精神世界と物質世界との橋渡しをする、謎の存在だ」ってね。



インドのご婦人方は眉間の位置に、ビンディーという赤い印をつけますよね。

インドヨガでは松果体が、第6チャクラ(アジュナチャクラ)の第3の眼を支配すると考え、精神性の発達と密接に関わる場所と教えてます。

普段は眠ってるが、目覚めると超感覚が発達して来る。

ヒーリングやリーデイングには最も重要な器官とも言えますね。

松果体とはイメージを見せ、啓示を受け取り、直感的洞察力を鋭くさせる、そんな働きがあるようなのです。
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サイキック能力が大いに開花していた頃(アトランティス?)の超古代人は、この松果体の大きさが3~4センチ。

およそピンポン球位の大きさだったらしいですよ。(驚)

ところが現代の我々は約8~9ミリ。

なんとグリンピース位のサイズにまで退化してしまいました。

このことからも多分、自然や宇宙と調和して生きてた頃の人類は、第3の眼が完全に開いていたんでしょうね。

しかし現代生活ではフッ素や水銀や電磁波の影響で、松果体そのものが石灰化しやすくなっていて、アボリジニみたいな直感テレパシーがなかなか働きません。



松果体は脳の中央部、2つの大脳半球の真ん中に位置しており、2つの視床体が結合するちょうど溝の部分に挟み込まれているそうです。

だから、右脳にも左脳にも属さない極めてニュートラルな状態を保っていて、その分高次からの情報をダイレクトにキャッチするとされます。

それって右翼にも左翼にも属さない、全く新しい政治思想のアイディアが突然閃くようなもんでしょうか?

現代人の思考が物事を一方向からしか捉えられず、すぐに良い悪いと決めつけて中庸の立場に立てないのは、松果体発育不全のせいかも知れませんねぇ〜

フッ素のせいで松果体が固まってて、我々み〜んな、既に発想がオヤジ化しちゃってるんですね。(笑)


しかし筋肉を鍛えれば強くなるように、脳を鍛えれば知力が増すように、この松果体も正しく鍛えれば活性化出来るそうですよ!

完全に機能する健康的な松果体へと、バージョンアップすることが可能なんだそうです。

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はい? 

どうすれば良いのか知りたいって?

それにはまず松果体デトックスが必要になります。

一般的なデトックスと同じく、まずは蒸留水をたくさん摂取すること。

その他に緑色野菜・魚のオイル・生チョコレート・ニンニク・ウコン・リンゴ酢など良いようです。

サプリで摂取するなら、MSMと呼ばれる天然有機硫黄・ケイ素・ヨウ素・ホウ素・クエン酸が効くとされてます。


フッ素のデトックスが済み、松果体がふんわり柔らかくなったところで、次は松果体トレーニングに進みます。

これには日の出や日没の太陽を見る<太陽凝視>や、ロウソクの炎を見つめる<ロウソク視>などが良いらしいですよ。

光は眼と連動して松果体経由で入って来るので、受け取った光は脳下垂体から下方へ送られ、身体の水分を通じてすべての細胞へと伝えられるそうです。


 [光が水に乗って全身の細胞に運ばれる]

想像してみると何だかとてもファンタジックです。


このようにして、DNAに光が充電されることで、自ずから意識は覚醒させられて行く。

やがてDMT(ジメチルトリブタミン)という脳内物質が松果体から放出されるようになると、切断された意識状態は完璧な形を取り戻すようになるそうです。

それは素敵!!

松果体の活性化は、どうやら遺伝子覚醒のカギを握ってるようです。

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実は現代社会に蔓延する、フッ素・向精神薬・電磁波などが、松果体に最も悪影響を及ぼしているのだそうです。


   ⒈ 昼間の運動(エクササイズ)

   ⒉ 正しい食生活

   ⒊ 瞑想


これらを日々心がけると、松果体を刺激し、メラトニンが正しく生成されて、石灰化を防ぎます。

これは<松果体再生の物語>に欠かせない要素ですね。



我々が幸福な人生を送るためには<身体の健康>と<心の健康>とが必要です。

でもそれ以外にもうひとつ、実は<魂の健康>というものが密接に関わっているんです。

けれど心身の健康は意識しても、なかなか魂の健康状態までは考えが及はないのが普通ですよね。

その点から踏まえても、松果体は霊的な健康状態に欠かせない器官と言えます。

なぜなら「精神と肉体と魂とを結びつけ、高次の感覚を活性化させ、我々の生きる目的を明らかにしてくれる」、そんな役割があるからなんですね。

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偉大な発明・芸術・予言・テレパシー・遠隔透視・ヒーリングなどの超自然能力は、宇宙からのエネルギーの受容体、松果体の再生にかかっているような気がします。

第3の眼が開き始めると、物事の本質がつかめるようになり、直感的洞察力が鋭くなります。

他者からのコントロールにも影響されなくなり、内なる平和が容易になります。

意識が大きく拡大して、利他の心に目覚めます。

世界中の好戦的なリーダーたちが、この魂の意識に目覚めたなら、きっと世界平和もすぐ可能になるんじゃないかと、そんな風に思えてしようがありません。


<松果体再生の物語>

それは世界平和に繋がる近道かも知れないと、そんな風に夢想してる私です。




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by viva1213yumiko | 2015-08-07 13:32 | 人生・霊性 | Comments(0)

華麗なる加齢臭

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蒸し暑い日本の夏。

デオドラント対策市場が活況です。

特に男性ボディケア市場は好調のようで、この5年で1.5倍に売り上げを拡大したといいます。(日本経済新聞より)

そう言えば山手線でも、伊藤英明さんが消臭ソープでゴシゴシした後に「臭わな〜い」とうっとり囁く映像を良く目にします。

満員電車の中で見事な肉体美CMを見れば、ひとつ買ってみようかという気持ちになってしまうかも知れません。


なんでもマンダム社は昨年11月、30代~40代の働き盛りの男性から汗臭・加齢臭に続く第3の体臭を発見したそうで、それを<ミドル脂臭>と命名したんだそうです。

<ミドル脂臭>・・・

それはミドル男性の頭部周辺のエクリン汗腺から出る汗が、細菌で分解される<古いアブラのようなニオイ>だそうで、ジアセチルという成分から生成されるのだそうです。

20代の男性に比べ不快な強い脂臭を発しているようで、酢の120倍にもなる強い臭気と判明したそうです。(驚)

このような臭いの研究機関では<臭気判定仕>という国家資格の研究員たちが、被験者である10代~60代の男性の脇や頭など部位別のニオイを直接鼻で嗅いで測定し、「スパイスのようなワキ臭」「納豆のような足臭」などとプロファイルして行くのだそうです。(超驚!)

う〜む・・・これは限りなくタフな専門職と言るんじゃないでしょうか。
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最近では<匂いや香りの迷惑>を意味する、スメルハラスメント(スメハラ)という言葉が認知されるようになりました。

正しい知識やエチケット行動を心得えていれば、仕事や人間関係が良好になるからと、<スメルマネジメント活動>も啓蒙されてるらしいです。

世の中において体臭問題は、今やソーシャルな問題へと発展しているみたいなのです。


加齢臭市場で戦陣を切ったのは資生堂でした。

2000年12月に「中高年特有の体臭の原因物質はノネナール(C9H16O)である」と発表したからです。

<青臭さ>と<アブラ臭さ>を合わせ持つノネナールは、加齢で皮脂中に脂肪酸が増えることで形成される。(Wikipediaより)

男性は主に40才以降、女性は閉経後に増加傾向にあり、例えるならロウソクのような、チーズのような、古本のようなニオイだと表現されています。

キャンドルもチーズも古本も、どれも私の好むものですが、それらがオヤジ臭かどうかはイマイチ判別出来ません。


古来<オヤジ臭い>という表現は、あくまでもオヤジさんみたいな言動を意味するもので一定のニオイを指していた訳ではなかったはずです。

けれど2000年にその原因がノネナールだと判り、特有のニオイ物質が存在していたと科学的に証明されてしまいました。

<オヤジ臭さ>=<ノネナール>という方程式が成り立ってしまったのです。

古今東西オヤジは存在し続けているのだから、当然昔の人にも加齢臭はあったでしょう。

けれど当時は特別視などされてなかったはずです。

<オヤジ臭さ>は21世紀を境に急速に解明され、彗星のごとくスポットライトを浴びてしまったという訳なのです。

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体の臭いが厄介なのは、他人の体臭は感じやすくて不快な<被害者>になるにも関わらず、自分の臭いは感じづらく、周りに不快を与える<加害者>にもなることです。

現代の日本では無臭であることがエチケットとして当然になってしまいました。

<オヤジ臭>のことはメディアでも盛んに取り上げられるし、女性たちの目も厳しくなって来ている。

だからおじさんたち自身も「そんなこと気にしないぜ」と開き直れなくなってしまいました。

下手すると、気にするあまりそれがストレスになり、余計に活性酸素を増やしてノネナールを作ってしまうという悪循環に陥ってしまうのではないでしょうか?

何だかお気の毒な感じもします。

しかし、ニオイというものは大脳皮質の記憶と結びついてるので、多くの人が悪臭と感じる臭いでも、その人にとって良い記憶に結びついていたなら、それはその人に心地良い匂いとなります。

お爺ちゃん・お婆ちゃんに可愛がられて育った人など、むしろ加齢臭が<郷愁を誘う匂い>にもなり得るのだから不思議ですよね。

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一説によると、ストレスを溜め込んで<オヤジ的生活><オヤジ的発想>を続けてると、女子といえどもおじさんと同じレベルの加齢臭・疲労臭・メタボ臭を発し、文字通り<オヤジ臭く>なるらしいですよ。

社会進出が目覚ましい女性たち。

生活習慣が乱れると体臭までオヤジ化してしまう恐れがあるので、くれぐれも気をつけましょう。

おしぼりで顔を拭く、オヤジギャグを連発して周囲を凍らる・・・

そんなことしてると必ず「そこはかとないオッサンのニオイ」が漂って来ちゃいますよ。

態度そのもの、考え方そのもののオヤジ化を根絶させるのが、まず始めに取りかかるべきことかも知れませんね。




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by viva1213yumiko | 2014-07-06 13:15 | 美容・健康 | Comments(2)

月の裏事情

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かぐや姫が月へと帰って行ったのは平安時代のお話し。

それからずっと我々は、宇宙への船出や異星人との交流を夢に描いて来ました。

1960年代のアポロ計画で人間は月に降り立つ事が出来たというのに、その計画はアポロ17号を最後に終止符を打ってしまいました。

それから40年余りが経ちます。

しかし21世紀になっても人類は火星へ行くどころか、スペースシャトルや宇宙ステーションが地球軌道を周回するのがせいぜいといった状況が続いています。

今の技術なら月へ行くぐらい簡単なのでしょうに、それをしないのはなぜか?

もちろん政治的・経済的問題もあるのでしょう。

しかし、月に行かない本当の理由は「実は月がUFOの前哨基地になっていて容易には足を踏み込めないからだ」と言うまことしやかな噂があります。

さらに「月はテレパシーに満ちていて、近づくと精神に異常をきたしてしまうから危険なのだ」という説さえ・・・

果たして月とは<惑星ソラリス>みたいな場所なのでしょうか?

興味の尽きない話しであります。


実は地球から月の裏側は見えません。

月はいつも地球に片面しか見せずに自転しているからであり、月の裏側を見たければ宇宙船を飛ばすしかないのだそうです。

一体全体、月の裏側はどうなっているのでしょうか?

最近では月の周回衛星が活躍し始め、月の裏側の写真を撮る事が出来るようになりました。

すると・・・あら素敵!

月の裏側に宇宙人の存在を思わせる奇妙な構造物が写っちゃったりして、胸踊らされる光景が広がっていたのでした。


「NASAは数十年に渡り、宇宙の写真に修正を加え続けて来た」

以前からそういう噂が囁かれていました。

アポロ計画終了時点までにストックされていた14万枚の写真や映像の内、NASAが公開したのはたったの5千枚。

わずか3.5%に過ぎないと言われます。

しかも発表されたのは修正済みの物も多く、異星人に関する事は全て無視、あるいは隠蔽する傾向にあります。

けれど最近の内部告発によって、当時の隠蔽写真が少しずつ明るみにされているみたいなのです。

嘘かホントかは全く分からないけど、なかなか楽しいので少しだけ紹介しておきましょう。


その1. アポロ15号撮影の宇宙船らしき物体
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その2. アポロ20号撮影の同上の宇宙船アップ
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その3. アポロ20号撮影 月の裏の古代都市
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その4. 日本の周回衛星かぐや撮影 月の裏側<モスクワの海>の横に人口都市構造物と思われるもの
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これって本物?

愉快犯か何かの仕業じゃないの?

アポロ20号?

本当に飛んだんでしょうかねぇ〜?


しかしまぁ、いずれにしても面白いですよね。

月の裏側にこんな大規模な古代都市があったのなら、もっともっとたくさんのかぐや姫たちが地球を訪れていると考えて間違いありませんよね。

ただ単に、我々が鈍くて気付かないだけなのかも知れません。

もう一度周囲を見回して、かぐや姫を探せ!

近くに竹やぶがある人は、今すぐ竹やぶへGO!


人類は太古の昔から、より進んだ文明を持つ人種に出会った為に滅亡した民族がたくさんあります。

今の地球人が異星人と接触する事は、人類の存続にとってプラスとなるか、マイナスとなるのか?

可能な限り長生きして、この目で確かめたいと思う私なのです。


おまけ:その他にこんな写真もありマス
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by viva1213yumiko | 2013-12-20 13:31 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

黒魔術VS白魔術

小学5年のHちゃんからの情報によると、今子供たちの間で<黒魔女さんが通る>というジュニア文庫&アニメが流行っているのだそうです。
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<黒魔女さんが通る>の主人公もやはり小学5年生。

恋のキューピットを呼ぶつもりが、花粉症の鼻づまりで「ギュービッドざん、ギュービッドざん、南の窓がらお入りぐだざい」と呪文を唱えてしまう。

すると黒魔女インストラクターのギュービッドが現れて、主人公はなぜか黒魔女修行をするはめになってしまうという、そんなマジカルコメディーなのです。

しかしジュニア向けと侮るなかれ、黒魔術の呪文や魔界アイテムがふんだんに登場し、大人も十分楽しめる作品のようです。


<魔法もの>アニメは、私の子供時代にもありました。

<魔法使いサリー>や<秘密のアッコちゃん>ですが、今にして思うとあの子たちって黒魔女なの?白魔女なの?

パパが魔界の王様みたいだから、やはりサリーちゃんは黒魔女さん?

「テクマクマヤコン・テクマクマヤコン」って呪文は白魔女の呪文?


昭和レトロの頃は、そこら辺あやふやな設定でも、子供アニメって事で許されました。

しかし子供騙しじゃ、今や時代が許さなくなっている。

黒魔術と白魔術では一体何が違うか、はっきりさせない訳にはいけませんね。

ちょうど良い機会なので、ちょっと調べてみましょうか。


<魔術大全>風な分厚い本で、黒魔術の項をひも解いてみると・・・


 ●黒魔術とは、悪魔などの邪悪な超自然的存在の力を借りて行う魔術であり、人  や社会に害悪をもたらす左道である。

 ●多くの場合魔術師は自分の魂を代償にして悪魔と契約を交わし、自分の血で署  名するとされる。

 ●人類の正常で自然な進化を阻止し、人間の肉体と精神の間に葛藤を起こさせよ  うともする。

 ●利己的な欲望を実現するため、他者の堕落や破壊を目的とした儀式を行う。


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 と記されていました。 


それに対し白魔術の項目は・・・

 ○天使や有用な精霊など善なる超自然的存在の力を借りて、善なる意図のもとに行われる魔術をいう。

 ○<豊穣を祈る豊穣魔術><災厄から逃れる防御魔術><自然に本来備わっているオカルト的な力を用いる自然魔術>なども含まれる。

 ○人間の正常で自然な進化の援助にも関わり、秘教的治療を基本として、肉体と精神の間に存在する葛藤と不安を和らげようとする。

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 と、書かれてあったのです。



   ●黒魔術→闇・悪・利己的・過去志向・後退・回帰・混沌

   ○白魔術→光・善・奉仕的・未来志向・前進・発展・具現化



イメージ的にまとめてみると、こんな感じでしょうか。

まるでひとつのコインの裏表ですね。

どちら側から観察するかで、見える世界は変わってしまいます。

案の定、もともと魔術の始まりにおいて、黒と白の区別など全くなかったそうなんですよ。


マジックの語源はゾロアスター教のマギ(僧侶)から来ていて、それはその後、賢者一般の事を意味するようになりました。

そこから賢者の不思議な技はマジック(魔術)と呼ばれるようになったんだそうです。

中世キリスト教会は、[神が関わる奇跡以外の超自然現象は邪悪な魔術である]として厳しく断罪しました。

その典型が魔女狩りですよね。


当時は大半の魔術が黒魔術と同一視されていて、それと区別するために白魔術という用語が生まれたと言われています。

こうして黒魔術VS白魔術という構図が出来上がったのですが、よく考えてみるとどちらも超自然の力を借りるという点に変わりはないんですよね。

本来、魔力自体に白も黒も灰色もありません。


黒となるか白となるかは、魔術を使う動機や目的、あるいは魔術師の心がけ次第という事になりそうです。

白VS黒、善VS悪、光VS闇、幸VS不幸、男VS女

そんな二元論を乗り越えて統合された場所に、本物の答えが見つかるのかも知れませんね。

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 「魔術とは意志に従って変化を起こす科学であり、技である」
     
        20世紀最大の魔術師  アレイスター・クロウリー




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by viva1213yumiko | 2013-05-20 18:24 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

イケメン・ジーザス

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同世代の知性派S女史は、独身時代大胆にも「理想のタイプはイエス・キリスト」なのだと豪語しておりました。

中東の彫りの深い顔立ち、褐色の肌、ウエーブのかかった長髪、優雅で気品ある物腰、悟りを開いた聖人の澄んだ瞳、人々を惹きつける穏やかな口調。

どれもみな、彼女の好みにぴったりなのだそうです。

「それにね・・・」 

と、彼女は続けます。

「だってイエスは大工さんだったんでしょう?当時の大工さんなんてすっごい重労働じゃない。十字架上のイエスって弱々しい姿だけど実物は絶対違うと思う。頑丈で筋肉質で、めっちゃ、いい身体してたと思うの」

頬を赤らめながらそう話す女史は、まるでアイドルとの恋愛妄想にはしゃぐ小娘みたいだった。

イエス・キリストが彼女の推測通りの風貌だったかどうかは、聖書を読んでみてもさっぱり分かりません。

しかし、トリノの聖骸布から読み取れるイエス・キリスト像もあるのです。

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トリノの聖ヨハネ大聖堂に安置されている聖骸布は、十字架から降ろされ仮埋葬されたイエスの遺体を包んだとされる布です。

その布の表面にはイエスとおぼしき男の像が写っているのだが、それは描かれたイエス像ではなく、処刑されたイエスのネガ転写なのだと言われてます。

もちろん様々な真贋論争が何世紀にも渡って繰り広げられて来たのですが、科学者が100年に渡る最新の研究を経ても未だに結論の出せない、神秘の聖遺物なのです。

なぜなら、亜麻布に写った身長約180㌢・推定体重77㌔・セム系30代・AB型のこの男には、聖書のストーリーをそっくり物語る、磔刑の痕跡が残っていたからです。

全身を鞭で打たれ、顔を殴られ鼻の軟骨が折れ、茨の冠からは血が滴り落ち、肩には十字架を担いだ擦り傷があり、何度も転んで膝は強度に損傷し、手首足首に大きな釘を打たれ、脇腹には槍で突いた傷跡がしっかり付いている。

つまり、聖書に記された磔刑の一連の拷問の痕跡が、そのままが布に記されているのです。

解剖学的に調べ、聖書の記述との符号を考えると、学者たちもほぼ100%本物と言わざるを得ない、不可思議な奇跡現象です。

聖骸布が本物か偽物か、バチカンは公式な表明を出していません。

しかしこの布を一目見たいという世界中の人々のために、iPhoneアプリまで作成されたと言います。

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聖骸布から復顔したCG像だと、イエスは若く、このようにかなりなイケメンと思われるのです。

S女史の理想のイメージも、多分こんな感じだったんでしょうね。

過酷な受難を引き受けるに相応しい、品格ある聖人の姿です。

こんなに若くて美しい魂を、罪もないのに殺してしまったという西欧人の心のトラウマが、もしかするとその後のキリスト教布教のモチベーションとなって行ったのかも知れませんね。


その後S女史は再婚し、現在はご主人と幸せに暮らしています。

一度だけ新居に遊びに行かせて頂いたのだが、その時出迎えてくれたのは<イエス>というより、明らかに<エビス>に似た、福々しいお顔の50代男性だった。

「理想のタイプって西洋から東洋へと、平気で180度変わるものなんだなぁ」

その時しみじみそう感じた事を、今でもよ〜く覚えています。



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おまけ:
<聖骸布手ぬぐい>っていうのも発見しましたぞ。

こういうセンス、結構好きですね〜


聖骸布手ぬぐい




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by viva1213yumiko | 2013-05-13 01:03 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

オモロい世界

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先日、ある商工会議所のメンバーさんたちとお会いする機会があったのですが、その時、何かの弾みでタロットの話しになってしまったんです。


社会の最前線でバリバリビジネスをこなす若きリーダーたち。

服装もパリッとしたスーツで、いかにもキレそうな雰囲気です。

ちょっと場違いだったかしら? 

気後れした私は一瞬ひるんでしまいました。

そしてこんなセリフが飛び出す事を想定し、自分でも無意識に警戒態勢を整えておりました。

「占いなんて胡散臭いなぁ〜 あれって女のもんでしょ?」


世の男性陣の大多数はそう思っているに違いないって、誰より私自身が先入観を拭い切れてなかったんですね。

男とは、[自分の心の内を容易には他者に開示しないもの]、[心のデリケートな部分に触れられるのを嫌がるもの]と、完全にそう思い込んでいたのです。

実際、何人かの男性にそう言われた事もあったのですよ。


ところが時代が変わったのか、世の男性性が変容してしまったのか、最近の若手起業家の方々はそんなちっぽけな先入観には捕われていないのです。

「タロットっていつ頃からあったんですか?」

「カードは全部で何枚あるんですか?」 

「自分の事も占ったりするんですか?」

そんなありがちな質問から始まった会話が、次第に熱をおびて来たのです。


「トランプの構成とは基本的にどう違うんですか?」

「カードの象徴にはどういう意味があるんですか?」

「心の内側の状態がカードに反映されるって本当ですか?」

「否定的なカードが出た場合に、それをどう解釈したらいいんですか?」

「占いとカウンセリングとの違いは何ですか?」

「究極の占いとはズバリ何だと思いますか?」

みるみるうちに核心を突く質問へと展開するではありませんか。

男性に対する私の先入観は良い意味で完全に裏切られ、正直ちょっとドギマギするくらい盛り上がってしまうのでした。

 
「こんな風に言うのもですねぇ〜」

と、彼は続けて言う。

「実は、この間タロットやってもらったら、ロープに逆さ吊りにされた男が出て来ちゃって、その意味がどうにも分かんないんですよ。気にしてるって程じゃないけど、なんかそれ以来スッキリしなくてねぇ」


テキパキしてて自信ありそで、いかにも若手起業家といった風情の彼。

なぁ〜んだ、実はあなたも結構占いお好きだったのね。 

うふ、良かった。 

嬉しくなちゃった。

なんだか商工会議所の方々に、急に親近感抱いちゃいましたよ。

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現代のこの激動と危機の時代、皆んな一斉に気付いてしまった大きな<テーゼ>があります。

それは、[この世のすべてのものは動いている] って事です。

<安定したシステム><普遍の構造体>

そんなものは幻想で、どこにも存在していない。

[すべてのものは流動し、不完全な形で息づいている] って事なのです。

その事実を受け入れられずに変化に尻込みしていると、人生は愛という名のムチであなたに強行に変容を促して来ます。


この不透明な時代に、自分を信じ、したたかに懸命に生き抜いて行くためには、何よりも心と頭の柔らかさが必要になって来るんだと思います。

フットワーク軽く、色々な人々とコミュニケーションし、あらゆる考えを受け入れ、先入観を取り払い、ポテンシャルを高め、社会に奉仕して行く事が、ビジネスでも重要な視点になると思います。

<野生の思考>の復権とでも言いましょうか。

現象の世界の裏にある、目には見えない雛形を、直感的に知る事が大切です。


これからはビジネスシーンにおいても、オカルトや霊性やUFOや最新宇宙論の話題が、普通に必要になって来るかも知れませんねぇ・・・

少なくともあいつはちょっと<オモロい奴>って感じで、アピール度がUPする事は確実ですよね。

<オモロい奴>がどんどん増えて、<オモロい世界>が広がって行く、そんな未来を私はイメージしている訳なのです。




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by viva1213yumiko | 2013-04-29 22:37 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

ゾンビ・パウダー

死人が呪術によって生き返るという<ゾンビ現象>

マイケル・ジャクソンやジョージ・A・ロメロの映画でお馴染みですね。

実は私もこのゾンビって、空想上のホラー話しだとばかり思っていました。

しかしどうやらハイチの暗黒社会で実際に起きていた、不気味な怪奇現象らしいのです。

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カリブ海のハイチには、故郷アフリカのアミニズムとキリスト教とを混合したような独自の宗教<ブードゥー教>が存在します。

激しいドラムとダンスによる陶酔や、異様な憑依現象、各種の呪術が特長のブードゥー教には、一般の聖職者の他にボゴールと呼ばれる呪術師が存在し、死者を甦らせる呪術は彼らが行っているのだそうです。


 ボゴールは目星をつけた死体が腐敗しないうちに墓から掘り出す。

 呪文を唱えながら繰り返し名前を呼ぶと、死人はむっくりと起き上がる。

 なおも名前を呼び続け、死人が歩き出したところで両手に縄をかけ捉える。

 こうして甦ったゾンビに魂はなく、ボゴールの奴隷となって使役されるか農園などに売られる。

 彼らはどんな酷使にも耐え、命ずるままに働き続けると言う。


しかし実際には死者が生き返る訳ではなく、ゾンビとは実はボゴールによって薬物を仕掛けられ、一時的な仮死状態にされたまま生き埋めにされた者の事らしいのです。

特殊な薬物が脳内の言語や意志力を支配する部分を破壊するので、仮死から覚醒しても人の指示通りにしか行動出来なくなるのだそうです。


当然気になるのはそのゾンビ用の薬物とやらですよね。

多数の科学者がゾンビの謎に挑んだのですが、誰ひとりとしてその秘密を解明できませんでした。

しかし1982年、ハーバード大学の人類学者がついに実態を明らかにしたのです。

ウェイド・ディヴィス博士の「蛇と虹」という著書によると、ゾンビ用の薬物とは次のような手順で作られていたというのです。


1:墓地から赤ん坊の死体を盗み出す。

2:盗んだ死体は棺ごと庭に埋め、3日後に取り出し、その断片を壷に納める。

3:トカゲ・ヒキガエル・ムカデ・フグ・海の多毛類などを金網にのせ、死体の断片を加えながら火であぶる。

4:十分にあぶったものを臼に入れ、チャチャ、ムクナブルリエンスなどの植物を加えてすりつぶす。このとき微細なガラス片を練り込む事もある。

5:混合物を瓶に入れ、庭の赤ん坊の棺に3日間納めておく。


こうして完成した薬物を<ゾンビ・パウダー>と呼び、標的の家の戸口に撒いたり、相手の肌に直接吹きつけたりするのだそうです。

すると、植物の棘やガラス片で傷付いた肌から薬物が体内に浸透し、ゾンビが誕生するのだそうです。

調査してみると、材料はいずれも化学的に強い活性作用を持つものばかりと判明しました。

特にフグ毒のテトロドトキシンが中心的役割を果たしており、他の成分との複合的作用によってゾンビ特有の現象が生まれると言います。

ゾンビ・パウダーを犠牲者の体に塗ると、毒による神経麻痺のため一時的に仮死状態に陥る。

それを<ゾンビのキュウリ>と呼ばれる幻覚性植物の解毒薬で復活させたもの、それがゾンビ現象の真相だと言うのです。


ゾンビのターゲットになるのは、ブードゥー教の掟を破り、ブードゥー社会に害悪をもたらす犯罪者や悪人だそう。

掟を破った者をゾンビにし、奴隷のごとく強制労働させ、過酷な労働に従事させる事で罪を償わせるという、神罰の考え方から来ているのだそうです。


それにしても野生の思考をそのまま生きてる、恐ろしきブードゥー世界ですね。

けれどそこには、現代の我々に最も欠けている要素が熱く息づいてるようにも思えてなりません。
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   顔色は悪くて虚ろな目

   生気がなくて無表情

   けれども命令には極めて従順で

   ゼンマイ仕掛けの人形のように

   昼も夜も黙々と働く


   僅かな記憶も呪術で消されて

   死者と生者の境を歩く


   君の魂はゾンビじゃないかい?

   君の魂はゾンビじゃないかい?

   もいちど深く見てごらん

   電車の窓に映った姿

   本当の自分を忘れてないかい?




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by viva1213yumiko | 2013-04-09 22:36 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

魔女の軟膏

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いわゆる<伝統的魔女>というのは、キリスト教布教以前のヨーロッパで信仰されていた、土着の神々(特に豊穣の女神)に帰依する巫女のことを意味しています。

そのため、世界中の他の文化圏のシャーマンや呪術者と同様、魔女たちは薬物や毒物を扱う術を心得ていたのです。


教会による魔女弾圧が始まる前は、どこの村や町にも一人や二人は必ずいたであろう、魔女が調合したハーブ薬を飲むことは、素朴な民間の医療行為でもあったと思われます。

魔女たちが作っていた薬の多くは、自然科学の知識のない民衆からすると、魔法と関係があると思われていました。

そんな薬の中に、<魔女の軟膏>と呼ばれるものがあったのです。


魔女の作る軟膏類には、大きく分けて二種類のものがあったそうです。

ひとつは薬草や鉱物などを煮込み、水分を適度に蒸発させて作る、粘液状の外用薬。

今でいうと、タイガーバームとかメンソレータムみたいな感じでしょうか。

傷や痛み、筋肉疲労、骨折などに効果があったらしいのです。


そしてもうひとつが、もっとミステリアスで魔術的な力を持つ<魔女の軟膏>

おもにサバト(魔女たちのお祭り騒ぎの催し)に参加する魔女が、ほうきに乗って会場へ飛んで行くために使ったとされているので<飛び軟膏>と呼ばれました。

このサバトという魔女集会は悪魔に敬意を表すための饗宴で、少なくとも年に1回以上金曜日の夜中過ぎに開催され、独のブロッケン山など標高の高い荒れ地で行われていたとされます。

<飛び軟膏>を使う時、魔女は一糸まとわぬ姿となり、全身にまんべんなく軟膏を塗り、使用するほうきの柄にもそれを塗る必要がありました。


<飛び軟膏>は魔女自身が自分の体質や霊的志向に合わせて調合していたので、使用する材料や製法は様々ですが、<コウモリの血液><マンドラゴラ><毒ゼリ><白スイレン>などは共通の素材として使われていたようです。

それ以外に、魔女たちは自分の好みによってベラドンナや大麻、アヘンなどを添加したといいます。

これらのオプションを加えることによって、飛行速度を増したり飛行距離を稼いだり出来るのだそうです。

ベラドンナや大麻やアヘンで分かるように、<飛び軟膏>を塗ることで意識が変容し、幻覚状態に陥ることとなります。

さらに催淫効果のある<毒ゼリ>や<白スイレン>を加えるのだから、魔女たちは幻覚の夢の中、恍惚を体感していただろうと考えられます。

幻覚状態の中でのエクスタシーが、空飛ぶ浮遊感と密接に結びついたと考えられるのです。


なんと言ったらいいのでしょうか。

ある意味ちょっと虚しいような、逆にちょっと羨ましいような・・・

かつて、オウム真理教の尊師の空中浮遊写真が話題になってましたが、きっと彼も必死に空中を飛びながら、夢幻の世界を彷徨っていたに違いないのでしょう。

一部の優れた魔女たちは、本物の<飛び軟膏>でブロッケン山まで飛んで行き、悪魔の尻に接吻し、悪魔の刻印を貰ったのでしょうけど、出来の悪い魔女たちは幻覚作用が効くあいだ飛ぶ夢を見続けて、サバトに参加したと信じただけなのかも知れませんね。


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ところで、<空を飛ぶ夢>なら私も良く見てたんですよね。

かつて、もっともっと多感な頃には、ジブリアニメのヒロインみたいなファンタジックな夢を良く見ていたものです。

「飛ぶ夢を見た後は疲れる」という印象も残っています。

思うに睡眠中、私の脳内では勝手に、魔女の<飛び軟膏>が生成されていたのではないかとも考えられます。

子供の頃は比較的ぼんやりしてることの多い少女だったのですが、こと睡眠時に限っては誰よりも生き生きと、アストラル界での冒険活劇を繰り広げていたのかも知れませんね。




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by viva1213yumiko | 2013-02-07 00:55 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)