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心のゴミ屋敷

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部屋の整理整頓と心の整理整頓とは、かなり密接に繋がっている。


多くの人がそう指摘しています。


だから「ひとつ大胆に部屋を片付けて、運気をアップさせよう!」って皆んな奮起するんだけど、どうやらそう簡単な話しじゃないみたいなんですよね〜


整理整頓っていうのは、どんなに頭でした方が良いと分かっていても、それが出来る人と出来ない人がいるみたいです。


それは、身体がアルコールを受け付ける人と受け付けない人がいるようなもの。


あるいは同性愛など特定な性的傾向を持つ人と、持たない人が存在するようなもんでしょうか?


先天的な傾向にかなり左右されちゃうので、ダメな人にとっては本当にダメなのがこの整理整頓の能力であります。


それをどうやって能力開発していけば良いのか?


今回はそんな感じのお話しです。


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世の中でこれだけ断捨離が認知されたにもかかわらず、相変らず片付けられないことに頭を抱えている人は多いですよね。


片付け上手な人に言わせれば、必要のないものを後生大事に取っとくなんて信じられない行為です。


でもそれが片付けられない人には、とてもハードルの高いこととなる。


片付けられない人たちって、ただ単に片付けるのが面倒くさいというだけじゃなく、どうやらゴミをゴミと感じてないみたいなんですよね。


「いつか使える」「まだ使える」「必要なものだ」


すべてのものにそうジャッジを下し、今現在の自分を見失う傾向にある。


つまり意識が今の自分からポンと抜けちゃって、<過去の思い出>や<未来の希望>にフォーカスしてしまうんですね。


「いつか来るかもしれない未来」や「外から来る他人の言葉」に判断を預けてしまうのです。


そして自分の内なる言葉に耳を傾けない。


これはちょっと問題なんですよね。


なぜって・・・


<過去の思い出>は二度と戻らない、あくまでも過去の時点のモノ。


<未来の希望>はその時になってみなければ分からない、誰のものでもないモノだからです。


過去や未来に意識を向けてるその間、<今の自分><現時点の自分>が完全に欠落してる訳ですよね。

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片付けられない人は過去と未来の幻想のマジックに惑わされないよう、最新の注意を払う必要があります。


そういう人は心が繊細で傷つきやすい人が多いのです。


何かが不安ゆえに物を買う。


そして、捨てないで溜め込んでしまう。


傷つきやすいが故に、不必要なもので自分の砦を築かないではいられない。


そしてガードを固めてる訳なんです。



また、一見人当たりが良くコミュニケーション能力が高そうな人でも、部屋だけは大いに荒れてしまうという人もいます。


可愛いタレントさんが汚部屋の主だったりすると、みるみるうちに萎えちゃいますよね。


無理して他人に良い人間を演じ続け、自分の内と外のイメージが掛け離れてしまうと、心に乱れが生じ部屋も乱れる。


これもありがちな話しです。



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過労ストレスや家庭環境ストレス、社会からの孤立・・・


片付けられない人々は精神的な負担で追い詰められると、余計にどんどんゴミを溜め込んでしまう。


逆説的に言うなら、ぽっかりと空いた心の穴を埋めるため、むしろ彼らにはゴミが必要なのかも知れませんね。



この現象、ひどくなって来ると強迫性障害みたいになりかねません。

うつ状態になって整理整頓意欲を全く失くしたり、躁状態になって過剰に購買してみたり・・・


だんだんとセルフネグレクト(自己放任)が始まるのです。


何かのTV番組で見たけど、作家の中村うさぎさんは総額一億円以上のブランド物をポイポイ積み上げ、その穴倉の中で暮らしていました。


玄関先まで溢れかえったゴミの山からシャネルを拾い出したり、高級ブラジャーがたくさんドアノブに吊るしてあったり。(笑)


生活感覚が桁違いのスケールで、むしろある種の感動を感じたなぁ〜


とにかく、認知症や統合失調症や依存症や摂食障害など様々な障害が複雑に絡み合うと、みるみるうちにゴミ屋敷の主人となってしまうのです。


そのような人たちを笑うことなど、誰にも出来ません。


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ゴミ屋敷はどこのご町内にも、一軒や二軒はあるんじゃないかしら?


<ホーデイング>と言って、ものを溜め込む人は世界中のどこにもいるんだそうです。


彼らの共通点には以下のようなものがあるそうです。


   コミュニケーションを嫌う


   悪いと分かっていても止めない、止められない


   偏屈・意固地


   他人を信用しない


   周囲の嫌がることが楽しい


   自分だけが不幸と強く感じている



つまり頑固で人間を信頼してなくて、自分をガードしてる。


ある意味お気の毒な人なんですね。



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映画<嫌われ松子の一生>では、とんでもなく不器用な生き方をした女が最後にゴミ屋敷のアパートに住み、世間と隔絶した暮らしをしてる様子が描かれていました。


松子は自分が愛され必要とされたいがために、依存的な男たちに依存される人生を送ります。


唯一そこに自己価値を感じ、満たされることが出来たからです。


そして嫌われ松子は転落の人生を送ります。


風俗嬢となり、殺人罪で服役し、結婚は裏切られ、精神も崩壊し、最終的に意味もなく河川敷で殺される。


彼女は孤独の中で徐々に精神を病んで行き、ゴミを身の周りに置くことで不安を埋め、心の安定を計っていたのでしょう。


彼女にとってゴミ屋敷とは、つまり世間から自分を守る砦だったのです。


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身の周りにモノが集まっていると、孤独感が埋まる気がする。


もしあなたにそのような傾向があるとしたら、もっと意識化してみた方が良いでしょう。


正直に見つめ直して欲しいのです。


得体の知れないあなたの不安を。


いったい何から自分を守りたいのか?


その正体を見破らなければなりません。



勇気を出さないと、心のゴミ屋敷は永遠に片付かないままの状態でしょう。


あなたの執着が、結局ゴミ屋敷を作っているのだから・・・



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by viva1213yumiko | 2016-09-29 14:06 | 衣・食・住 | Comments(0)

瞑想のススメ

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ストレスの解消法って人により様々です。

お酒を飲む、買い物する、観劇、読書、カラオケ、ダンス、アウトドア、etc.

人にはリフレッシュというものが必要で、人はリフレッシュしないと必ず行き詰まって来ます。

私もあれこれ一通り手を出して、時間とお金とエネルギーを費やして来ました。

だからストレス解消を追い求め、逆にストレスを増やしてしまう逆転現象を起こすこともありました。

そんな時、もっと手軽でお金もかからないストレス解消法があることを思い出したのです。

何だと思います?

うふっ、それはね、メディテーションなんですよね〜


「瞑想で自分の内面にチューニングすれば、脳内の全潜在力の開発に役立ち、身体の治癒力を目覚める」

若かりし頃、そんな言葉に惹かれてちょっと齧ってみたことがあるんです。

あっ、でもオウム真理教みたいんじゃありませんよ。

もっと個人的な理由から(ビートルズの影響もある?)自分の成長のため、能力開発のために役立ちそうだと瞑想にトライし始めた訳なんです。

それからウン十年経ちますが、私にとっての瞑想は、今やお手軽なエネルギーチャージ法として定着しています。

エネルギー補給をしたくなったら気軽に立ち寄る、ガソリンスタンドみたいなものです。

心身の健康に、気分転換に、アイディアの閃きにと、生活のクオリティーを保つために欠かせないものとなりました。

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瞑想法には様々な流儀やテクニックがあるのですが、最終的にその人が自然に居心地良く感じられるやり方が結局一番良い方法なんですね。

「こうしなければいけない」という先入観に縛られると、一番大事な感覚の部分が邪魔されてしまいます。

少しの間だけ情報を遮断する。

そして自分を取り戻す時間と空間を持つ。

それっくらいの軽い気持ちで構えていた方が、却って自分をニュートラルに保つようです。

自分の思考を自由に遊ばせるゆとりがないと、アヤシイ教祖に洗脳されかねないでしょ?(笑)

まあとにかく、瞑想は上手に使いさえすれば、心身の健康とか、創造性の開発とか、幸福感とか、自分をポジティブでアゲアゲにするプラス効果が得られるようですよ。


瞑想とは、こんな感じで行います。

初めに呼吸に集中する。

宇宙からエネルギーを取り入れ、要らないものを吐き出すイメージ。

身体の緊張がほぐれる。

眠りに落ちる直前のような、意識があるような無いような微妙な感覚になる。

この気持ち良い状態のまましばらくユラユラし、浮かんで来るイメージが見えるにまかせる。

(注・願い事がある場合この時間のこの感覚の時に思い浮かべるようにする。)

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瞑想中は特別なメッセージを受け取ろうと思ったり、素晴らしいアイディアが閃いたりしなくても全然構わないんです。

必死で何かをお願いしたり、祈ったりする必要もない。

ただその気持ちイイ状態を感じて終了すれば良いので、いたってシンプル、簡単です。

瞑想って、言ってしまえばただそれだけのことなんですが、これが不思議と日常生活に変化を起こし始めるんですねぇ~

脳の潜在力が開発され、身体の治癒力が高まるのです。

潜在意識が活発になるので、直感やシンクロニシティが頻繁になり、なおかつそれをキャッチしやすくなる。

なぜか夢の内容もはっきり覚えているようになるんですよ~

しかも今まで見たこともないようなクリエィティブで面白い夢が現れるので、その頃の私は見た夢を記録し、毎日のように夢日記をつけてました。



瞑想で潜在意識にアクセスする方法は、慣れないうちは誘導してもらったり、呼吸法から入ったりする<型>が必要かも知れないですが、コツさえ掴んだら目をつぶってしばらくすると、すぐに同じ状態になることが出来るようになります。

それは「眠ってるような起きているような」何とも気持ち良い状態です。

そして瞑想に習熟して来ると、座ったり目をつぶる必要さえもなくなる。

日常生活の全てが瞑想の意識状態でこなせるようになり、穏やかで満ち足りた日々、愛に溢れた日々、動揺のない落ち着いた日々を過ごせるようになると言われます。

そしてやがては人生そのものを瞑想状態で送れるようになり、まるで聖人のように生きることが出来るはずなのです。

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右脳とは感じる脳。

芸術や感覚・感性、直感的なものの見方を司っています。

左脳は考える脳。

言語・数字・統計・論理的なものの考え方を司ります。

しかし片方だけを発達させるのはダメで、両方の脳のバランスが取れてることが大切なんですね。

左右の脳のバランスが良い人は、運が良い人であり、流れの良い人であり、夢や望みを実現させやすい人ということになります。

瞑想はスピードが速く、左脳偏重になりがちな現代社会には必須アイテム。

誰でも自分がワクワクすることに向かっていたり、無心で一つのことに没頭している時は、瞑想と同じ状態(宇宙と繋がっている状態)になっています。

その状態こそが、最も自然でストレスフリーの状態です。

創造的な仕事をしてる人々は、きっと意識しなくともこうした力を仕事に生かしてしているのでしょう。

また大事な会議や交渉ごとの前には、瞑想をして挑むビジネスマンも多いと聞きます。

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仏陀は「人が道に外れたことをしてしまうのは、醒めていないからだ」と考えてたんだそうです。

人間ってのは<醒めてる>ことが大切なのです。(注・冷めてることではない)

しかし精神を覚醒させるために覚醒剤を使ったとしたら、更に道を外れることになっちゃいますよね~(笑)

覚醒剤の特性は、色々な刺激が実際より大きく拡大して感じられること。

でも本来の精神の覚醒とは「何かをしている時にもう一人の自分が醒めた目で見ている感覚」のことを言うのです。

集中していて、なおかつリラックスしている状態のこと。

自分自身をエネルギーでいっぱいの状態にすること。

それを<覚醒>と呼ぶんですね。


精神の覚醒は、瞑想状態に慣れれば案外簡単に出来るものみたいですよ。

むしろ私は瞑想を<心のエクササイズ><心のメンテナンス>って呼びたい気がするんですよね。



おまけ:
ちょっと小耳にはさんだんだプチ情報。

オシッコする時には、その音を聞きながら滝の流れを想像する<小便瞑想法>が良いそうです。

一瞬にして自然界と一体化し、無我の境地に至れるとのことですぞ。

皆さんも早速お試しあれ~



業務連絡:
<レディース瞑想会>ご参加の皆様、開催日が第一水曜から毎月第二水曜の夜に変更されています。

お間違いのないようにご注意下さい。

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by viva1213yumiko | 2016-06-29 13:57 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

元気の収支決算表

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明治大学の齋藤孝教授の著書の中に、健康で長生きしたければ<元気の収支決算表>を作りなさいという一文を見つけました。

元気を養うことと損なうこと。

どちらが多いか少ないか。

それをチェックすることが長寿に効果的だと仰有っています。

毎日のお金の出入りを家計簿につける人はいても、元気の収支をつける人なんてそうそうはいないですよね。

騙されたと思ってそれをしてみてご覧なさい。

必ずや長く元気で暮らすことが出来るから・・・

と、先生は<元気の収支決算表>の効果を強調しておりました。

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このアイデア、元々は江戸時代の貝原益軒の<養生訓>に書かれていたものなのだそうです。

齋藤教授は健康オタクが高じて、自らの身体を実験台に<養生訓>の実践をしている。

だから、プラスマイナスの収支表をすぐさま作成したのだそうだ。

ノートにプラス面とマイナス面、両方の項目を作り、プラスの欄には「〇〇さんと逢った」「上司に褒められた」「〇〇を食べた」と、楽しかったことや感激したこと、新たに発見したことを書き込む。

そしてマイナスの欄には「寝坊した」「嫌みを言われた」「駅の階段でコケた」等と、凹んだこと憂鬱なことを書き込んで行く。

そしてそれぞれの項目に点数をつけるのです。

このような感じにです。



<元気を養うプラスポイント>

久しぶりに逢った同僚と話しが弾む。50点

庭の水仙が咲いた。40点

業績アップの件を上司に褒められた。120点

     計 210点


<元気を損なうマイナスポイント>

終日デスクワーク。ー40点。

残業。夜はデスクでサンドウィッチ。ー50点。

深夜に泥酔。調子に乗って仲間を批判。ー200点。

     計 ー290点



  【本日の合計 ー80点】 ☆赤字につき注意!



ゲームをする要領で、ボーナスポイント獲得のチャンス等も設定してみると楽しいでしょう。

例えば大好物を食べた時にはポイント10倍!という風にね。

著者は鴨南蛮が好物のようで、鴨南蛮を食べた日はポイント1000倍ゲットしてました。(割と単純な好人物に思えます)

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何をしたらどのくらいの点数になるのか、意識化するための点数なので、自分の心と相談しながらポイントを設定しましょう。

絶対的な数字ではないので、定期的にポイントの見直しをしても良いのです。

自分にとっての良いことと悪いことを、一日の収支や一週間の全体的な収支で考え、最終的に嫌なことより良いことが上回る様に持って行く。

そうすると毎日が楽になると、教授は言っています。



<養生訓>の書かれた江戸時代は医療が進んでいなかったので、ちょっと風邪をこじらせたぐらいで亡くなってしまうようなことも頻繁に起こりました。

無茶ばかりしてるとあっけなく命を失うこともあるので、プラス要素とマイナス要素を見比べ用心しなさい、という意味がそこには込められていたのでしょう。

しかし現代の<元気の収支決算表>は、無茶を戒めるというよりも。むしろストレスの原因を突き止めることが中心ですね。

<養生訓>が発祥となった<元気の収支決算表>は、ストレス管理の指標として現代生活に役立ちそうです。

手軽に出来る<ストレスマネジメント>ってとこですね。


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誰かに嫌なことを言われたら、人は落ち込みます。

それは白いシャツにシミがつき、急に憂鬱になってしまうような感じですよね。

誰かに嫌なことを言われたなら、その人の存在のすべてが嫌になってしまう。

憎っくき白シャツに変わってしまうのです。

しかし本当はその人の全体が憎いという訳じゃなく、シミのついた何%の部分が嫌なだけなんじゃないだろうか?

その人を評価すべき、白い部分はまだ多く存在するのではなかろうか?


<収支決算表>をつけ始めると、そのような捉え方が出来るようになり、日々移り変わる自分の感情を客観的な気持ちで見つめ直せます。

自分の心が重苦しいのは、「この言葉が引っ掛かかっているんだ」「こういうことを不安に思ってるんだ」「この感情が癒されてないんだ」と、だんだん分かって来るのです。

自分の心をマッピングする様なものですね。

浮かび上がって来る感情を、項目に添って分類し、点数をつけて決算する。

プラスマイナスの収支点数で、自分の現在の心が黒字なのか赤字なのか、明確に判断出来ますよね。

収支表を作り可視化することで<心の棚卸し>が出来るのです。

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日本人は何でもキッチリやらなければ気が済まないようなところがあるので、収支決算表を作ってデータ化する行為が逆にストレスにならないようにしたいものです。

「年度末だから黒字分を消化しちゃおう」なんていうのも無しにして下さいね。

完全無欠を求めず、ほどほどのユルさを良しとする。

すべてを完璧にやろうとすると、負担になって楽しめません。

何事にも丁度バランスの取れた、<いい加減>さが必要なのです。

それを見極め、それに満足すること。

一番の養生法とは、そんなテキトーさ加減が大事なんですね。

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by viva1213yumiko | 2016-03-10 15:31 | 美容・健康 | Comments(0)

エナジーバンパイア

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人のエネルギーを消耗させる人っているんですよね。

 被害妄想や優柔不断

 不平不満や自己正当化

 嘘つき・気分屋・上から目線

彼らは皆、あなたのエネルギーを盗むバンパイアでもあります。

ほらほら、周りをよく見回してご覧なさい。

あなたの生気をちゅうちゅう吸い取る、エナジーバンパイアがいるでしょ?


本来人間が生きるためのエネルギーは、食べ物や飲み物、休息や娯楽、自然環境やパワースポットから受け取るべきもの。

人から奪ったりするのはルール違反なんですね。

しかしバンパイアたちは自分でエネルギー獲得の努力をせず、他人から吸い取って補給しようとする習性があります。

その方が楽だし、エゴが満足するし、なんてったって手っ取り早い。

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疲れる人っているでしょう?

思い当たる節あるでしょう?

職場の上司、顧客や友人、親や兄弟、配偶者・・・

エナジーバンパイアは身近にたくさん潜んでいます。


彼らから生気を奪われるとすぐに分かります。

ぐったり疲れたり、怪我をしやすくなったり、急に力が抜けたり、頭痛や吐き気がしたり、運気がどんどん落ちて行くのです。

本物の吸血鬼ならニンニクや十字架で撃退出来ますが、困ったことにエナジーバンパイアには特にこれといった対処法がありません。

彼らには人からエネルギーを盗んでるって意識は全くないのです。

下手したら、むしろお返しとばかりにネガティブエネルギーを押しつけて来る。

本当に困った存在なのです。


お人好しの善人ほどバンパイアの餌食になりやすいんですね。

「嫌だなぁ」「疲れるなぁ」「苦手だなぁ」と過敏に恐れてると、なぜだかそれを察知して、余計にちゅうちゅう吸血される。

はっきり言って対策ゼロ。

こちらが強くなるくらいしか、他に手立てがないのが現状です。

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実はこの世界には眼には見えない様々なエネルギーが渦まいているんです。

私たちはお互いエネルギーのやり取りをして生活している。

エネルギーってあちこちで出たり入ったり、常に交換されてるんです。

だから人と人とが接近すると、それぞれのエネルギーフィールドが重なり合い、エネルギーは自然と勝手に動き始めます。

高気圧と低気圧が張り合うみたいに、エネルギー同士がぶつかり合うんですね。

そこには必ずエネルギー前線が発生する。

我々は見えないところで常にエネルギーの駆け引きをしてる訳なんです。


駆け引きの結果、エネルギーは高い方から低い方へ移動することとなる。

水の流れと同じで、高い方から低い方に流れ出すのです。

だから大きなエネルギーを持つ人間から、少ない人間の方へと運ばれる。

道徳的に考えても、人はエネルギーを必要とする弱い者(貧しい人、病気の人、虐げられた人、お年寄りや子供など)の手助けをするようになってるんですね。


ところが知ってか知らずか、このシステムを上手に利用し、要領よく自分にエネルギー補給してしまう人々がいるのです。

陰気な人、愚痴っぽい人、自分勝手な人などは、そばに来ただけでエネルギーが吸い取られる可能性があります。


これは実際問題困ります。

自分が調子良くって、エネルギーに溢れている時は問題はありませんよ。

バンパイアがそばに寄って来ても「困っているならどうぞ」ってエネルギーのおすそ分けをすればいい。

けれども疲れてる時、凹んでる時は、自分自身への補給だけでも勢一杯じゃないですか。

そこに消耗したバンパイアがエネルギーシステムにしがみつくのだから、これはもうたまりません。

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エナジーバンパイアから身を守るためには、以下のような対処法があります。

 ・共依存を断ち切る

 ・邪気を浄化してポジティブ思考を強化する

 ・自分をしっかりグランディングする

 ・ネガティブコードをカットする


具体的には自分の意見をハッキリと言い「NO!」と言える自分にすること。

運動・食事・睡眠など、自分の生活の質を向上させましょう。

不平不満や悪口を止め、人生を充実させて自立心を養うことが大事です。

言っちゃえば自分自身が幸運を呼ぶパワーストーンになり、エネルギーを発する存在になれば良いんですよ。

瞑想で光の玉をイメージし、悪い想念からガードする。

なんて方法も有効なので、興味のある方は試してみると良いでしょう。


しかし根本的には、このバンパイアを引き寄せたのは自分だと認め、自分自身を変えて行かなければなりません。

結局のところエネルギーを吸い取られるのは、自分にも何か恐れがあるからだと認める必要があります。

そしてその原因を上手く手放す。

怖いものがなくなれば、相手がエネルギーを奪いに来てもビクともしなくなる。

するとバンパイアは退散せざるを得ない。

「悪霊退散!」と強く宣言するようなものなのです。

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不思議なことに、エナジーバンパイアは社会的連鎖の性質を持っています。

上司にパワハラを受けた夫は家庭で奥さんに当たり散らし、妻は受け取ったエネルギーを子供に押し付ける。

上位のものが下位のものに働く、いじめ連鎖のパターンです。


ほとんどの人は自分が人からエネルギーを盗んでいるなどと、これっぽっちも考えてないでしょうね。

しかし状況次第では自分自身がバンパイアになり、人を疲れさせてることも多いんです。

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我々人間とは、肉体をまとったエネルギーそのものです。

だからその原理を利用しエネルギーを移動させることが出来れば、逆に他の人間や動物や植物を癒すことが出来るはず。

我々はエネルギーを上手く扱ってお互いを癒し合うことも可能なのです。


人のエネルギーを吸うことや人をコントロールすることが人生の目的のようになると、魂の本来の目的を見失ってしまいます。

それは人生の時間の大いなる無駄遣いです。

そんなことにならぬよう、エネルギーの扱いには十分な注意が必要なんですね。




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by viva1213yumiko | 2015-11-21 20:14 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

コードネーム<ジョーダンリー>

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みなさ~ん、お元気ですか~?  

事情があって私、ここ3ヶ月ばかりの間ブログ休暇を取っておりました。

休暇と言えばバカンスチックで聞こえが良いけど、正直に言いますとこの夏以降どうにもこうにも文章が書けない状態に陥ってしまっていたのです。


いや、書くことだけではありません。

文章にそのものにアレルギーがおき、本を開くだけでめまいがするような状態でした。


いやはや、ちょっとしたスランプとでも言いましょうか。

創造の女神に完全に見放されてしまい、知的好奇心ってものがまるで沸かなかったのです。

ただひたすらアホウのようになって、カラカラと回る8㍉フィルムを見送るような、そんな日々を過ごしていました。

情けない話しだけど、アイデアが降りない時はジタバタしたって無理。

ダメなものはダメなのです。


しょうがないのでこの3ヶ月間、私は余分なものを断ち切り、自分の殻を破るべく、大いなる作戦に取りかかりました。

TV・ラジオ・新聞はもちろんの事、PCもスマホも最低限しか開かない、情報遮断月間を送ることに決めたのです。

意図的に情報を遮断しそこで何が起こるのか、ひとつ良い機会だから、そんな実験生活を試みてみようと思いついたのです。


その心境は、「探さないで下さい」とメモ書きひとつ残し、インナーワールドへと旅発つ気分。

どこまで<情報断捨離>できるかを、ひとつ試みてみようと思いました。

略して<情・断・離>・・・

コードネーム<ジョーダンリー>です。

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ご存知のように、現代社会は爆発的な速さで情報の飛び交うまさに情報過多の時代です。

20世紀の終わり頃から較べただけでも、ゆうに数十倍もの情報をそれぞれの人間が処理するようになっている。

実にダイナミックな情報革命の時代に、我々は生まれ合わせているんですね。

誰でもどこでもボタンひとつで専門知識を即席に手に入れ、達人級の理解が可能な世界。

けれど・・・それってホントに幸せなことなのでしょうか?


「米国の国家安全保障局(NSA)が、インターネットを通して個人を含めたあらゆる機関の情報をスパイしている」

スノーデン暴露によって、米国政府はメディアのみならず、国民の個人情報も盗聴している事が分かってしまいましたよね。

アメリカが管理するインターネットシステムそのものには、どこか深刻な疑念があると、多くの人が気づくようになりました。

自分の発信する情報が誰と繋がっているか、調べれば皆んなわかっちゃうなんて何とも空恐ろしいことです。

SFみたいな超管理型社会システムが、本当に水面下で準備されているのかも知れません。 


また政府の方でも、オンライン世代のための秘密工作として、インターネット上でいかに誤った情報を流布させるか、工夫を凝らしていると言われます。

UFOや異星人の情報は、最も扱いやすいカテゴリーなのだそうです。

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情報のるつぼの中で、それに飲み込まれてしまわないように、自分の立ち位置やブレに敏感にならざるを得ません。

自分が情報マジックの罠に捕まってないか、いつでも点検してなくてはならないという、ややこしい手間が増えてしまいました。

実際のところ、大体はどうでも良いような情報が殆どです。


情報の罠にハマらないようにするには、まずは一歩下がって冷静になり、その情報が本当に正しいのか、個人個人で分析してみる必要がありそうですね。

つまり、何ごとも自己責任って奴が大事なんです。

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この3ヶ月間、世界では目まぐるしいほどの嵐が吹き荒れました。

土石流・危険ドラッグ・デング熱・幼女殺人・香港民衆化デモ・ノーベル賞・イスラム国・御嶽山・エボラ出血熱・ASUKA覚醒剤・辞任ドミノ

あれ? ブラジルW杯はこの夏だったっけ? セウォル号はもっと前の話し?

何だか色んな事が起こりすぎて、時間の感覚がおかしくなってる。

でもこれ、皆んな心当たりあるんじゃないですか?



世界の情勢はどんどん不安定になっています。

荒々しいエネルギーが、地球上に発散しているとしか思えません。

抑圧された暗く動物的な集合無意識が、何の前ぶれもなく浮上する可能性が、身近な至る場所に存在するのです。

どこにどんなエネルギーが潜んでいるのか、誰にも分かりません。

個人や社会の中に抑圧された集合無意識は、どんな風に噴出するのか予測がつかないのです。


現代は水瓶座の時代。

巨大組織が衰退し、個人の力が強化される<個性化進展>の時代と言われます。

ひとりひとりが個人本来に内在している力に目覚めはじめ、意識が変化する人が増えてくるのだそうです。

言わば個人による個人のための、<革命の時代>と言えるのでしょう。

この時代の勇者たる者は、外側のさまざまな出来事に一喜一憂していては駄目。

自分にとっての真実だけを見つめ、それに直面しなければなりません。

<情報断捨離>はそのきっかけを作ってくれる、良い方法となり得ます。

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「え~っ!そんな事も知らないの?」 「ニュースで見なかったの?」 「信じらんな〜い!」

私を含め、世事に疎い人、巷の話題が通じない人々を、皆さん決してバカにしてはいけませんよ。

<情報断捨離>・・・コードネーム<ジョーダンリー> 


世はまさに革命の時代なのです。

アホウのように見えるけど、彼らはその使命を忠実に果たしてるのかも知れませんからね。




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by viva1213yumiko | 2014-10-30 14:40 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

ストレス社会を生き抜く12の心得

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日々めまぐるしいスピードで変化している現代社会。

その真っ只中でピュアに純粋に生きて行く事は、本当に至難の業です。

仮に自分一人だけが清らかに純粋に生き抜いたとしても、それはそれでまた、周りの人にとっては頭痛の種だったり。

人生にはそんな皮肉な側面もあったりするものです。


現代人は皆ストレス社会に生きていて、悩みのない人は皆無と言って良いでしょう。

物質世界に肉体を持って生まれた以上、それが人間の宿命なのかも知れません。

しかしそれでも私達は生きて行かねばなりません。

一歩づつでいい、ほんの少しでも理想に近づく事を願いながら、今日も私達は人生の一本道を歩んでいるのです。


そんなストレス社会を生き抜くために、ちょっとしたコツが存在するって事を、ご存知でしたか?

米国のジャーナリストLeo Babautaさんは、自らのシンプルライフの実践から、ストレス社会に打ち勝つために12の心得があるって気付いたんだそうです。

ストレスに負けず人生を豊かに過ごすには、ほんの少しコツがいるみたいです。

毎日の小さな心がけで全然大丈夫。

だけどその心がけが、とても大きな差となってあらわれます。

TIME誌の世界のブログTOP25に選ばれた、レオさんのブログ<Zen Habits>から、その12の心得をご紹介しましょう。


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 1.瞑想 Meditation

毎日たったの1分でOK!

まずは座って自分の身体に意識をあて、それから呼吸に注意する。

意識が呼吸から離れたのに気付いたら、その時はゆっくり呼吸に意識を戻す。

決めた時間が終わるまでそれを繰り返す。

瞑想は心に留める落ち着いたライフスタイルの第一歩です。


 2.目を覚ます Be Awake

瞑想の次のステップ。

オンラインの世界に没頭したり、過去の嫌な事を振り返ったり、将来の事をストレスに感じるのをやめ、現実の世界を感じる事。

その事自体が目を覚ましている状態を意味する。

だからアウェアネスを思い出した瞬間に目を覚ます事は可能となる。

思い出せばいいだけなのだから、いつでもどこでも一日中目覚めていられる。


 3.衝動をやり過ごす Watch Urges

何かを欲する衝動はやり過ごす事が出来ます。

メールチェックしたい、SNSしたい、甘いものを食べたい、お酒を飲みたい、TVを見たい、タバコを吸いたいといった衝動は、沸き上っては沈静化し、また繰り返し沸き上って来るもの。

その衝動に合わせて行動する必要はなく、行ったり来たりする衝動には付き合わない事。


 4.理想を手放す Watch Ideals

我々はみな理想を持っています。

皆んなが親切でお互いを尊重する事、試験で好成績を上げる事、重要な会議で上手くやる事、決してヘマをしない事。etc.

経験上理想は大抵現実にならない事は分かっているものの、理想と現実の差に悩み、ストレス、恐怖、嘆きを引き起こす。

理想を手放す事で人は解放されます。


 5.ありのままを受け入れる Accept People & Life As They Are

他人を自分の思う通りに変えようとするのを止め、ありのままのその人を受け入れた時、始めてその人との時間を楽しめる。

これは人に限らずあらゆる事に通じている。

同僚、子ども、配偶者を受け入れるだけでなく、悪い状況、楽しくない事、騒音さえも受け入れる。

それらと闘う事を止め、ありのままを受け入れる時、平穏が訪れる。


 6.期待を手放す Let Go of Expectations

来るべき状況への期待を感じる事は大切だが、実現しない場合にストレスや失望を招いてしまう。

私達は自ら痛みを引き起こしており、痛みの原因となる期待を手放す事で痛みから解放される。


 7.不快感もOK Become OK with Discomfort

現代人は不快な事に対する恐れがあまりにも過大。

私達は未知のものや不快な事を避け、良く知っているものや、心地よいものばかりを選んで生きている。

しかし不快なものを受け入れる練習もするべき。

そうする事でより心地よく感じる領域が拡大する。


 8.抵抗感を見直す Watch Your Resistance

不快な事にチャレンジしたり、好きな事を諦めたりする時には抵抗感があるものです。

例えば騒音で集中出来ない時、問題は騒音そのものではなく、騒音に対する抵抗感かも知れません。

抵抗感を見つめ直すと大した事ではなく、自然に消えて行くものも多いはず。


 9.好奇心を持つ Be Curious

物事に行き詰まった時は考え込まずに、変わりの良い手を探し出そう。

それにはまず知っている事を頭から捨て、試してみよう、見つけ出そうという、旺盛な好奇心を利用する。

失敗の恐怖を脇に置き、知らなくてもOK、間違ってもOKなのだと自分に言い聞かせる。


 10.感謝する事 Be Grateful

私達はあらゆる事に不平不満をこぼしがち。

しかし、実は人生とは奇跡で出来ています。

全ての物事に感謝出来る何かを見つけて下さい。

感謝する気持ちを持てば、人生は驚くほど素晴らしいものに変わります。


 11.コントロールを諦める Let Go of Control

私達はよく事態をコントロールしようとする。

時にはそれが上手く行く事もあるが、それも実は幻想にすぎない。

人生はコントロールしがたいものです。

上手くコントロール出来ていると感じても、すぐに物事が望む通りに行かなくなり挫折してしまう。

コントロールする事を諦め、流れに任せる事を学ぼう。


 12.共感する Be Compassionate

他人への共感は、あなたの世界観を変える事が出来る。

そして自分に対する共感は、あなたの人生を変える事が出来る。

共感性は忘れやすいので、常に思い出す事が大切。

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以上の12項目が、ストレス社会を生き抜く心得なんだそうです。

どれも簡単そうに聞こえるけれど、なかなか困難なものばかりですよね。

自分の心に相当意識的じゃないと、すぐに忘れてしまいそうです。

毎日の生活の中でこれらのことを繰り返し思い出す事。

何回も忘れては思い出し、思い出してはまた忘れるという事を繰り返す事が大切なのだそうです。

そのプロセス自体がストレスに打ち勝つ心を作り上げるとレオさんは言います。


12の心得のコツを上手く掴めたら、生きる事は確かに楽になりそうです。

紙に書いて目につく場所に貼っておくだけでも、ストレスが軽くなっちゃいそうですよね。


Zen Habits




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by viva1213yumiko | 2014-02-09 23:57 | 人生・霊性 | Comments(2)

創作クラスの男と女

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   ♬おと〜こと おん〜な〜の あい〜だ〜には〜

    ふか〜くて くら〜い〜  かわ〜が〜ある〜♬


唄にもあるように、男女の間にはなかなか埋めがたい溝があるものです。

「やれやれ」と頭を抱える事も多いですよね。

大学の創作クラスの授業で、その証拠が如実に現われてしまった面白い例を紹介しましょう。


コロラド大学のある教授が、隣同士の学生に男女のペアになってもらい、リレー小説を書かせるという課題を与えたのだそうです。

リレー小説なのでパートナーの短編の内容を良く読み、話しが流れるように書き加えて行かなければなりません。

そして二人が同意したところで完結するのですが、提出されたリレー小説は以下のようになり、かなりぶっ飛んだ面白い内容になってしまいました。


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第一章:(レベッカ作)

ローリーはどの銘柄のティを飲むか決めかねていた。
部屋でのんびり過ごしたい夜によく飲んでいたお気に入りのカモミール・ティ。
でも、今それを飲むとカールのことを思い出してしまう。
二人が幸せだったあの頃、彼はカモミール・ティが好きだと言っていたわ。
けれど、彼のことはもう頭から追い出さないといけない。
彼のことを考えすぎると胸が苦しくなって、なんだか喘息がひどくなったような気持ちになるもの。
だからカモミール・ティは選択から外そう。


第二章: (ビル作)

その頃、攻撃艦隊を率いるカール・ハリス軍曹はスカイロン4の軌道上にいた。
一年以上も前に、たった一晩だけの熱い夜を過ごしたノイローゼで思慮の足りない喘息持ちのローリーとか言うくだらない女のことよりも、もっと大事なことを考えなくてはいけないのだ。
銀河通信装置に話しかける。
「こちらハリス、静止衛星17どうぞ」
「極軌道は確立しました。現在のところ妨害は入っておりません・・・」
しかし彼が通信を切断する直前、粒子砲の青い閃光がきらめき、あろう事か彼の搭乗する戦艦の貨物室をぶち抜いたのだ。
この衝撃によって、彼は座席からコックピットの向こう側へと吹き飛ばされてしまった。


第三章:(レベッカ作)

彼は頭を打ち、ほぼ即死であった。
だが死ぬ前に彼が受けた苦痛は、彼のことを心から愛していた唯一の女性を精神的に傷つけてしまったという後悔だった。
そして、まもなく地球はこの平和な農夫たちの住むスカイロン4との、無為な敵対関係に終止符を打つことになる。
ある朝、新聞を広げたローリーは「議会は戦争と宇宙旅行を永遠に廃止する法案を可決」という記事を目にした。
その記事は彼女にとって嬉しくもあり、どうでもよかった。
彼女はぼんやり外を眺め、毎日がゆっくりと屈託なく過ぎていた若かりし頃を思い出していた。
思えばあの頃は、新聞もなければ、周りの美しいものに抱く素直な感動を邪魔するテレビもなかった。
「どうして無邪気さを捨てて、一人の女性にならなければいけないのかしら」
ただ切なく考えを巡らせた。


第四章:(ビル作)

ローリーがそのとき知らなかったのは。彼女にあと10秒しか命が残されていないことだった。
遥か何千マイルも離れた宇宙から、アヌ・ウドリアン母艦が最初のリチウム核融合ミサイルを発射したのだ。
一方的に宇宙における武装廃止条約を議会に通し、無理やり推進しようとする、うすのろで臆病な平和主義者どもは、地球をむざむざと敵対する宇宙人たちの無防備な標的にしてしまった。
宇宙人たちは人類を破滅させることが狙いなのだ。
条約が可決してから2時間と経たずして、彼らの母艦には惑星を粉々にしてしまう兵器が積まれ、地球へと向かっていた。
止めるものは誰もおらず、彼らは迅速な計画を開始した。
リチウム核融合ミサイルは妨害を一切受けずに大気圏へと突入する。
グアム沖の海底に停泊していたトップ・シークレットの移動潜水艦の中で、大統領は想像も及ばぬほどの巨大な爆発を感じた。
それはつまらない馬鹿女のローリーさえも一瞬にして気化させた。


レベッカ:
ばかばかしすぎるわ。
もうこれ以上この文学のまがいものを続けるのは真っ平よ。
私の課題のパートナーは、暴力的で男性優位主義で教養が半分の未熟な奴だわ。


ビル:
そうかい?それを言うなら俺のパートナーは、自己中心的で退屈で神経質で、書く内容は文字通り精神安定剤と同等だ。
「ああ、カモミール・ティを飲むべきかしら」
「ああ、それとも別の種類のくそったれなティがいいかしら」
「だめだわ、私どうしたらいいかしら」
「私は本当におつむの足りない間抜けだわ。きっとダニエル・スティールの小説を読みすぎたんだわ!」


レベッカ: ムカつく!

ビル: ビッチ!


レベッカ: ふぁっくゆー! この原始人。

ビル: 夢でも見ておねんねしてな、そしてティでも飲んで来い。


教授: 評価はA+です。とても気に入りました。

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ぷっ・・・

二人のやり取りの様子が目に浮かんで、思わず笑ってしまいます。

ハーレクインロマンスを書きたい女子と、ガンダムを書きたい男子。

改めて男女の差を歴然と感じる面白い小説になりました。

しかし教授もA+の評価をつけるあたり、こうなる事を予測して課題を出したんだと思われます。

リレー小説を最も楽しんだのは、教授本人だったのかも知れませんね。


創作クラスの課題からも、男と女とじゃ全く違うって事がはっきりしました。

まるで別次元を生きる生命体みたいですよね。

やはり男と女の間には、深くて暗い河が存在するのかも知れませんねぇ〜




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by viva1213yumiko | 2013-11-11 14:02 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)