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感情のあばれ馬

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「年齢を重ねれば重ねるほど自分の性格が分からなくなる」と、そんなふうに思ったことありませんか?


人は時を経て、様々な体験を積むほどに人生の経験値が上がります。


そして物事に対する許容度が増え、だんだんと器が大きくなって来るんですね。



例えば、私は射手座生まれです。


星座別の性格診断によると、射手座はサバサバした楽天的な気質、博愛主義者で束縛を嫌う自由人だとあります。


明るく快活で好奇心旺盛、熱しやすいが冷めるのも早い。


思ったことを率直にそのまま言葉にするので、周囲からは<勝手気ままな人>と思われやすい。


射手座の人はそういう性格だと、少女雑誌の星占いページには必ず書いてありました。


だから思春期までずっとそれを信じていたし、自ら進んでそのキャラクターを演じてた感じもある。


「私は半身半馬の射手座の化身なの。誰にも自由の邪魔をさせないわ!」


って、そんなキャラクターを作り上げてた気もするのです。

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でも本当の自分はビクビクした小心者で、打たれ弱く、長い物に巻かれておけば無難と考えるタイプであった。


だから「12星座の性格分析なんて全く当てにならないんだ」と思いましたね〜


実際私は自分の考えもはっきり伝えられない、ウジウジした女の子だったのです。


射手座は事実を誇張して大げさに喋るって?


「うそうそ、聞かれたことにも答えられない人間が、現にここにいるじゃない」と、そう思っていたのです。


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そのような自分だったので、当時は逆にハッキリものを言う気性の激しいキャラクターに憧れました。


<極道の妻たち>の岩下志麻さんのように、一度でいいから華麗なタンカなど切ってから死にたいものだと思っていた。


ドラマチックなヒロイン像に憧れていた訳ですね。



大人になってから一度だけ、はらわたが煮え繰り返るほど強い怒りの体験をしたことがあります。


その時すったもんだの末に、思いもよらず<極道の妻>風のタンカを切ることになってしまった。


自分の中にこんな激しさがあるとは驚きましたが、この自分でもドラマチックなキャラクターが演れるのだと思うと、タンカ切った自分が誇らしくもあったのです。


私だって怒るべき時はちゃんと怒れるのだと、妙に感動したことを憶えています。




しかしどのような理由があろうと怒りというものはやっぱり良くないですね、(今さら言ってもどうしようもないけど)


人には<怒って良い時>もあるにはあるでしょう。


しかし無駄に怒らない方が心穏やかに幸せに暮らせるのは確かです。


怒りというものは一瞬のエネルギーの放出に過ぎません。


内面に溜まったイライラの感情が、マグマのように噴出すること。


それが怒りの原因です。


私もタンカを切った後はエネルギーが奪われ、ひどく激しく消耗してました。


改めて考えてみると、それだけのエネルギー量を怒りのために発散するというのはとても勿体無いことですよね。


怒りは体内のアドレナリンを大量分泌させ血圧を上昇させます。


心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まる。


それに何よりもまず周囲の環境との関係が悪化します。


怒りの感情を上手にコントロール出来ないと、自然界の均衡バランスに大きな影響を与えることになってしまうんですね。


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感情という名のあばれ馬は「ハイドードー」と調教しなければなりません。


そのためには<アンガーマネジメント>が必要です。


聞くところによると怒りの感情は6秒でアドレナリン最大になり、あとは急速に静まるらしい。


つまり10秒怒りをガマンしたら、怒らないで済む可能性がかなり高まるってことです。


深呼吸をして、怒りを何とか10秒ガマンしてみましょう。


その間、怒りの原因探しするのはいかがです?


そして自分が今怒りを感じていることにいち早く気づき、潔くそれを認めてしまいましょう。



怒りとは、出どころの分からない正体不明の感情です。


けれどそんな怪しいものに逢っちゃったとしても、もしもその感情に取扱説明書があったら怖くはありませんよね。


次回また同じような気持ちになったとしても、説明書で確認すれば安心して対処出来ます。


「ふむふむ、この怒りの大元は自分への自信の無さから来てる訳だな・・・」


な〜んて感じで冷静に向き合えます。


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怒りは一時の感情の爆発です。


怒りのエネルギーは人の心を空虚にさせる。


怒りを発射して気分が良くなる人がいたらそれは相当病んでる人で、普通の場合は怒りの後には罪悪感が訪れ、きっとあなたをモヤモヤ疲れさせるでしょう。


だからと言って怒るべき時に怒れず心を抑圧してしまう人になれ、と言うのではありませんよ。


怒りの感情を見つめる<観照者>を目指せば、怒りを通じて自分を成長させられる、とそう言いたいのです。



怒りという感情は厄介なあばれ馬です。


あばれ馬は時々機嫌を損ねて、御者の指示する場所とは違う方へと走り出す。


でも感情を上手にコントロールするベテランの御者なら、どんなあばれ馬でも巧みに操れます。


日頃から馬を観察し、馬のクセを調べ、その馬に分かる言葉で指示を与えているからですね。


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それでも馬の鼻息がどうしても荒く激しい時には、馬を安全な場所に連れて行き、思いっきり走らせてあげましょう。


怒りをしっかり意識して、馬を抑圧するのではなく、自分の立ち位置をはっきりさせてあげるのです。


そうすれば感情のあばれ馬は暴れる必要がなくなってしまう。


そしてあなたの最も忠実な友となってくれるでしょう。



半人半馬の射手座の化身が言うんだから、嘘偽りない真実ですよ〜(笑)


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by viva1213yumiko | 2017-07-30 20:18 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

骨盤王国の物語


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スポーツクラブでピラティスのクラスに参加した時のこと。


クラスの参加者は40~50代の女性が多く、意識高い系の大人の女性ばかりが集まっていた。


あろうことかインストラクターの先生も同じ世代。


だからレッスンは同世代同士の気のおけない雰囲気になり、加齢に伴うあの手の話題で大いに盛り上がりました。


<二の腕のプルプルを解消するエクササイズ><下腹部をスッキリさせるエクササイズ><くびれを保つエクササイズ><バストアップのためのエクササイズ><二重アゴ防止のエクササイズ>


つまり「もう若いとは言えなくなってしまった肉体をこれ以上劣化させないため、どのように対策を講じて行くべきか?」というテーマに流れて行った訳です。


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インストラクターの先生はこう言います。


「骨盤底筋群が弱体化すると内臓が落ちてポッコリお腹になっちゃうんです。若々しい姿勢も保てなくなる。尿漏れの原因にもなっちゃうのよ。だからインナーマッスルが決め手なの。女と生まれたからには骨盤底筋群を鍛えなきゃ!」


女性特有の婦人科系の不調には<骨盤の歪み>や<骨盤の冷え>の解消が何より大切です。


赤ちゃんを迎え入れる、聖なるスペース<骨盤>


<骨盤>って女性のアイデンティティーにとって重要なパーツなんです。


<骨盤>には女の<要石>が存在するんですね。


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先生は重ねてこう言う。


「骨盤底筋群を弱体化させないこと。それが女の花道よ!」


<女の花道>・・・


ふふん、ナイスだわ。


なかなか良いこと言うじゃないの、この先生。


でも何? 一体何を「弱体化させるな」ですって?


<骨盤底キング>・・・?


はは~ん、なるほど。


どうやら骨盤に住んでる王様が、弱体化しちゃってるって訳なのね?


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骨盤の底に筋肉があっただなんて・・・


ましてや<骨盤底筋群>なんて込み入った名称があっただなんて・・・


私はその日その時まで、全く知りもしなかったのだ。


生まれて初めて聞いた言葉に大脳の言語処理機能は上手く働かずに、どうやら誤作動を起こしてしまったようだった。


ふ~む、<骨盤底キング>ねぇ。


それってつまり、骨盤王国に住む王様のことなのよね。



それは、脳の誤作動から得られた<深遠なインスピレーション>とも言えるでしょう。


私の空想はゆっくり目覚め、大きく羽ばたきを始めたのであります。


骨盤王とその王国の物語。


骨盤底筋群から覗く世界。


皆さんにもちょっとお聞かせしてみましょうか。



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骨盤の王国は、度重なる戦争ですっかり荒廃しておりました。


国中のあちこちに敵兵たちの残した銃痕が残り、殺戮と暴力の爪痕がそのままの状態でした。


多くの住民は戦下を逃れ祖国を捨てたので、骨盤王国に残っているのは逃げたくても逃げられない貧しい者や、年老いた者・病んだ者ばかりです。


側近たちは国を捨て亡命するよう王に促しました。


しかし王は、


「自らの力で荒廃した国土を蘇らす。それが余に残された使命じゃ。」


と、国の再建を誓いひとり城に残ったのです。


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王は破壊された王国のために、ひとりコツコツと種を撒き始めました。


傷だらけの大地の再生を願い、蘇りの種を蒔いたのです。


嵐や雷がやって来て、撒いたばかりの種をしばしば吹き飛ばしました。


それでも王は諦めず、いつかの日か王国が花園になることを夢み、また最初から種を撒き続けました。


土をおこし、雑草を取り除き、種を蒔きました。


水を引き、橋をかけ、道を整えました。


気づけば20年の歳月が経っていました。


泥にまみれ、血まみれ汗まみれで鋤を手にした王の姿は、まるで浮浪者同然です。


しかしその瞳の奥には、どんな者よりも美しく光輝いておりました。

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ある日のこと。


骨盤の底の沼地を訪れた王は、この暗くジメジメした毒気をどうすれば取り除けるものかと真剣に考えておりました。


考えに夢中になるあまりついうっかりと手を緩め、持っていた鋤を沼に落としてしまったのです。


鋤がなければ大地は耕せない。


骨盤王国再建の道が閉ざされてしまいます。


王は途方に暮れておりました。


するとこの世のものとは思えないほど美しい女神が沼から現れ、王にこう言いました。


「あなたが落としたものはなあに? この金の斧? それとも銀の斧?」


正直者の王は「違います。落としたのは鋤ですよ。ホームセンターで売ってるような普通の鋤」と、答えました。


骨盤王はとても庶民派だったのです。


王の誠実さを知った女神は大層感激し、骨盤王とその王国の祝福を約束しました。


そして<脊柱>と呼ばれる王国の聖地の<アライメント>を整えるとおっしゃいます。


女神は王国の聖地に息を吹きかけ、かすかな振動を送り込みました。


すると骨盤の底に溜まった淀んだ毒素が霧のように晴れ、眩しい光が差し込んで来たのです。


不思議なことにその光を浴びると、この20年間王が植え続けた種が一斉に芽吹き始め、みるみるうちに骨盤王国を緑でおおって行ったのです。

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次の春、骨盤王国に色とりどりの花が咲き揃った頃。


復興した骨盤王国に次々と帰還した国民の前で、盛大な戴冠式が執り行われました。


女神が現れたあの沼は、こんこんと清水が湧く癒しの泉として人々に知られています。


心と体を癒す伝説の場所と、たくさんの人が身を清めに集います。


その光景を見て王は満足そうに目を細めています。


王様は今日もまた、王国の修理に余念がありません。





追伸:

コンゴの鉱物資源紛争地では住民支配のため、兵士らによるレイプが日常的行われている。


彼らにとってレイプとは、安価で確実な武器である。


無差別レイプテロの標的となった女たちの身体。


それがどれほどの破壊を意味するか、あなたには想像出来るだろうか?


女を破壊すること。


それはつまり大地の破壊を意味している。


女性たちの三分の2までが性暴力の被害者という、ありえない事実がこの地球上に存在している。


その現実に我々はどう向き合うべきなのだろう?


骨盤王国再生のお話しは、そのような事実を知って生まれたもの。


人間の善意と愛とは、いつだって王国再建の原動力になり得るのだ。



女を修理する男








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by viva1213yumiko | 2017-05-29 15:03 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)

赤い靴

冬物の最終バーゲンも終わり、ブテックのショウウィンドウにも鮮やかな色彩が戻って参りました。

毎年それに刺激されるように、春物の明るい色の準備を始めたくなります。

あちこちひっくり返し、整理を始めて、むか〜し買った赤い靴を見つけてしまいました。

この赤い靴、もう捨ててしまおうかどうか、迷っている真っ最中の私です。

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  ♬赤い靴 はいてた おんなの子

   異人さんに つれられて 行っちゃった

   横浜の 波止場から 船にのって

   異人さんに つれられて 行っちゃった

   今では 青い目に なっちゃって

   異人さんの お国に いるんだろう

   赤いくつ 見るたびに 考える

   異人さんに 逢うたびに 考える♬



大正時代に発表された、野口雨情の童謡<赤い靴>

哀しげな曲調と共に、分けも分からず外国に連れて行かれた少女の姿に、赤や青の色彩が広がり、イマジネーションを喚起させる不思議な童謡です。

子ども向きの唄と言っていいのかどうか疑問視されるところですが、異人さんに拉致されてしまった女の子が、気の毒なような、羨ましいような・・・

エロスとロマンが入り交じり、甘く胸をくすぐるミステリアスな童謡でもあります。

この唄は「異人さん」だからロマンを感じるのであって、決してただの「ガイジンさん」であってはならないんですよね。

ガイジンさんならそこら中に溢れてて、もはや異人でも何でもなくなってしまった今日でも、心のどこかに郷愁を感じさせるようなそんな普遍性のある唄です。

友人Mはこの「異人さん」の事を、ずっと「良い爺さん」だと思っていたらしい。

だから外国へ行けてめちゃラッキーな子なのに、この曲のメロディがなぜ悲しげなのか不思議でしようがなかったそうだ。(笑)

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実はこの赤い靴の女の子は実在していたんだそうです。

明治35年7月15日生まれの岩崎きみちゃんという子で、北海道開拓民の生活の厳しさから函館の宣教師夫妻に養女に出された、かわいそうな境遇の女の子らしいのです。

野口雨情はこの実話からインスピレーションを得て詩を書いたと言います。

しかし実際には異人さんの国に行く前、当時の不治の病結核が判明し、きみちゃんは船には乗れなかった。

宣教師夫妻は東京麻布の孤児院にきみちゃんを預け、横浜から米国へと帰国し、結局彼女はわずか9才でこの世を去りました。

だから麻布十番の孤児院跡地にはきみちゃんの慰霊碑まで残されています。

「大正ロマンも案外、残酷さと表裏一体を成しているんだなぁ」と、つくづく思い知らされましたね。
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<赤い靴>はアンデルセン童話の物語にも登場します。

少女が靴屋で買った赤い靴を履くと、足が勝手に踊り出し止まらなくなります。

靴を脱ぐことも出来ず死ぬまで踊り続けるという、そんな呪いがかかってしまうのです。

恩ある老婦人の葬儀にも出られず、身も心も疲れ果てて、最後には呪いを解くため首切り役人に足を切断してもらうという、これもまた童話とは思えないほど残酷なお話しです。
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バレエ映画<赤い靴>は、アンデルセン童話をバレリーナの出世物語に置き換えた1948年制作の映画で、モイラ・シアラーというスターダンサーが主演し、当時としては画期的かつ実験的な素晴らしい映画でした。

去年この映画のデジタル・リマスター版を観賞し、その芸術性の高さに改めて感動してしまいました。

その時にもふと疑問に思ったのですが、女の子というものはなぜ赤い靴を履きたがるのでしょう?

いや、もっと正確に言うとすれば、女性はなぜ赤い靴のシンボルに惹かれてしまうのか?

ですかね・・・?

とにかく、得も言われぬ赤い靴の不思議な魅力にズームインしてみましょう。

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ご存知のように、赤い色とは生命力・情熱・炎の象徴です。

白の神聖さに対して赤は卑俗のシンボル。

大地に足をつけ、自分の運命を切り開いて行く創造性と自由を意味します。

女性にとって赤い靴とは、自分自身のアイデンティティそのものなんですね。

なまの生命力エネルギーの表現形態とも言えます。

赤い靴とは自分の価値や尊厳をしっかりと表現し、創造性を発揮する、お気に入りのものの事を意味するのかも知れませんね。

スポーツ・学問・芸術・教育・趣味・ボランティアなんでも構いません。

あなたが情熱を感じるものを象徴するのが赤い靴なのです。


また西洋では女性の靴は女性性器のシンボルでもあるので、赤い靴とは自分の女性性への自信・プライドの表現とも言えるでしょう。

だから自我に目覚める少女の頃に、赤い靴に惹かれるのは、当然と言ったら当然の成り行きなんですね。

赤い靴が意味するものは、女性にとって生きる上の手段でもあり、お気に入りではあるけれど、それと同時にどこか怖いものでもあるのです。

人生上のある段階、自我を確立して自分の道を歩む準備の頃に、少女は赤い靴を履きたくなるのかも知れません。

たとえ大人の女性であっても「なぜか最近赤い靴が気になってしょうがない」と言う人は、自分の魂が内側から何かを表現したがってると考えても構わないでしょう。


地に足をつけて人生を歩むためには、履きごごちの良い靴を見つける事が大切です。

自分だけの使命や目的地に導いてくれる、素敵な赤い靴・・・

あなたが持ってる赤い生命力で、踊るように人生を歩んで行きましょう。




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by viva1213yumiko | 2014-03-10 13:10 | オペラ・バレエ・映画 | Comments(0)

若葉萌ゆ

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5月のGWに入る頃、田園風景はみるみるうちに様変わりして行きます。

一斉に、ほんとに一斉に新緑が芽吹くからなのです。


高原地帯は春が遅い分、花も芽吹きも待ってましたとばかりに始まります。

田んぼや畑に目をやれば、桜も菜の花も、モクレンもレンギョウも、タンポポも水仙もチューリップも・・・

おしゃべりが弾む女学校の乙女たちみたいに、賑やかに咲き誇っています。

野山を見渡せば、春のパステルカラーは日に日に明るくトーンアップ!

ただそこら辺に買い物に行くのでも、華やかな気分を味わえて、生きてる幸せを感じます。


「春ってホルモンの調子が乱れるし、眠いばかりでどうも嫌い」とおっしゃる方に、是非この景色を見せてあげたいですね。

お花畑のあの世のイメージが広がる日本の田園風景。

この景色・・・

ハァ〜、癒されますなぁ・・・(桃色吐息)

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少し歩けば、もえぎ色の若葉が全身の細胞に新鮮な酸素を運んでくれます。

アキバ系オタクの造語に「萌え〜」っていうのがありますが、あれは<若葉萌ゆる>の「萌え〜」なんでしょ?

ちょっとエッチな思春期特有の言霊。

「萌え〜♡」

だけど自然界・植物界の思春期は、梅雨の合間のむせかえる暑さの頃って気がしますねぇ。

5月の今頃の新緑は、幼稚園から小学校低学年の子供達って感じかな?

1年間に平気で10センチも背が伸び、大人たちを矢継ぎ早に質問攻めにして困らせる、エネルギー全開のあの頃です。

GW中のこの時期、ほんの1週間程の短い期間に、園児のみどりちゃんたちはまるで合図を待ってスタートしたかのようにムクムク成長して来ます。

その生命力・成長力・調和力には脱帽してしまいます。

植物たちの成長エネルギーは、きっと我々にも何かインスパイアを与えるのでしょう。

新緑の季節を誰もが好きなのは、エネルギーのおすそ分けを頂けるからかも知れません。

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宇宙万物すべてのものは進化成長し、生きて行く宿命を持っています。

進化に適応出来ないものは、自ら滅びの道を歩くのみです。

たとえ人類が地球から絶滅したとしても、きっと植物界の連中は、何事もなかったかのように静かに繁殖し続けるのではないかと思いますね。

本当に、何事もなかったように静かにね・・・




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by viva1213yumiko | 2012-05-03 21:31 | 季節・行事 | Comments(0)

節分

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節分の祭りは、春の訪れと密接に関わっている。

冬が完全に去って春が訪れるちょうど境目の時期に、鬼たち(それは死者たちの魂のことを意味する)を呼び寄せ、それを送り出す儀礼を行う。

死者たちの支配する冬の世界から、あえて鬼たちを呼び起こし、そして追い払うことで春の訪れを確実なものにさせるという意味が隠されています。

つまり冬の寒さを掌握している鬼たちに、豊穣の象徴である豆を投げつけて、生命力エネルギーの甦りを願っているのです。



そう、豆は生命力の象徴。

鞘の中の一粒一粒に、偉大な魔力が隠れている。

年の数だけ豆を食べるのも、魔力を取り込みたいという人間の願望なのかも知れません。

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それにしても、節分でばら撒かれた日本中の豆が、ジャックと豆の木みたいにぐんぐん育ってくれたなら、CO2問題もすぐに解決するのだろうに・・・

高層ビルに暮らす人たちも、ご近所付き合いは豆の蔓をつたって上り下りしてみたり・・・

近未来的な、なかなかいい眺めかも知れませんね。




 

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by viva1213yumiko | 2012-02-03 20:08 | 季節・行事 | Comments(0)

ふゆの力

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冬、真っ盛りであります。

囁き声さえ凍りつきそうな、そんな山の大寒です。

古代の日本語の「冬=ふゆ」という言葉には、霊力が「ふえる=ふゆ」という意味が込められていたらしい。

自然界の霊力は、冬至を境にしてまた太陽の光とともに甦り、大地を活気づけ人々を幸福にします。


冬はそんな再生準備のための特別な季節です。

そこでは魂の浄化と再生が行われているのです。

太古の昔から繰り返される、根源的な営み。

あらゆる命が静かに熟成を待つ、聖なる時間。

冬は人の心を内面へと向かわせます。

精神の成長にはぴったりの時間だと言えるでしょう。


<春・夏・秋>と、人間にはあらゆる恩恵が、自然界からギフトとして贈られています。

だから冬の季節こそ、そんな太っ腹な自然界に感謝の気持を捧げ、彼らの声に聞き耳を立ててみなければなりません。

我々を養い育ててくれている偉大な自然を、リスペクトしなければならないのです。

それなのに・・・

畏敬の念を忘れて、驕り高ぶる現代人。


ふゆの力を忘れるものに、ふゆは猛々しく警告しているのです。

ふゆの力を知ってるものには、それは悲鳴に聞こえます。



 ふゆは静かに叫ぶんです。

 聞く耳を持つ人にだけ聞こえる小さな声で、

 ふゆは静かに叫ぶんです。

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by viva1213yumiko | 2012-01-20 23:05 | 季節・行事 | Comments(0)