大日向マルシェ

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田舎の道をドライブすれば、その地域の特産品を扱う販売所に必ず遭遇することになります。

もちろん那須にもその手の場所はいくつかあり、週末ともなると観光客で大にぎわい。

「ねぇ、この大根安くない?」

「え~、マジこの値段?」

「やっすい!信じらんない!」

「待ってて~、ついでにネギとトマトも買ってくぅ」

「私も家のお土産にしよ~っと」

てな感じの、やけに華やかな会話があちこちで飛び交い、野菜などみるみるうちに売れて行きます。


震災と風評被害で相当ダメージを受けたので、再び観光シーズンが到来し、そんな光景が見られるようになって個人的にも嬉しい限りです。

こういう大規模な生産者直売所にも是非足を運んで欲しいのですが、今回は国道脇の林の中に、こだわりの品々が集まる不思議で可愛い朝市のことを紹介しましょう。

観光ガイドブックで探しても見つからない、小さな小さなビオマルシェです。


このマルシェ、ローカルで小さな経済の循環と人とのつながりをテーマにしています。

無農薬・無化学肥料の農産物を中心にしたヨーロッパのような朝市を目指しているのだが、そのたたずまいは、なんというのかとっても<ゆるゆる>していて、スローライフ買い物編をまさに満喫出来るのです。

初夏から秋にかけての隔週土曜日午前中、目に付く建物も何も見当たらない林の中に、無農薬野菜や加工品・パンやお菓子を心を込めて作っている仲間達が集まって来る。

それぞれにテーブルや椅子を並べクロスを広げて、森の中に可愛い市場が出現します。

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ピーターラビットも買い物かごを持って訪れそうな、ほんとうに小さくて可愛いマルシェの出来上がりです。

しかし可愛く見えても中身はみんな本格派。

ものづくりに関しては、一過言ある職人風の出店者ばかりなので、スーパーマーケットでは決して手に入らないこだわりの食品を、旬の状態で購入することが出来ます。

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有機野菜の作り手本人から直接、食べ方・育て方を聞くことが出来るので、とても勉強になるし子供達の食育にも影響を与える。

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オーガニック雑貨やフェアトレード製品もあり、説明やうんちくを聞くうち、現代社会の経済システムの矛盾に気付いたり、ちょっとした文化学習の場にもなっているのですね。

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<土 カラ 生マレル 事ノ 繋ガリ>


主催の小山ヒロ子さんは大地を通して、人と人とが繋がる事、循環して行く事をメッセージとして伝えている。

このローカルビオマルシェをヨーロッパ並みに、日常的なものにして行くのが目標なのだとも・・・

木漏れ日の下、妙に気負いのない田舎のマルシェに、その可能性を感じました。

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ピーターラビットは森の市場であひるの八百屋・きつねのパン屋・やぎのチーズ屋さんに出会いました。

そして、買い物をするうちにお互いをよく知るようになりました。

それからは、違いを乗り越えて助け合う、よい仲間になったのです。

めでたしめでたし・・・



大日向マルシェ




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by viva1213yumiko | 2012-05-27 21:54 | 衣・食・住 | Comments(0)
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