ツールド那須高原

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あなたはサイクリング好きですか? 

自転車で風を切りスイスイ走るのはとても爽快で、このままどこまでも走って行きたくなりますよね。

けれどそれが50㎞、あるいは100㎞という長い距離だとしたらどうですか?

しかも標高差1254mの山の道を、ペダルで漕いで行くのだとしたら・・・


日曜日に<那須高原ロングライド>というサイクリングイベントが行われ、そんな事を平気でやっちゃう自転車フリークが集結し、那須のあちこちを1500台の自転車が凄い早さで駆け抜けたのです。

参加者は20㎞・50㎞・60㎞・100㎞の4つのコースのいずれかにエントリー。

一番距離の短いファミリーコースは子供でも参加でき、親子でのんびり田園を走れるのですが、その他のコースは学生の自転車部やサイクリング愛好会の人々が多く、皆さん本格的な装備といでたち。

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最もハードな<那須岳ヒルクライムコース>には、自転車ロードレースのプロチーム<宇都宮ブリッツェン>も参加していて、プロのかっこいいライダー達と一緒に走る事が出来るのです。

元F1ドライバーの片山右京さんもゲストライダーとして参加していました。

このヒルクライムコース、車で通っても必ず耳抜きが必要になる標高の道で、スタートから3時間は山を目指してただひたすらにペダルを漕がなければならない過酷なルートなのです。

これをやるって云うんだから、ロードレースライダー凄すぎる!!

汗だくになってなんとか登りきっても山は霧で視界が悪く、せっかくの展望もゼロ状態。

やっと下りに来てほっとするかというと、今度は風を受けて走るので体がどんどん冷えて来る。

空気抵抗を受けずに体力を温存するよう、仲間同士一団になって走るのが良いらしい。

飲み物や食べ物の補給の仕方にもコツがありペース配分が必要だ。

この競技は自然条件の知識と体力とテクニックと経験が必要な、静かでクールな大人のスポーツみたいですね。

欧州で盛んだと云うのも、何だか分かるような気がしました。

観客の立場になって見ても、みどりの野山を音もなく静かにたくさんの自転車が通り過ぎて行く風景は何とも美しく、農作業の手を休めて応援するお年寄りがたくさん。

その光景自体もかなり静かでクールで、とてつもなく大人でした。


那須町の町長さん自身も自転車愛好家で自らイベントに参加。

自分の担当する行政地区で、自分の趣味でもある競技イベントに参加してしまうなんて、なんとも羨ましい話しですね。

今回のイベントはレースではなく、規定の距離を完走するのが目標なので、プロの皆さんも何だか楽しそう。

彼らにしてみればちょっとしたトレーニングのつもりなのかもしれませんが、それにしてもすっごい早さ!!

100㎞を走るのに4時間かからなかったんじゃないかな?

しかも、休憩所でファンと写真撮影など軽くこなしながら・・・

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そうそう、コース内の15ヶ所にエイドステーションが設けられていて、それぞれでサイクリストに食べ物・飲み物を提供するのですが、それはまるで四国遍路のお接待みたいに見え、妄想癖の私に新たなストーリーを思いつかせました。



[那須高原ぐるり一周自転車巡礼の旅]


同行二人。 

田園の風があなたとお供します。

お寺や温泉の札所を通過し、ゆっくりと自転車で巡る新しい旅の提案。

町内各所に接待所あり。

スタンプラリー完成で祈願成就。 

招福万来。 

ご利益満載。


どうかしらこれ? 

受けると思います?




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by viva1213yumiko | 2012-07-09 16:02 | 季節・行事 | Comments(0)
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