慶応スローフードクラブの恒例那須訪問合宿であります。 キャンパス内で野菜を育てながら、食育、食文化体験、地域交流をテーマに活動している慶応スロークラブのメンバーは、有機農家渡辺家の田んぼでお米作りもしている。 田植え・草取り・稲刈り・脱穀と一年間の農作業の流れを、農家の手伝いを通じて体験する実習活動を行っているのです。 今回は一泊二日で田んぼの草取りと夏野菜の収穫がメインテーマ。 学生たちに仲間入りさせてもらいワイワイガヤガヤ、昔懐かしい農家の夏休みの雰囲気を堪能させて頂きました。 たわわに実る夏野菜たちが収穫を待っている。 収穫した野菜の泥を山から引いた冷たい水で荒い落とす。 熱中症予防のドリンクも冷やしてある。 ジャム用のブルーベリーを黙々と摘む女子班。 ブラックベリーも実っていた。 さすがはスローフードクラブ。 ご飯炊きなど手慣れたもの。 かまどで炊いたご飯はめっちゃくちゃ美味しいのだ。 野菜だけの水分で作った夏野菜カレーを全員で頂く。 学生たちの食べっぷりの良さにはビックリ! 見ているだけでも元気になる。 都会の若者たちは渡辺夫妻の指導のもと、皆生き生きとした表情で楽しげに農作業を手伝っていました。 自分たちで収穫した農産物を食卓に並べ、口に運ぶまでのプロセスがとても新鮮なのだそうだ。 食べものに興味を持ち出すと、自ずと流通や環境にまで意識が向き、どんどん視野も広がって行く。 スローフードクラブの活動経験からか、卒業後は食品関係の進路に進む者も多いとか・・・ 田舎の夏のごく普通の体験、ごく普通の食卓に感激出来るのはとても豊かな事だと思いますね。 私自身も田舎の祖母の家での夏休みを、時々鮮やかに思い出す事があります。 農家での夏休み体験が、若者たちの脳裏に豊かな記憶となってとどまり、<なくしたくないもの>というラベルの引き出しに、大切に整理される事を願って止みません。 豊穣庵
by viva1213yumiko
| 2012-08-09 13:20
| 季節・行事
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