トラとウマとが仕掛けた罠

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トラウマとは過去に体験した心の傷が癒されず、後々までずっと影響が残ってしまう状況の事を言います。

子供の頃に親から虐待されたなどの特別な経験でもしない限り「自分にはトラウマはない」思いがちですが、実はほとんどすべての人にトラウマは存在するのです。


トラウマとなるような出来事が潜在意識にインプットされると、我々は自然に無意識のうちにその情報に従って、考えたり行動を起こしたりします。

軍隊の命令システムと同じですね。

上官である脳の指示には逆らえないのです。

厄介な事に、この情報は自動的に自然な反応として出てくるので、これこそ心の本物の声だと思え、疑う余地がないのです。

確かに直感の情報ソースは頼りになりますが、心にトラウマがある場合、話しはちょっと違って来ます。

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例えばあなたが、夫婦仲の悪い両親に育てられたとしましょう。

父親は怒鳴り、母親は文句ばかり言ってる。

例えばそんな家庭です。

子供の頃、夫婦喧嘩のシーンをたくさん見て育ったら、あなたの脳は夫婦生活というものをこう認識し、潜在意識にインプットするはずです。

 [夫婦生活とはバトルの連続である]

ピピピ・・・カタカタカタ・・・保存完了


一度刷り込まれたトラウマ情報は、癒されない限り自動的に同じような状況を、あなたに作り出して来ます。

だから優しい男性が現われて自分に尽くしてくれたりすると「素敵な人だなぁ」と直感的に思っても、なぜか違和感があって退けてしまったりするのです。

逆に支配的で強い口調の男性の方が、父親のパターンから馴染み深く懐かしいので、違和感なく打ち解けるような気がしてしまうのです。

その父親がたとえお酒好き・ギャンブル好きで、甲斐性のない暴力男だったとしても、潜在意識に刻み込まれる情報には例外はありません。

 [父親=郷愁=アル中=暴力=ダメ男=異性=執着]

という検索結果が、脳の中から自動的に送り出されて来るのです。

そして、幸せになれそうもないと予感しつつも、情報通りにアルコール中毒やギャンブル中毒の男を選んで、運命の人だと勘違いしたりするのです。

これこそがトラとウマとが仕掛ける、隠された罠のカラクリであります。


ですからトラウマ(自分の心の傷)には、注意深くいて下さい。

そして遅かれ早かれ、いつかはトラウマと向き合わなければならない時が来るのだと知って下さい。

心の傷を認め、癒さない限り、あなたの人生は永遠に偽の情報に振り回されたまま終わります。

もしもあなたが現在行きずまっていて、けれども人生を前に進めたいと強く願うのなら、潜在意識を正しい情報に書き換える必要があります。

トラウマが仕掛けた隠れた罠を壊すのです。

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長い目で見たら、「人生は我々をより完全な人間にしようと促してる」と、そう思えるものですよ。

人生とは、完全な人間になるために、経験すべき事柄を、必要な人物を添えて、導いてくれているからです。


幸せを何に感じるかは人それぞれですが、最終的には人は幸福への道を淀みなく進めるように、上手く計画されているって気がします。

トラウマの声に行く手を阻まれ、無駄に遠回りしないように、お互いしっかりと歩いて行きましょうね。




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by viva1213yumiko | 2013-05-17 19:04 | 人生・霊性 | Comments(0)
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