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熟年離婚でリコンファーム

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最近私の周りにも熟年離婚するカップルが増えている。


なぜなのだろう?


どうせ分かれるならもっと若いうちに別れておけば良いものを、「どうして?」「今更なぜ?」ってご夫婦ばかり。


彼らの間に一体何があったんだろう?と、そう思わずにいられません。



ここ40年間で結婚歴20年以上の熟年夫婦の離婚は10倍にも増えたそうです。


以前は長年夫の態度に不満を抱いてた妻が、堪忍袋の尾を切らし三下り半を突きつけるパターンが多かった。


しかし最近では夫側から離婚したいと言い出すケースが急増しているらしい。


定年退職や子供の自立、親の介護など、環境の変化を機に「俺の人生このままで良いのか?」と、自問自答しちゃう人が増えてるようなのです。


でも長年連れ添った配偶者との離婚にはリスクもあるそうです。


ある調査によると、離婚しそのまま独身のままだった男性の平均寿命は、そうでない人と比べて10年ほど短いらしい。


離婚後孤独感に苛まれたり、金銭的苦境に陥ったり、子供や親類に迷惑をかけたり、思わぬ面倒が持ち上がって離婚を後悔するケースも多いと言う。


平均寿命が延びたおかげで人生の手持ち時間は大幅に増えました。


しかしその結果、迷いの数もその分だけ増えた。


人は年齢を重ねれば悩みから解放される、という訳じゃないんですね。


私も若い頃「大人になれば悩みなんか無くなるのだろう」と思っていたが、実際それはとんでもない大間違いであった。


ひとつ終わればまたひとつ。


人生は次から次へとあなたを追いかけ、解決すべき<テーマ>を放り投げて来る。


それを一歩ずつ踏み越えながらクリアして行かなければならない。


まるで<ロールプレイング・ゲーム>のように・・・です。


人が生きる意味とは何か?


それは多分、その<ロールプレイング・ゲーム>の中に隠れているに違いありません


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「結婚はハッピーエンディングじゃなくて、アンハッピービギニングや!」


心理学者の河合隼雄先生はこう仰っていました。


「愛し合ってる2人が結婚したら幸福になるという、そんなバカな話はない。そんなこと思って結婚するから憂鬱になるんです。じゃ何のために結婚して夫婦になるのかといったら、苦しむため、<井戸掘り>をするためなんや!」


これ、河合先生の自論だったみたいです。


「<井戸掘り>はとてもしんどく大変なことなんです。だから別にしなくてもいいのじゃないかと思ったりもする。でも結婚が不幸だ不幸だと嘆いて、人に迷惑をかけるようだったら離婚するのも一つの方法です」


と、離婚に対し否定とも肯定とも取れるような発言をなさる。



間違わないで頂きたいが、ここで離婚の良し悪しを言いたい訳ではないのです。


結婚生活を続けるのも解消するのも、どちらにもメリット・デメリットがあって、どうすべきかなんて他人が一概に言える権利はないと思っています。


では何が言いたいかというと・・・


私はあくまでも<霊的価値観>推奨派なので・・・


 「結婚というものを<男女の聖なる結びつき>と捉え直してみませんか?」


 「するともっと色々なものが見えて来るかも知れませんよ」


言いたかったのはつまりこういうことなのです。

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要はインスピレーションの問題なんです。


お見合い結婚でも恋愛結婚でも全く同じなのですが、男女が出会って結ばれるまでの間、普通では考えらえないくらいのインスピレーションに導かれているってこと、あなたは知っているでしょうか?


出会って恋愛し、結婚に至るまでの間、ふたりの深層心理や無意識の領域では、もの凄いレベルの情報が飛び交い伝達され合っている。


DNAレベルでデータのやり取りが行われているんですね。


潜在意識は結婚すべき相手をあなた本人より完璧にサーチすることが可能です。


なぜそんなことが可能なのか?


そしてなぜそんなことが必要なのでしょう?


それは我々がそれぞれに持っている、人生の<テーマ>に関わっているからです。



普段は特に意識する必要ないし、別に堅苦しく考えることでもないのですが、実は人は誰も皆、各自人生の<テーマ>を抱えて生きています。


それはあなたの魂がクリアしたがってる<お試し課題>と考えて良いでしょう。


あなたの成長のために極めて意味のある<テーマ>です。


でもその<テーマ>が一体何なのか、本人にはなかなか気づかれないよう、そう巧妙に仕組まれている。


つまりそこがミソなんです。


夏休みの自由研究みたいなものなんですね。


自分で考え、悩み、何とか<テーマ>を見つけ出さなければならない。


そうでなければあなたに実力はついて行かない。


人生の<テーマ>をクリアするため、ぶっちゃけ我々はそのためだけに生まれるようなものなんです。


だから結婚には各自の課題成就にぴったり見合った、それに相応わしい相手を無意識が選び出してくれている。


見えない力に任せ、見えない力で結ばれた相手と、見えない力で繋がって、必然的に寄り添って行く。


人生の流れは経験すべき事柄へ、必要な人物を添えて導いてくれている。


それが<男女の聖なる結びつき>です。


結婚なさってる皆さん。


あなたはこのことに気づいていたでしょうか?


こんなこと言うと例の<赤い糸伝説>みたいに聞こえるでしょうか?


「少女趣味なこと言ってるんじゃない!」と叱られちゃうかな?


でも<赤い糸伝説>は、それはある意味「全く正しい」とも言えるんです。


切磋琢磨を繰り返し、最後まで逃げずに<井戸掘り>をやり抜くには、単に惚れた腫れただけの相手では絶対に務まらないからです。


深層意識のレベルでお互い<井戸掘り>に合意した相手でなければなりません。


そういう意味でもよくよくご縁のある人じゃなければ結婚は成り立たない。


そんな相手を<運命の人>と呼ぶ以外、一体何と呼んだら良いのでしょう?


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この人生をリアルに生き、様々な体験を積み重ね、自分だけに課せられた秘密の<テーマ>を明るみにする。


私たちがこの世に生きる理由には、そういう目的があったのです。


ある人は与えられた才能を発揮するという<テーマ>を持っているかも知れない。


ある人は社会への貢献という<テーマ>を持って生まれたかも知れない。


ある人には精神や肉体の鍛錬という<テーマ>が与えられてるかも知れない。


ある人は良き家庭人という<テーマ>をこなしているのかも知れない。


「全結婚の1/3は過去生の因縁である」  本山博 心理学者  


と、こういう説だってあるくらいです。


配偶者との間の因縁解消という<テーマ>で今の相手と結婚した人も、思いのほか多いのではないかと思います。


理想の霊的パートナーシップとは、お互いに完全体の二人が相互作用を引き起こすことなんです。


私たちには「完全な人間になる」という課題が課せられている。


そしてその実行の助けになる関係を引き寄せるようになっている。


これはもう理屈ではないんですね。


そのようになっているのだからしようがない。



我々は所詮、この宇宙の中の小さな粒子みたいなもの。


<生老病死>も<離婚>も<結婚>も、自然界の枠組みは、全て宇宙の法則が牛耳っている。


何事もそれに逆らっては進んで行かないのです。





結論としてひとつだけこう言いたいのです。


熟年離婚・・・


結局それも最終的に悪い体験とはならないでしょう。


なぜならあなたはその経験を通じ、人生のリコンファーム(再確認)が出来るからです。


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by viva1213yumiko | 2018-06-13 14:17 | 人生・霊性 | Comments(0)
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