2018年 10月 16日 ( 1 )

創造的な培養期間


「新月・満月の時期になると必ず体調不良になる」


エネルギーに敏感な人たちはそう言ってる人が多い。


かくいう私も、過去に何回かそうした体験があります。


新月や満月になると、頭痛がしたり動機がしたり。


たまに脈が飛んだりもする!(驚)


エネルギー酔いで睡眠リズムも乱れ、意図しないのに終日ベッドで過ごす羽目になる。


そして狼みたいに遠吠えしたり・・・(嘘)


月のエネルギーに触発されて、少しだけ<ルナティック>になってしまうという訳だ。(笑)



だから対策を講じるため、あらかじめ手帳には月齢の予定日時を記しておく。


女たちが生理周期の予測を立ててレジャーを計画するのと同じだ。


重要度の高い用事は、なるべく新月満月を避けてスケジュールを立てている。


でもまあ仮に乱調となったところで、2~3日もすれば大概収まるレベル。


だから今まで特に大げさに考えることはなかった。


でも今回だけは、ちょっと何かが違っていたのです。


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先月は次々と大きな台風が列島を通過し、北海道では大地震があり、全国的にエネルギーは荒れ模様だった。


そんな状況の中で、この私自身も<乱調状態MAX>という一ヶ月を過ごしていた。


食べられないし、眠れない。


おまけに眩暈で頭グラグラ。


身体の不調だけならまだしも、脳内のエネルギーまで麻痺してしまって、全くもって始末に負えなかった。


TVもラジオもネットも受け付けず、情報収集機能は完全にシャットダウン。


脳の中に住んでる誰かが、工場ストライキを企てたんじゃないだろうか?


まるで脳の初期設定が変わり、新しい神経回路に繋がるような感じだ。


とにかくそんな状態だったので、文章を書くことなんて全く不可能。


本を開く気にならず、文字を追うことも叶わず、アイデアは砂漠のように枯れ果て、私は役に立たないボロ雑巾のようだった。


つまり、行き詰まってしまっていたのだ。


知ってますか?


創造のプロセスには痛みが伴うってことを・・・


何かを創り出す時には必ず<産みの苦しみ>があるものですが、その時間というのはもの凄〜く孤独なんです。


もの創りをする時に必ずついて来る、あの<暗闇の時間>


これがねぇ~


なかなか手強いんですよねぇ〜


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チクセントミハイという高名な心理学者が、クリエイターの思考プロセスを研究した結果、彼らのほとんどが<準備><培養><ひらめき><評価><精錬>の5つの段階からなる創造的プロセスを踏んでいると判ったんだそうです。


この中の<培養>というプロセスに注目して下さい。


<培養>とは、進行中のプロジェクトからしばらく離れる段階のことを指します。


準備段階で培った知識が消化され、アイデアが無意識にまとまっていく過程を意味するんですね。


創造のプロセスは数日から数年の<培養期間>を経て、やっと次の<ひらめき>の段階に達するのだそうです。



「はは〜ん、なるほどね」


と、私は思いました。


イモムシは蝶に変身する前、サナギの中でドロドロになる。


イモムシは美しい蝶になるために、自分自身を一旦解体し、液状化してしまうのです。


イモムシ本人にとっては、何が起こっているのか、これから先どうなるのか、さっぱり理解出来ないはずです。


イモムシとっては晴天の霹靂。


まさしく<暗闇の時間>です。


でもその時間こそが、最も大切な<培養期間>にもなっているのです。



ちょっと<ルナテック>だった先月の私。


多分思うに、私の脳みそはこの1ヶ月間、相当な液状化現象に見舞われていたに違いありません。


それはそれでそれなりに、大切な<培養期間><熟成期間>だったんじゃないかと、今となってはそんな風に思うのです。


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「あんたスピリチュアルに関心あるんだから、創造的アイデアも宇宙に注文して引き寄せちゃったら良いじゃない」


もしかするとあなたはそう思っているかも知れない。


しかし精霊の世界の住人が、創造的アイデアを太っ腹にバンバン与えてくれるかと言うと、なかなかそういう風には行かないんですよね。


「創造性を与えて下さい」と神頼みしても、多分無駄に終わるでしょう。


力の限り考える → 行き詰まって止める → 忘れた頃に解決が来る


神様はこの一連のプロセスを通過した人間を、やっぱり<えこひいき>してるんですね。



「ひらめきがやって来るのを待ってはいられない。棍棒を持って追いかけるしかない」


作家のジャック・ロンドンはそう言ったらしいが、その言葉は全く正しいんです。

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創造性について研究したある科学者の説によると、「高度に創造的」と区分される5歳の子供は実に98%にも達するのに、15歳に成長する頃には「高度に創造的」な子供の割合は12%まで激減してしまうという。


家庭や学校教育のほとんどは「型にはめる」ことを目的としてます。


非創造的な学習のせいで、子供達の創造性は確実に失われてしまう。


大変もったいないことですよね。



「子供は誰でも芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ」


ピカソはそう言ったらしいが、この言葉もまた全く正しいと思われます。


創造性とはこの世にないものを創り出す作業のこと。


智慧と力と愛のある、豊かで美しいものを創り出すことです。


人類は常により良いものを創るために、様々な犠牲を払ってその理想を追い続けて来ました。



私たちは誰もが、目に見えない世界から<ひらめき>を受け取っています。


そしてそれをこの世的な味つけで表現する。


それが創造性というものです。


見えない世界ってエネルギーに満ち満ちた創造性の玉手箱です。


宝石のようにキラキラと無限のインスピレーションが散らばっているのです。



スティーブ・ジョブスの名言に、こんなのがありました。


「創造性とは物事を結びつけることだ。創造者たちにどうやって事をなすのか訊いてみると、彼らは幾分罪悪感を感じるものだ。彼らは実際に何かを行ったというより、ただ何かを見たにすぎないからだ。しばらくするとその何かは彼らとって明白になるようだ」


ほらね?


<ひらめき>っていうのはそういうものなんです。


さて、<培養期間>を終えた私の脳はこれから一体何を生み出すのだろう?


液状化しちゃった脳みそよ。


神経回路に根付いたアイデアの種たちよ。


あなたたちはいつ頃どんな形で生まれて来るの?


まだ見ぬ創造性の子供たち。


どうか大きく育って欲しい。


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おまけ : 雑誌紹介記事



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by viva1213yumiko | 2018-10-16 17:27 | おとぎ話・こぼれ話 | Comments(0)